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展望:土曜の中山芝は超高速馬場。直線の追い風が強く、差し馬も届きやすい馬場でした。開幕週ということで前有利だと思われそうですが、ここは差し馬を中心に考えます。
◎10.アスコリピチェーノ前走・マイルCは前にいたマスクオールウィンが内にヨレたことで進路がなくなり、本馬も内へ斜行する形に。大きくブレーキが掛かりながらも、最後は2着に浮上。今年の牝馬クラシック路線のレベルの高さを再認識させられました。不利ありで1.32.8なら力は上位。3着ロジリオンも関屋記念で4着と力を示しています。前々走・桜花賞は道中はステレンボッシュより前に付けていましたが、4角で外に膨れたことで先を越されてしまいました。最後は差を詰めているだけに、4角でのロスが痛かったものの、1.32.3で走破しているならこちらも優秀。3走前・阪神JFでは課題だったスタートを決めて中団から。並びかけてきたコラソンビートを競り落とし、内からステレンボッシュが迫ってきても抜かせない底力を見せています。スタートの悪さはもう問題なさそう。55.5キロは背負わされましたが、とはいってもこれまで55キロで好走しているだけに大丈夫でしょう。力を出し切れるかどうかだけ。
○2.ディスペランツァ前走・関屋記念は出負け。最内枠で外から被されて後方まで下がりました。直線では馬場の中程に出して上がり3位の32.8秒は使えています。4F通過47.7秒のスローで展開が向きませんでした。前々走・マイルCも出負け。中緩みが大きく前有利の流れでした。本馬は直線で進路が開かず、内にモタれたタイミングで進路が狭くなる不利がありました。3〜4角でも手綱を引く不利があったと鞍上が述べており、力を出せなかったと見るのが妥当。3走前・アーリントンC時の五分のスタート。外差し馬場だったので、内枠を危惧しました。実際、外に出すまでに手こずっていたので不利だったと思いますが、本馬は終い10秒台で差し切りました。想像以上の強さでした。4走前の1勝クラスでは余裕の手応えで差し切りましたが、このレースは2着マイネルティグレが2勝クラスを突破しており、ラップ的にもハイレベル戦でした。古馬の壁はありません。日曜の中山は追い風が強くなるので、本馬の届く展開になると見て。
▲8.サンライズロナウド前走・関屋記念は行く気を見せず後方から。なかなか進路が開かず、シッカリと追い出したのは残り200m付近から。そこからの脚色は凄まじく、3着ジュンブロッサムを上回っていました。前々走・チェアマンズスプリントプライズは出遅れ。後方のまま終わりましたが、海外遠征なので参考外でも。3走前・阪急杯は3F通過33.9秒のハイペースでも、重馬場で差し馬の切れ味が削がれる馬場。内をロスなく回ってきたとはいえ、0.1秒差の3着と力のあるところを示しました。4走前・シルクロードSは伸びないインを通して差してきました。勝ったルガルは好騎乗もあって破格の強さだったとはいえ、2着馬とは0.3秒差で高い実力を示しました。力は相当なものを持っているので、あとは届くかどうかだけ。こちらも直線の追い風を味方にして。
以下は無印の馬について。
1.カテドラル前走は得意舞台の小倉。5F通過57.5秒の超ハイペースで、後続も速かったようで差し決着になりました。直線のインが良く、外を回す競馬はやや不利だったとはいえ、似た競馬をしたロングランやニホンピロキーフは4.5着と頑張っています。得意舞台で通用しなかった以上はここも狙いが立ちにくくて。3.キャットファイト気性面の難しさが残る馬。前走・桜花賞は内目を先行。引っかかっており、4F通過46.3秒のハイペース。外差し馬場でもあり、力を出せませんでした。前々走・アネモネSは最内枠。他馬が内を避けていましたが、本馬だけはインをロスなく回ってきました。2着テウメッサ、3着メイショウヨゾラの追撃を封じて勝利。この日は馬場読みが難しく、基本は外差し有利でしたが、内を通した馬も来ていたので、こなせれば内も悪くはなかったか。3走前のフェアリーSは外枠の差し馬が恵まれる特殊なラップでしたが、ほぼ逃げの形で0.3秒差。