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◎9.テイエムリステット未勝利勝ちも余力あるラップで勝ち上がり、力を示しましたが、1勝クラスの1.23.5が破格。良馬場での持ち時計ナンバーワンです。3F通過34.0秒のハイペースを先行して上がり最速の37.4秒をマーク。最後は流していただけだったので、オープンまで行ける逸材でしょう。前走は3F通過35.5秒のスローペースでの逃げ。他馬が追い出している中、こちらは追い出しを待つ余裕があり、追い出すと終い12.6秒で逃げ切りました。まだ余力十分で、ここもクラスの壁はないでしょう。道悪がカギですが、重馬場のデビュー2戦目では出遅れて上がり36.4秒をマーク。前残りの中、後方から3着に食い込んだのだから問題はないでしょう。勝ち馬は2勝クラスで3着している実力馬。芝のスピードにも対応できるので、むしろ望むところかもしれません。勝ってオープンへ。
○1.タイセイブリリオ中京ダートは道悪になると内枠有利になりやすく、芝スタートの1400mも例外ではありません。内枠からタイセイブリリオを推奨します。前走は3F通過33.6秒の超ハイペース。早めに位置を押し上げて、その後、仕掛けるのも早すぎたように思います。止まっても仕方ありません。前々走は福島ダート1150mの外枠。戦前から外々を回されて脚を失うという負けパターンを危惧していましたが、その嫌な予感が的中。3F通過34.2秒のハイペースの中、外から早めに位置を押し上げようとしては止まります。ノーカンにできる敗戦です。3〜5走前の内容から3勝クラス上位は明らか。3歳時にはダート1400mでドンフランキーの3着があります。芝ではマイルでも4着しているだけに守備範囲でしょう。また、芝も走れるスピードがあるだけに超高速ダートもプラスに働きそうです。ここ2戦の敗戦で人気が落ちるようなら俄然狙い目。内枠もプラスになるはずで。
他。10.ローズスター:前走は3F通過35.9秒のスロー。不良馬場でこれはあまりにも遅い。スタートが遅く最後方からになりましたが、むしろ追走が楽になりました。上がり34.1秒という鬼脚で差し切る寸前の2着。今回、これだけのスローにはなりそうもありません。追走しつつ、前走のような脚を使えるかは半信半疑。半分は信じているので、直線だけで差し切る可能性も。14.グッドウッドガイ:前走は出負けして後方から。ローズスター2着のレースで3F通過35.9秒のスローにドハマリしました。前々走は敢えて控える形で運んで差し切り勝ち。3走前は出負けして中位から。3F通過33.5秒のハイペースで、終い13.3秒と前が止まったことで差し切りました。控えて結果を出してきているだけに、今回、どういう競馬をするかがカギ。控えると外を回されてしまいそう。出していく競馬がベターでしょうが、1200mで連勝しただけに、今、1400mで時計勝負に対応できるかもカギで。4走前の持ち時計はメンバー最速ではありますが、当時は超が二度付く位の高速ダート。メインの1900m戦で1800mのような時計が出た日でした。16.フェルヴェンテ:前走は転厩初戦。陣営は「前走はフレグモーネで1カ月ほど完全に休ませる期間があった」と述べており、度外視は可能な一戦だったか。前々走は3F通過34.4秒のハイペース。36.2秒の上がり最速で差し切りました。このレースは相手が強く、2着ハードワイヤード、4着カセノミオは3勝クラスで2着の経験があります。力は評価しているものの、高速ダートの外枠は不利。今回外を回されてしまいそうで。
L2は後半2F・ラスト2Fを意味しています(Lはラストの「L」になります)。2Fまとめて24.0秒などと記すこともあれば、12.0-12.0のように1F毎に記す場合もあります。L5やL4も同様です。
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