まぐの予想

11R
函館記念 GIII
7月14日(日) 15:45 函館 芝2000m
予想印
1サヴォーナ(1人気)
2オニャンコポン(8人気)
4グランディア(4人気)
5サンストックトン(9人気)
6リカンカブール(11人気)
8プラチナトレジャー(15人気)

【ご注意】予想の転載はお控えください

買い目
券種・買い目 組み合わせ・点数
馬連流し
1
相手
2456
4通り 各1,500円
馬連通常
18
1,000円
ワイド通常
12
3,000円
合計 10,000円
払い戻し・収支
払い戻し金額 0円
収支 -10,000円
レース結果
着順 馬番 馬名 人気
1 12 ホウオウビスケッツ 3人気
2 4 グランディア 4人気
3 9 アウスヴァール 14人気
4 1 サヴォーナ 1人気
5 8 プラチナトレジャー 15人気
6 15 チャックネイト 6人気
7 5 サンストックトン 9人気
8 6 リカンカブール 11人気
9 16 マイネルクリソーラ 10人気
10 10 トップナイフ 2人気
11 11 アケルナルスター 13人気
12 14 ハヤヤッコ 12人気
13 2 オニャンコポン 8人気
14 7 エミュー 16人気
15 3 エンパイアウエスト 7人気
16 13 デビットバローズ 5人気

払戻金

単勝 12 
720円 3人気
複勝 12
4
9
300円
300円
1,390円
3人気4人気15人気
枠連
  • 2
  • 6

1,750円 10人気
馬連
  • 4
  • 12

4,310円 15人気
ワイド
  • 4
  • 12

  • 9
  • 12

  • 4
  • 9

1,850円
9,170円
6,440円
17人気89人気77人気
馬単
  • 12
  • 4

8,040円 28人気
3連複
  • 4
  • 9
  • 12
122,110円 333人気
3連単
  • 12
  • 4
  • 9
579,230円 1,780人気

※結果・成績・オッズなどのデータは、必ず主催者発表のものと照合しご確認ください。

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見解

【全頭解説付き】先行馬・差し馬・マクる馬の枠順がカギ……!

函館芝2000mは初角まで475mもあるので、ペースが流れやすいコース。
函館芝1800mで行われる巴賞は内枠先行有利になりやすいので、関係性が低いのが特徴。過去10年、巴賞で1.2着だった馬は14頭いて馬券絡みがゼロ。買うなら負けた馬が狙い目です。
例年通り、人気が割れていて混戦模様。
今年はインの馬場状態が良く、内枠の差し馬を狙います。週中の全頭診断段階でかなりの馬が残りましたが、全部買ってはいられません。外枠にマクれるアケルナルスターやマイネルクリソーラが入ったので、ペースが緩んでもこれらが動いてペースを引き上げてくれそう。
内枠の差し馬をグルーピングして購入します。

 

◎1.サヴォーナ
4歳世代の中では高く評価している馬。
本命を打った前走・天皇賞(春)は出遅れからリカバリーして好位へ。直線入口では馬券内もありそうでしたが、ペースが速かったこともあり、差し馬勢に交わされて6着。ペースを思えば十分に強い競馬をしてくれました。
前々走・阪神大賞典は3.4角での手応えが悪く、前から離されてしまいました。直線は盛り返してきましたが、6着まで。どうも馬場が悪くなっていたのが響いたそうです。
良馬場ならやれるでしょう。陣営も「良馬場で走らせたい」と述べており、今回はそれが叶います。
先行・差し自在で、今回はG3ということで相手弱化。人気が割れているので、上位人気だからと嫌う必要はないでしょう。
本命。

 

