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◎7.ゼンダンスカイ
前々走はL2が11.9-11.9とダート良馬場としては破格の好ラップ。
逃げたものの、45秒付近でマクられる苦しい競馬に。インの4番手付近まで位置を下げましたが、直線はインから盛り返す形で、3着とアタマ差の4着でした。厳しい展開を考えると高く評価できます。
前走は5F通過60.4秒とかなり速くなりました。2番手から3着に残したのなら十分に強い競馬をしています。1.2着馬は1勝クラスでは上の3歳馬でした。本馬も現級上位の3歳馬だと言えるでしょう。
逃げられそうな組み合わせ。差しの決まりやすい札幌ダート1700ｍなので、なるべく遅い流れで運べれば。差す競馬にも回れるタイプなので、控えてもオッケー。

○12.オルゴーリオ
前走が初戦でしたが、馬なりでスッと先行。
L2は11.9-12.0。良馬場とはいえ、上がりの出ていた日でしたが、未勝利戦としては優秀な数字。4馬身差の圧勝で、勝ち時計の1.24.8も優秀です。余力十分のラップなので、1700ｍを苦にする可能性は低い。
ダート馬としてかなり高い素質を秘めていそうで、武豊騎手なら上手く差してきてくれるでしょう。前目から速い上がりを繰り出せると見て高く評価します。

※他の人気馬の実力微妙で、馬連一点で仕留められると判断しました。ゼンダンスカイの方の単勝は、他の券種のオッズから3倍台になりそう。4〜5倍付くようなら押さえておいても。

他。
3.オメガインペリアル：初ダート。このコースの内枠は不利。父キングマンは芝向きの種牡馬で、馬格は460キロ台。買いたいレベルにありません。
9.ドッピアーコ：1400ｍに短縮して初勝利。L2は12.4-13.1で、本馬も終い13秒前後掛かっています。1800ｍや1900ｍは凡戦ばかり。前走は超が付くほどのハイレベル戦で、5着でも水準級にありますが、あくまでも1400ｍ。タフな札幌ダート1700ｍで買いたい水準にありません。
14.リュクスドレフォン：ダート中距離では1勝クラス上位の力を持っています。ハイペース耐性は高く、前々走は5F通過が60.6秒。2着に残したのは立派ですが、L2は13.2-12.7で、12.7秒は7馬身ぶっ千切ったポッドロゴが加速ラップにしたもの。本馬は終い14秒近くまで失速しているはず。今回、印を回した2頭はポッドロゴ級か、それに近いレベルにあるという見立てで。

L2は後半2F・ラスト2Fを意味しています（Lはラストの「L」になります）。2Fまとめて24.0秒などと記すこともあれば、12.0-12.0のように1F毎に記す場合もあります。L5やL4も同様です。