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中京競馬場は深夜に60ミリ程度の雨が降ったそうで、前日から馬場傾向は一変しているはずです。道悪の中京ダート1800ｍは内枠先行有利が強くなります。

◎14.ヤマニントレモロ
骨折で長期休養明け。
ここ2週の追い切り内容が少し軽すぎる点、14番枠で軸にすべきか少し悩みましたが、乗り込み量自体は豊富で、また、3キロ減なので外からハナを奪える可能性も考えて本命を打ちます。
前走は京都ダート1900ｍで、L4は51.7秒。走破時計も良く、このメンバーなら上位の力を備えているはず。
初戦はL4が49.7秒の余力ラップになったメッエフアパラ戦。内から伸びず、7着に終わりましたが、一杯追いばかりで良化途上だった模様。2戦目の前には「時間がかかりそう。使いつつ良くなれば」と述べていました。
3戦目の前走でようやく動けるようになったのだと判断します。
追い切りは11本乗り込んでおり、10本までが馬なり。これはもう仕上がっているからここ2週は軽めにしている可能性が高い。
逃げがベストですが、前走のダッシュ力を見る限り、最低限、先行はできそう。
成長分も加味すれば、先行馬として力最上位の可能性も少なくないと見て本命を打ちます。

○4.ワーキングアセット
前走は躓き気味のスタート、前々走は出負けしましたが、ハナから行く気を見せず後方に待機しました。リカバリーしようと思えば出来ていたはずで、今回は内枠先行馬として評価します。
不良馬場だった前々走はL4が49.6秒で、L2が12.2-12.3の余力ラップになりましたが、本馬は1000ｍ通過手前から位置を少しずつ押し上げており、好走するためには相当長く良い脚を使う必要がありました。
位置を押し上げたことですでに長い脚を使わされてしまい、残り200ｍで脚が上がったのは仕方ありません。
芝を使っていた馬なので、スピード勝負は望むところでしょう。相手として信頼します。

他。
2.ダブルジャッジ：ブリンカー着用。坂井瑠星騎手の進言があったそうです。これで行きっぷりは改善しそうですが、このメンバーで逃げられるかは微妙。前々走は重馬場でしたが、その割には時計・ラップ平凡で、道悪でのパフォーマンスに疑問。
7.ファセット：前走は1400ｍで先行しているだけに先行力は高い。2〜4走前は全てL4が51秒台のレースで、どれも大きくは負けていません。幸英明騎手は中京ダートで外を回しやすいのが気がかり。良馬場なら外を回す競馬でも良いのですが、道悪だとタイトに乗って欲しいところで。ただ、逃げてしまえば問題はないので、次点評価。ワーキングアセットを信頼する以上、相手を増やす必要はないという判断で。
16.メイショウオオコ：外枠の差し馬にとって今回の雨は致命的。前走はすぐに最後方まで下がっており、さすがに後方が濃厚。道悪では届かないと見ます。

L2は後半2F・ラスト2Fを意味しています（Lはラストの「L」になります）。2Fまとめて24.0秒などと記すこともあれば、12.0-12.0のように1F毎に記す場合もあります。L5やL4も同様です。