○2.オニャンコポン
前走・巴賞はマクったアケルナルスターの後ろから追いかける形に。この馬もかなり外を回されました。アケルナルスターを交わせそうで、差し返されたのは少し物足りませんが、巴賞で差し損ねた馬なので本レースでパフォーマンスを上げてきそう。アケルナルスターよりも内枠を引けたのはプラス。
前々走・メイSはまさかの先行策。鞍上の菅原明良騎手は「勝ちにいくならこの競馬しかないと思いました」と述べていました。スローだからこそ先行できた面はありますが、逃げたシルトホルンをきっちり捉えたのは評価。
本来、差し馬で、エイシンフラッシュ✕ヴィクトワールピサなので時計の掛かる馬場もプラスでしょう。あり得ると見ます。

 

▲4.グランディア
立ち回りの上手い馬。
前走・エプソムCは外枠から内目に潜り込んで距離ロスを防ぎました。足りないと思っていたので、3着とタイム差なしの6着は想像以上にやれました。
前々走・スピカSの日は直線の追い風が強力で、差しがよく決まっていました。道中は内目で、直線で外に持ち出す好騎乗。進路がスムーズでない中、狭いところを割ってきたのは結果的に強かったのでしょう。2着マイネルモーントはオープン入りしています。
3走前・常総Sは道中インで、直線は前の馬をさばいて3着。L5が58.2秒と水準以上のレベルにあったレース。上手く乗って少し足りなかったという印象ですが、勝ったボーンディスウェイがオープンでもやれているだけにこの馬もオープンでやれるのでしょう。
内枠が欲しかったので、今回の4番枠は良いところでしょう。

△5.サンストックトン
洋芝は得意としている馬。
前走・巴賞は五分のスタートから後方待機。3.4角で外に出して上がり最速を使いました。この手の巴賞で届かなかったタイプは函館記念で狙い目でしょう。前走時、陣営は「毎年、夏は具合がいい馬」だと述べていました。
前々走・福島民報杯はマクってきたカレンルシェルブルのインで立ち回りましたが、最後に狭くなった分の6着でしょう。スムーズなら掲示板内はあったように思います。
昨年の五稜郭Sは出遅れ。マクって苦しい展開を強いられたアケルナルスターをクビ差捉えきれませんでしたが、上がり最速を使って捉える寸前まで行きました。3.4角でかなりの外を回されたことを思えば強い内容です。
続くSTV賞はトップハンデを背負いながらプラチナトレジャーとマイネルクリソーラに先着して勝利。
力上位で55キロも恵まれました。

 

☆6.リカンカブール
前走・大阪杯は「大歓声が初めてで気持ちが高ぶり、ゲート裏でパニックに。発汗し、レース前に体力を消耗しました」と鞍上が述べていました。スタートが悪い面がありますが、15番枠から位置を取れたのは好材料。
スタートが安定しないということで嫌った前々走・中山金杯は、スタートを決めて位置を取りに行った津村明秀騎手のファインプレー。本馬はまだ余力あるラップ・勝ち方でした。完勝。
3走前・チャレンジCはスタートひと息で最後方から。届かなくて仕方のないレースでした。
4走前・西宮Sは出遅れて後方から。5F通過57.6秒の超ハイペースになり、展開向いてはいますが、上がり33.8秒をマークしての差し切りは強い。鳴尾記念3着のエアサージュを差し切りました。
今回は控える競馬で問題ないので、上手く脚を溜めて回って来られれば。

 

☆8.プラチナトレジャー
前走・メイSは位置取り勝負になった側面がありますが、グリューネグリーンに終い完全に伸び負けているのはマイナス。
前々走・福島民報杯は追い出しを待たされる羽目になり、スムーズだったら勝っていた可能性もあります。リフレーミングと差のない競馬ができているなら足りそうで。
3走前・京都記念はインをロスなく回り、直線で外に持ち出しましたが、相対的に他馬より内を通ったことで少し不利だったかもしれません。
3走前の甲斐路Sは大逃げがあり、上がり34.6秒での勝利。福島民報杯を勝ったリフレーミングに勝った点は評価できます。
リフレーミング比較からここでも通用しそうな気配があり、55キロも恵まれたところでしょう。大穴候補。

 

以下は無印の馬について。

 

