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◎7.リラボニート前走・メルボルントロフィーはL5が57.6秒で、L4は45.7秒、L2は11.4-11.4と、3歳戦としては相当優秀なラップでした。0.4秒差4着は高く評価。前々走は勝ったクランフォードがお化けだっただけ。進路を切り替えながら最後にグイッと伸びて2着を確保したのは高く評価できます。3走前もハイレベル戦での0.3秒差負け。L1が11.4の余力ラップ戦でした。なお、この時の3着馬マイネルティグレは2勝クラスも突破しています。未勝利戦では橘Sを制したガロンヌを撃破。ここ3戦は相手が強くて負けているだけなので、ここは単勝が狙い目。34秒台前半の脚があるなら決め手は上の方です。
○9.ミッキースピネル前走は既走馬相手にいきなりの勝利。2馬身差の楽勝でした。この前走は、2着だったシャーリーゴールドを本命にしてウマい馬券に出すか迷ったのですが、ミッキースピネルが追い切りで抜群に動いていて、消すに消せず、買っても配当が確保できないと考えて見送りました。出負けして後ろからになりましたが、3.4角ではかなり外を回りながら進出。直線は楽な手応えのまま、あっさりと突き抜けました。L2は12.6-11.8の加速ラップで余力も十分。決め手があるので、リラボニートが負ける可能性があると見ます。
▲5.パルクリチュード前走時に陣営は「輸送で体を減らしたり、ハイペースに巻き込まれたり、なかなか噛み合っていませんが、帰厩後の乗り込みは順調です。滞在競馬でこの悪い流れを断ち切れれば」と述べていました。マイナス8キロと馬体を減らしたのは誤算だったのではないでしょうか。それでも前走はエラトーがL2を11.3-11.3でまとめた余力ラップ戦。函館芝の中距離で余力ラップが出たのはこのレースだけだったのでレベルの高さは評価して良いでしょう。本馬は終始、外目を回されるロスも響きました。3着とは0.2秒差と差のない競馬はできています。他、陣営が述べている通り、馬体減やハイペースが敗因。5走前は1.32.2という超好時計で走破しており、フラワーCでも3着に来ている通り、1勝クラスではさすがに力が上です。今回、陣営は「輸送後にレースと勘違いしたのか、カイバを食べませんでしたが、今は450キロまで回復」と述べています。走れる態勢にあるはず。強い3歳馬も前走より減るので、もう一度期待します。
他。2.トレミニョン:前走は陣営が弱気ということで評価を下げましたが、2着に好走。新馬戦では1勝クラスで3着が2度あるティンクを差し切っているので、1勝クラスでは通用すると見ていました。ただ、今回、メンバーが強化されます。2勝クラスまで行けるであろう馬に印を回しているつもりなので、力的にどうか。前走はロスなく乗れています。6.エリカエスティーム:未勝利勝ちは1.33.5秒の好時計での勝利。L5の58.4秒も中山としては速く、力は確かでしょう。前走は4F通過46.5秒のハイペース。出遅れて控える競馬になりました。3.4角でかなりの外を回されるロス。最後は良い伸び脚で差してきていただけに、ロスが響いたという印象です。前々走・エルフィンSはL2が11.2-11.4の余力ラップ。当時の京都は時計が掛かっていたのでハイレベルだったと判断しています。0.2秒差3着なら上々の結果でしょう。力ありますが、陣営が「今回は良化途上です」と明言しています。良化途上で勝負になるほど相手も楽ではなくて。4.ウインルピナス:前走は5F通過62.2秒のスローで逃げながらもあっさりと捕まりました。馬場に脚を取られて無理をしなかったそうですが、前走で「成長力に欠けるのではないか」と疑問視した馬。前走の内容では今回、狙いは立ちません。
L2は後半2F・ラスト2Fを意味しています(Lはラストの「L」になります)。2Fまとめて24.0秒などと記すこともあれば、12.0-12.0のように1F毎に記す場合もあります。L5やL4も同様です。
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