【ご注意】予想の転載はお控えください
出馬表に予想印が反映されますが、よろしいですか?
※注の印は反映されません。
※既に予想印を入れている場合は上書きされます。
出馬表に印を反映しました。
※結果・成績・オッズなどのデータは、必ず主催者発表のものと照合しご確認ください。
お気に入り登録が完了しました。
この予想家が予想を公開した際に通知を受け取りますか?
お気に入り登録を解除します。
お気に入りの解除に伴い、通知、自動購入の設定も解除されます。
展望:新潟芝は内空け馬場。向正面の内も悪化しつつあるので、スタート後に馬場の良いところを走れる外枠がベターでしょう。ただ、アリスヴェリテの大逃げが濃厚で、馬群はバラけそうです。アリスヴェリテはここ2戦、超高速馬場の京都とはいえ、1分57秒台で走破しており、自分の分だけ走れば残せるはず。相手には恵まれやすい大逃げの2番手に付けられる馬がベター。前目に付けつつ、速い上がりを使える馬でなければ、ライトバックやキングズパレスらの後方待機の馬に差されるでしょう。
◎8.アリスヴェリテ前走・マーメイドSは5F通過58.3秒のハイペースの大逃げ。L2は12.0-12.5と失速はしていますが、1.57.2の好時計で逃げ切りました。前々走は5F通過56.8秒ともっと速いペースでの大逃げ。L2は12.4-12.8とこちらも失速していますが、1.57.8の好時計で逃げ切り勝ち。今回、直線の長い新潟コースということで甘く見られそうですが、ここ2走同様に自分の分さえ走れば、勝ち負けできるはず。陣営も「自分の形ができていますし、ここも自分との戦い。スピードを生かした競馬を」と述べています。柴田裕一郎騎手に戻ることと、53キロに斤量が増える点がカギですが、これは前々走と全く同じ条件です。
○12.レッドラディエンス前走・七夕賞は大逃げの縦長馬群。後ろ過ぎると届かなかった印象で、本馬はほぼベストポジション。キングズパレスの一列前に付けて、差を縮めさせませんでした。前々走・メトロポリタンSは5F通過60.5秒と平均的に流れました。3番手から上がり最速をマークして2着を確保。3着シュヴァリエローズは次走・目黒記念で2着、4着ショウナンバシットは札幌日経オープンで1着。今振り返ってみると相手も強かったので、評価して良い2着でしょう。前走内容から力上位。前走で同斤量だったキングズパレスよりも今回は1.5キロ重くなりますが、本来は先行馬で、2番手に付けつつ速い上がりを使える馬です。対抗評価。
▲3.ジューンアヲニヨシ前走・目黒記念はやや出が悪かったですが、最内枠からリカバー。中団を確保できました。直線は伸びかけたところで前がどん詰まりになる致命的な不利。まともなら上位争いしていたであろう手応えだったのでノーカンでオッケー。前々走・烏丸Sは2.22.6の超好時計で勝利。ペースが速かったにもかかわらず、L2が11.4-11.4の余力ラップだから恐るべし。1勝クラスはL5の58.2秒を後方から差し切っており、長く良い脚を使えるはず。前走で人気が落ちるようなら俄然、狙いたい馬。陣営は「前回は駐立が悪くて出遅れ。ポジションが後ろになって、直線も進路がなくなってしまいました。中間はゲート縛りを。もう問題ないと思います」と前向き。前々走は3F通過33.8秒でしたが、4番手の本馬もそれなりに速いラップで通過しています。こちらも大逃げの2番手候補として評価します。
△11.エーデルブルーメ前々走から福永祐一厩舎に転厩。前走・マーメイドSはアリスヴェリテの大逃げ。本馬は外枠でスタートが良くなく、後方から。早めに位置を押し上げる川田将雅騎手らしい競馬。最後まで伸びてはいますが、アリスヴェリテに2馬身及びませんでした。前々走は外差し馬場になっていた阪神。外枠からほぼバイアスに沿った競馬をして差し切りました。近走はスタートが悪かったり外枠だったりで位置を取っていませんが、初角まで948mもあるこのコースなら外枠から位置を取りやすいはず。新潟外回り芝2000mは過去2度走っていますが、ともに位置を取っています。川田将雅騎手なら前走でアリスヴェリテを捕まえられなかったことの対策を練っていそうで、位置を取る可能性が高いと見て押さえます。
以下は無印の馬について。
1.ゴールドプリンセス前走・天皇賞(春)は中団に位置取り、道中はあまり外に出すことなく上手く回ってきました。直線だけ外へ。伸びてはいますが、相手が強すぎました。前々走・松籟Sは道悪で差し馬の切れ味が削がれる馬場でしたが、本馬は道悪が得意。相手も格下で、力の違いを見せました。力は足りると思っていた3走前は寄られる不利があったにしても伸びきれず。重賞では雨の助けが欲しいところですが、日曜は良馬場まで乾きそうで。2.ライトバック前走・オークスは折り合い面の危うさを理由に無印に。序盤はかなり折り合いを欠いていましたが、途中からは折り合って3着確保。控える競馬ならもう問題なさそうです。前々走・桜花賞はやや出負け。こちらも後方で上手く脚を溜められました。どうして人気がないのか不可解だったくらいに力はある馬で、3着に驚きはありません。3走前・エルフィンSも出負け。直線は先に抜け出したスウィープフィートを差し切りました。L2が11.2-11.4の余力ラップで、当時の京都の馬場を考えれば非常に速い。今年の牝馬クラシック路線は超ハイレベル。52キロなら力は十分に足りるはずです。ただ、今回も折り合いに専念するために後方待機策でしょう。