3.エンパイアウエスト
前走・パールSは5F通過61.9秒のスローを2番手から。もう少し楽に勝ってほしかったところですが、差しの利きやすい馬場だったので仕方ない面はあるか。
前々走・野島崎特別は1.58.2の好時計勝ち。2着に下したシランケドは先週、2勝クラスを0.7秒差で圧勝しました。
重賞でも通用の力はありますが、今回、先行馬不利になりそうで。
7.エミュー
後方一手なので前走・巴賞よりは向く条件でしょう。
前走・巴賞は後方のまま終わりました。やや前有利だったので言い訳も利かなくはないですが、差し・追い込み馬も上位に来ているレースで伸びきれないようでは。
前々走・福島牝馬Sは落馬の影響を多少受けてエンジンを掛け遅れたという話ですが、大きな影響はありませんでした。後ろからは不利で、上がり最速はマークしました。
3走前・中山金杯は鼻出血発症で度外視。
時計が掛かって、後方待機がハマればあり得ますが、現実的には厳しい。
9.アウスヴァール
3勝クラス勝ちの難波Sはかなり骨っぽいメンバーが揃っていましたが、5F通過59.9秒で離し逃げに持ち込めたのはかなりの幸運で、完全に展開が向いての勝利でした。そのため、オープンで苦戦するだろうことは目に見えていました。
前走・鳴尾記念は5F通過58.7秒のハイペースを2番手からになったとはいえ、完全に失速して大敗。逃げたバビット、3番手追走のディープモンスターはもっと粘れているので、あまりにも物足りません。
前々走・都大路Sは1000m通過59.8秒のマイペースの逃げを打てましたが、直線は早々に後退。レース上がりの33.6秒は速くなりすぎたとはいえ、あまりにもあっけない敗退でした。
現状、重賞では厳しそうで。
10.トップナイフ
昨年の札幌記念は超豪華メンバー。スタートが悪く、控えてインに潜り込みました。馬場の悪いところを苦にせずスルスルと進出して、3角では早くも先頭に。プログノーシスには4馬身千切られましたが、3着に3馬身差を付けたのは強い内容でした。
デクラレーションオブウォー産駒らしく、タフな馬場は全く苦にしない模様。今年の函館記念はさほど馬場が悪化していないので、札幌記念の再現ができそうもないのが難点。クラシックでは力が足りなかったので、札幌記念は馬場・展開に恵まれたと見るべきか。仕上がりは良好だという話です。
11.アケルナルスター
ステイヤーズSではマクりに期待して本命を打った馬。マクることなく惨敗に終わりましたが、距離が長かったという話です。
前走・巴賞は5F通過59.9秒で、前も残れる流れでした。マクったことで3.4角ではかなりの外を回されましたが、よく3着まで差してきたなと驚きました。やはり洋芝は走ります。
3走前の福島記念はマクる競馬。マクった分、終いに伸びを欠いて5着止まり。陣営によれば、福島までの輸送でイレ込みがキツかったという話。今回は滞在競馬なのでもっと走れるでしょう。
3勝クラス勝ちの五稜郭Sは本馬がマクったことで差し有利の展開に。本馬はかなり長く良い脚を使えています。
2000mに延びるのは歓迎でしょうが、今回は外枠。外からマクる競馬をしてきそう。ペースを引き上げてくれるのを願います。
12.ホウオウビスケッツ
前走・巴賞は5F通過59.9秒での逃げで、そのまま逃げ切りました。2馬身差は完勝。
前々走・東風Sは800m通過45.9秒のハイペースを2番手から。直線も伸びないインを通していたので、強い3着だったと評価しています。
3走前・東京新聞杯も800m通過46.1秒のハイペース。道中はインに入れる岩田康誠騎手らしい騎乗。「進路取りを失敗したかな。内をそのまま突けていれば2着はあったと思う」と述べていた通り、惜しい3着でした。
3走前の中日新聞杯は、夏負けで目標としていた毎日王冠を避けて放牧に出すという中間のアクシデント。陣営も「気持ちの面で休み明け感がある。一番良かった前走に比べるとひと息」と述べていましたし、酷く引っかかってしまったので度外視できる敗戦でした。
