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◎1.アクイローネ
中京競馬場は深夜の大雨で、芝はかなりの馬場悪化が予想されます。
中京芝2200ｍの多頭数は、JRA屈指の差し有利なコースになります。馬場が悪化していても、このレースの前に芝は1Rあるだけなのでインは使えるでしょう。また、高松宮記念の日はインの見た目が明らかに悪そうでしたが、それでもインが伸びていた通り、馬場造成の変化によってインは良い状態が続くだろうと予想しています。
アクイローネの前走は5F通過58.8秒のハイペース。後方から差してきて、1.59.0の超好時計で走破しました。この時計で走れるなら未勝利では力が上でしょう。
陣営は「後方から大外を回り、長くいい脚。馬場さえ良ければ前走くらい走れると思っていた。天気が鍵になるが、引き続き期待」と述べていますが、それ以前のレース内容を見ても、重馬場以前の問題のように思います。
グァンチャーレ✕ステイゴールドという血統面からは道悪はむしろプラスに出そうで、前走は単にようやく良さが出てきたのだと判断します。
前走通り回って来られれば。

○8.テイクザクラウン
こちらはサトノクラウン産駒で、道悪は得意そう。
鞍上のミルコ・デムーロ騎手も道悪競馬が得意としています。
長く良い脚を使える馬で、差しの決まりやすいこの条件で崩れる危険性は低いと見ます。
3走前は2400ｍだというのにL2が11.4-11.4の余力ラップに。早めに位置を押し上げた分、終い甘くなりましたが、0.2秒差の惜しい競馬をしています。

他。
12.ベルノレイズ：前走はダート。ブリンカーを着用しました。前々走は直線で挟まれる不利があったとはいえ、伸びませんでした。速い上がりを使えないタイプなので道悪は良さそうですが、ブリンカーを着用したことで位置を取るはず。力的に抜けているならまだしも、内枠の差し馬を狙いたいコースで。
16.ブラックルチル：前走は新潟内回り2000ｍで1.59.9で走破。良い脚で差してきました。こちらも速い上がりを使えないタイプなので道悪や2200ｍはプラスですが、外枠すぎてロスある競馬を強いられそうで。ただ、ベルノレイズよりはこちらを推したいところです。

L2は後半2F・ラスト2Fを意味しています（Lはラストの「L」になります）。2Fまとめて24.0秒などと記すこともあれば、12.0-12.0のように1F毎に記す場合もあります。L5やL4も同様です。