当時のメンバー相手にここまで負けているようでは古馬重賞で足りるかどうか疑わしくて。4.ディオ前走・関屋記念は4F通過47.7秒のスロー。元々上がり勝負にも強い馬で、位置取りにも恵まれて2着を確保。前々走・米子Sは前も残れる展開・馬場。本馬は前目からよく差してきており、好内容の2着でした。鞍上は「少しペースが遅かった。外枠でもあったしね」と述べていました。2戦連続でトゥードジボンの2着になります。3走前・ダービー卿チャレンジトロフィーは鞍上が「このクラスとなると、タイトなローテーションが応えたのかもしれません。なかなか上がっていけませんでした」と述べていました。前々走の東風Sよりも時計を落としている以上、力を出せなかったのでしょう。今回、中3週になりますが、使い詰めではないので問題はなさそう。4走前の東風Sは800m通過45.9秒のハイペース。馬場の良い外目に出して快勝でした。持ち時計もあり、馬場や展開問わず堅実なタイプ。安定した先行力を生かして頑張ってくれそうですが、今回に関しては差し馬に妙あり。5.ショウナンマグマ速い上がりは使えない逃げ・先行粘り込みタイプ。前走・巴賞は洋芝でチャンスありそうでしたが、押しても行けず。インの好位でロスなく運べましたが、伸びきれませんでした。前々走・都大路Sは3F通過が35.4秒と速くなかったのに位置を取れず。先行力に陰りが見えるような臨戦過程は大きな不安。今回はマイル重賞で、他に行きたい馬もいるため、前に行けるかどうか。行けたとしても粘れるかはかなり疑わしくて。6.エエヤン前走・マイラーズCは鞍上が「馬が怒っていました」と言うくらい酷く折り合いを欠いてしまいました。ハイペースにもなったので度外視。前々走・ダービー卿チャレンジトロフィーは3F通過こそ35.5秒と遅めでしたが、中間ラップが全て11.5秒以内の全く緩みない厳しいラップ。かなり長く脚を使っての大逃げで、0.1秒差は評価して良いでしょう。それ以前はハイペースに巻き込まれる競馬が多く、ほぼ展開不利。昨年の毎日王冠は残り100m付近で止まりましたが、馬券内までありそうな見せ場十分の競馬でした。得意の中山マイルに戻れば変わってくるはずですが、今回は差し馬に妙ありで。7.キタウイング前走・クイーンSは鞍上が「今までと違ったイメージの競馬をというお話をいただいていた」と述べていました。中団から運び、3.4角の位置も悪くありませんでしたが、ズルズルと後退。両前脚を落鉄していたそうですが、落鉄だけが原因とは思えない惨敗でした。前々走・ヴィクトリアマイルは五分のスタートから下げてインの後方。直線もインを突いてロスなく乗れました。それで1.1秒差の11着では現状、古馬オープンの壁は高くて。9.エアファンディタ前走・カシオペアSは5F通過57.6秒のハイペース。終いまでよく伸びていますが、少しエンジンが掛かるのが遅くなったのが痛かった。これに関しては60キロが影響したのでしょう。鞍上も「ある程度位置を取ろうとしましたが、この斤量もあって促し通しでした。最後にエンジンがかかってくれましたが、60キロが応えましたね」と述べていました。前々走・ポートアイランドSは出負けして後方から。4F通過48.1秒のスローを後方からよく追い込んできて3着確保。終い11.7秒と失速したところで猛追しました。ここも60キロを背負っていたので評価できる敗戦です。32秒台の高速上がりを使える馬で、京都競馬場リニューアルの恩恵を受ける馬だと考えていました。そのため、今回は中山コースがカギ。また、約10ヶ月振りの長期休養明けもカギで。最終追い切りはサフィラに遅れていて。11.ジューンオレンジ前走・マーメイドSはアリスヴェリテの大逃げがあって超ハイペースでしたが、2番手以降も速かったようで2着以下には差し馬が台頭。先行したのは展開不利で、度外視でも良さそう。前々走・メイSは出遅れて後方から。1800mで上がり最速をマークできたことには驚きました。高速持続戦で前が残る展開になったので言い訳の利く敗戦。3走前・谷川岳Sは4F通過46.8秒とまずまずの流れ。前が残る中、ここも上がり最速33.9秒で2着とはアタマ・アタマ差の4着でした。