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◎3.セッテイロクセッテイロクの前走・小倉ダート1000mでの勝ち時計58.0秒は、1〜3月開催の小倉で4番目に当たる好時計。未勝利戦に限れば、当然、1位の数字です。1勝クラスでは58.0秒よりも速いレースが2つありましたが、共に重馬場。セッテイロクは稍重でこの好時計をマークしているだけに、1勝クラスも突破できると考えるのが妥当でしょう。新馬戦はジョーローリットがL2を12.4-12.2でまとめて逃げ切った加速&余力ラップ戦。4着に0.6秒離されての5着ですが、勝ったジョーローリットは先週、2勝クラスを逃げ切り。2着ガビーズシスターはその後、ダートで2戦2勝。3着同着ペイシャニットは3戦目で勝ち上がり。3着同着ミルミナーヴァは訳ありの敗戦続きでしたが、5戦目では2着に1.9秒もの差を付けて大差勝ちを収めました。全て強い馬に負けただけで、本馬も6着には4馬身差を付けています。今回は同型が少なく、前走で逃げた馬は11.バッファローライズくらい。ラップやレース映像を見る限り、セッテイロクの方が速いので、ここも逃げて残せる可能性が高い。また、斤量もセッテイロクが51キロで、バッファローライズは56キロ。斤量面からもセッテイロクが逃げる可能性は高いと言えるでしょう。
○1.スイッチオンセッテイロクがすっ飛ばすことで付いて行く組が厳しくなりそう。相手には差し馬狙い。スイッチオンは函館ダート1000mで届かず。前走は札幌ダート1000mに替わって差しが届いたパターンです。この前走は連闘でしたが、プラス14キロ。陣営は「太め残りでモタモタしていた」と述べています。今回は中1週である程度絞れてくるでしょう。最内枠ですが、スタート後にどうせ最後方付近まで下がるので特に不利にはならないはず。前走は3F通過35.0秒に留まりましたが、今回、34秒台半ばで飛ばしてくれれば、より届きやすくなるはずです。カップッチョも本馬と近いタイプで怖いことは怖いですが、こちらの方が速い上がりを使える点を評価します。
他。4.ヨドノゴールド:非常に安定した成績。先行力も安定していますが、差しの決まりやすい札幌ダート1000mでは4戦して3着が2回。2度大敗しています。函館ダート1000mは7戦して馬券を外したのは2回だけ。やはり函館がベターでしょう。5.ミニマルデザイン:初ダート。テンはそれなりに速い方です。母は中央ダートで1勝。ストロングリターン産駒はダートの方が好成績です。466キロなら牝馬としては馬格がある方。一発あり得るとは思いますが、初のダートスタートは躓く等の失敗例が少なくなくて。また、セッテイロクが速いので、外の2番手になるか、バッファローライズに被されてもっと位置を悪くする危険性も。一発を警戒するなら押さえておいても。ただ、おそらく人気になりそうで。11.バッファローライズ:函館ダート1000mで逃げていた時は34秒台後半から35秒台。そんなにテンは速くないはず。4走前の中山ダート1200mでは3F通過33.5秒のハイペースで逃げていますが、出ムチまで入れて強引に逃げた形です。今回、出ムチを入れてハナを奪おうとしてくるのが怖いですが、おそらくは11番枠、外の番手で落ち着いてくれるのではないかと考えています。控えて良さが出るとは思えません。逃げられない逃げ馬は消します。
L2は後半2F・ラスト2Fを意味しています(Lはラストの「L」になります)。2Fまとめて24.0秒などと記すこともあれば、12.0-12.0のように1F毎に記す場合もあります。L5やL4も同様です。
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