もし、ある程度出していく競馬を試したとしても、折り合いを欠く危険性が高くなります。届かない方にベットする価値はあると考えて。4.シンリョクカ前走・福島牝馬Sは15番枠でしたが、勝ったコスタボニータの外目の良いポジションを確保できたように思います。3角で前の馬に躓いて落馬。まともなら上位はあったか。前々走・中山牝馬Sは3F通過が37.4秒という超スロー。外差し馬場でしたが、それを警戒した騎手らがスローにしたものでしょう。直線で伸びない最内を突いたのは、逃げたコンクシェルが外目に出せていたことを踏まえればやや不利。3走前・日経新春杯は3F通過33.7秒の超ハイペースを先行した時点で終了。ただ、ここで先行したことが中山牝馬Sに生きたという印象です。4走前・エリザベス女王杯は枠・位置取りが不利。5走前・府中牝馬Sは内にモタれて伸びきれず(モタれるのは癖で、中山牝馬Sもモタれていました)。6走前のオークスは外を回されっぱなし。2着と0.3秒差の5着なら好内容です。力あるところは示しました。力自体は足りる馬で、位置も取れる馬ですが、新潟の外回りではモタれ癖が気がかり。また、上がり面で印を回した馬よりも一枚劣っていて。5.ファユエン前走・小倉記念は超高速馬場でレコードタイムが出ました。ハイペースすぎて差し馬有利だったと思いますが、後方から伸びきれず。前々走・マーメイドSはアリスヴェリテが5F通過58.3秒の大逃げを打ってくれたことで展開が向いての4着。3走前・新潟大賞典は外差し馬場を警戒してか、1000m通過61.6秒のスローに。後方から伸びないインを突いて6着。鞍上は「荒れた馬場は苦にしないので、内を突く選択をして、最後はいい脚を使ってくれました」と述べていました。馬場悪化や展開の助けは必要でしょう。6.アスクワイルドモア脚部不安で1年4ヶ月振りだった前走・スレイプニルSは「じっくり乗り込んできた。ジリッぽい面があるので、今回はダートに」と悪くないコメントが出ていました。後方から早々に馬群から離されてしまい、タイムオーバー負けに。休み前から惨敗が続いており、今回は様子見が妥当。7.セレシオン前走・関越Sは出負け。3角終盤から外目に出していきました。5F通過58.3秒でしたが、超高速馬場すぎて前もなかなか止まらず。1.2着とは内外の進路差か。本馬もレコードに0.1秒差だから良い競馬をしています。前々走・弥彦Sは外差し馬場の新潟。内枠でしたが、早めに外へ。そのまま馬場の良いところを通して突き抜けました。3走前・湾岸Sはキングズパレスの一列前で運び、4角ではほぼ並走する形でハナへ。外のキングズパレスの方が伸びそうでしたが、こちらが内だったこともあり、差し返しての2着。キングズパレスとはほぼ五分と見て良さそうで、斤量が1キロ低い分、こちらが有利か。力自体は足りるはずですが、差し馬で今回は展開不向きになると見て。9.キングズパレス前走・七夕賞は5F通過57.3秒の超ハイペース。五分のスタートから控える競馬に。縦長馬群になった場合、後ろ過ぎると届かない現象が生じますが、本馬は前にレッドラディエンスを置く形のベストポジション。鞍上も「ペースが速く、勝ち馬と自分の位置がちょうど良かったです」と述べていました。レッドラディエンスと同じ上がりを使っていますが、少し外を回した分、差が縮まりませんでした。前々走の新潟大賞典は外差し馬場でしたが、それを意識してか、あまり行きたがる馬がおらず、1000m通過61.6秒のスローペースに。外枠からそのまま外を回してよく伸びてきました。3着ヨーホーレイクは次走で鳴尾記念を好時計で勝った実力馬。ヨーホーレイクは内枠の不利がありましたが、これに0.2秒差先着しているのだから重賞でも力は上位。3勝クラスは展開面の不利があったり相手が強すぎたりして上手く噛み合いませんでした。こちらも力は評価していますが、ライトバック同様、後方からが濃厚で、今回は届かない方にベットします。10.バラジ前走・目黒記念はスローに加えて、ペースアップも遅くほぼ3F戦に。残り200mでは先頭でしたが、流石に切れ負けする形で0.4秒差の8着。前々走・メイSは出遅れた時点で終戦。上がり3位の33.7秒は使いました。3走前・金鯱賞は1000m通過58.4秒の超ハイペースに巻き込まれるような形で、外を回ったことも厳しかったと言えます。一瞬は脚を使いそうでしたが、残り200mでパッタリと止まりました。4走前・毎日王冠はそれなりに伸びて0.7秒差でしたが、速い上がりを求められては厳しい。5走前・新潟記念は前が壁になりました。進路を切り替えてからはメンバー1の伸び脚で差してきました。6走前の目黒記念もマクりが入ったことで先行馬に苦しい流れでしたが、0.4秒差に踏ん張っています。どこかで穴をあけると考えていますが、今回は相手強化。もし大逃げの2番手を確保できても、使える上がりの数字に懐疑的で。アリスヴェリテの大逃げ、本馬が離れた2番手、その後ろが更に離れるという展開になればあり得そうですが、そうはならなそうで。
L2は後半2F・ラスト2Fを意味しています(Lはラストの「L」になります)。2Fまとめて24.0秒などと記すこともあれば、12.0-12.0のように1F毎に記す場合もあります。L5やL4も同様です。
この予想家をお気に入り登録する ※予想が公開されると通知が受け取れます。
お気に入り登録済み ※予想が公開されると通知が受け取れます。