今ならマイル辺りがベストそうですが、ここは相手が強くて。12.オーキッドロマンス前走・パラダイスSは東京Dコースの内空け馬場で先行馬有利でした。先行力を生かして逃げ切りましたが、3F通過は35.5秒と遅く、勝ち時計も1.21.1と平凡。どこまで評価して良いかは疑問で。前々走・葵Sはインの好位。前が残ったレースでしたが、本馬は失速して0.8秒差10着。問題は1600mへの対応。ペースが遅めならギリギリ持ちそうなラップでは走れていますが、ここは古馬相手の重賞で楽な戦いはできなそうで。13.セルバーグテンの遅い逃げ馬ですが、今回は武豊騎手が騎乗。これは期待が膨らみます。1800mの方が逃げやすいですが、ベスト距離はマイルだと考えています。マイルだと中緩みを作らなくても粘れる強力な逃げ馬になります。前走・中京記念は内のテーオーシリウスが譲らず、あまりにも長く競り合い過ぎました。3F通過34.3秒は速すぎるので度外視できますが、むしろ押していけば34.3秒ちょっとで通過できるかと分かりました。前々走・エプソムCは11.5秒前後が続く高速持続戦。縦長馬群にしたことで前有利になったという判断。テンが遅い馬なので、大外枠で前が壁になることなく逃げられたのが良かったと思います。残り400m付近で捕まってからもしぶとく粘っており、3着とはわずか0.1秒差。3走前・新潟大賞典は内枠で躓いて出遅れ。1000m通過付近から先頭に取り付く無茶な競馬に。度外視で構いません。3走前・小倉大賞典は1000m通過57.2秒の超ハイペース&大逃げ。同型のホウオウアマゾンは出遅れましたが、フェーングロッテンは押していました。馬場の内側が復活していたので進路面の不利はほぼなく、残り50mまでは先頭を死守。同型オーキッドロマンスの出方次第。逃げの名手がどんな手綱さばきを見せてくれるか。今回、前で残す可能性ならこの馬を推奨したいところです。14.ドルチェモア前走・ダービー卿チャレンジトロフィーは大外枠。ややスタートが悪く最後方から。他馬が避けていた内をスルスルと進出していきましたが、直線は伸びず。前々走・東京新聞杯は戦前から「今回はためる競馬をテーマに調教を進めて、走りのバランス、前向きさは徐々に改善しています」と述べていました。出遅れて最後方から。ロスなく回って直線もイン。伸びかけてはいましたが、終い甘くなっていました。3歳以降、良いところが全くなく、買える要素がなくて。15.タイムトゥヘヴン出遅れ癖のある馬。前走・関屋記念に関してはほぼ五分に出て後方へ。上がり32.9秒は使っていますが、後方から脚を使っているのはほぼいつものこと。前々走・エプソムCも五分に出ましたが、すぐに下がって後方から。縦長馬群になり、差せない流れだったとはいえ、伸びませんでした。3走前・ダービー卿CTはスタートでヨレる形になって出遅れ。終始、インにこだわる競馬をして6着まで浮上しました。末がしっかりしているので大崩れの少ない馬ですが、馬券内に絡むには工夫が必要。その点、3走前のイン突きは良かったはずです。それで馬券に絡めていないようでは、ここも着拾いまででしょう。16.コラソンビート前走・桜花賞は4F通過46.3秒のハイペース。加えて外差し馬場だったので先行馬不利でしたが、それ以前の負け方。鞍上は「1600メートルはちょっと長かったですね。前走の1400メートルでもギリギリでしたし、うまく折り合えればと思っていましたが、前走以上に噛んでしまって……」と述べていました。前々走・フィリーズレビューは3F通過33.8秒のハイペース。絶好の最内枠でロスなく回ってきました。逃げたエトヴプレが終い12.0秒と止まってはいますが、脚色が同じに。1.20.2の好時計で走っており、1400mまでならかなりの実力を備えています。3走前の阪神JFは最後に脚色が鈍りました。マイルの古馬重賞では買いにくくて。
L2は後半2F・ラスト2Fを意味しています(Lはラストの「L」になります)。2Fまとめて24.0秒などと記すこともあれば、12.0-12.0のように1F毎に記す場合もあります。L5やL4も同様です。
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