3歳時のフリージア賞ではL5を57.7秒で逃げ切り、高く評価していた馬。個人的にはダービーでも本命を打ちました。そのダービーは今思うと距離不向きだったと思いますが、0.2秒差に頑張りました。
今回、2000mとはいえ、フリージア賞は先行有利な東京芝2000m。函館芝2000mは差しが決まりやすいので、今回、嫌い時と考えて見送ることにします。
13.デビットバローズ
前走・巴賞は5F通過59.9秒で、前も残れるペースになりました。やや外目を回されたのは不利ですが、今回はより外を回して差してきたアケルナルスターとオニャンコポンの方を評価したいところ。
前々走・新潟大賞典は外差し馬場を警戒してか、どの馬も行く気を見せず。スタート後にスッとハナに立ちましたが、3F通過付近でヤマニンサルバムにハナを奪われました。その後もインを回しており、直線も伸びないインへ。あの展開で4着なら頑張っています。
3走前・大阪城Sは1000m通過58.6秒のハイペースを先行。展開的には不利で、直線も早めに手が激しく動いていましたが、しぶとく伸びて最後はステラヴェローチェを差し切る寸前でした。内外の進路差があったので、ほぼ勝ったも同然でしょう。
今回、差し有利という見立てなので、行き脚の付く本馬は嫌いたいところです。
14.ハヤヤッコ
2年前の覇者で、昨年は5着。
前走・大阪杯は最後方から。高速馬場でもそれなりに対応できる馬ですが、基本的には向かないので、上がり34.6秒を使ったことだけ評価しておけば。
前々走・金鯱賞は出遅れ。先行争いが激しくなり、1000m通過58.4秒の超ハイペースに。コーナー部は内目を周り、直線もイン突き。この馬自身伸びている訳ではありませんが、上位2頭以外は脚色が同じに。プログノーシスやドゥレッツァのようなトップ層には劣ったものの、G3なら。
3走前・中日新聞杯はスタート五分。こちらもハイペースを後方から。33.9秒の上がりを使えたのは驚きで、自身、2歳時のアイビーSに次ぐ上がりをマーク。
昨年は馬場の悪いインを苦にせず伸びてきて、2着とはタイム差なし。
2年前は馬場全体が荒れており、どこを通してもそう差のない馬場に。超低速馬場になったからこそ位置を取れたのだろうと考えています。
馬場はカギですが、金鯱賞・中日新聞杯は比較的時計の出る馬場に対応しているだけに評価できますが、今回は外枠を嫌います。
オールカマーでマクったので、マクってペースを引き上げてくれることを願います。
15.チャックネイト
前走・天皇賞(春)は鞍上が「こんなに負ける馬ではないので、アクシデントがなければいいのですが……」と述べていた程で、勝負どころで手応えが怪しくなって大敗。距離も距離だったので参考外でも。
前々走のAJCCは終い13.1秒と掛かったので、逃げ馬と2番手のショウナンバシットは展開不利だったという判断。ボッケリーニがソラを使ったそうなので、ハナ差勝ちは幸運な側面もありますが、勝ちは勝ちで、破った相手を考えれば評価できるでしょう。
3走前のアルゼンチン共和国杯はペースが速く、展開は向いています。早めに抜け出したマイネルウィルトスとの差を詰めての3着同着。3キロ差あったヒートオンビートと同着で、今回は58.5キロのトップハンデ。
時計が掛かった良いタイプで、4走前の六社Sでは外から差してきたエンドウノハナと並んでからは抜かせませんでした(ただ、外に斜行して制裁を受けてはいます)。重賞連続2着のキングズパレスに先着したのも評価できます。一雨欲しいところでしたが、雨は降らない予報。外枠を嫌います。
16.マイネルクリソーラ
前走・新潟大賞典は自信を持って対抗を打ちましたが、「4角での不利が痛かった」と鞍上が述べています。パトロール映像を見てもよく確認できませんでしたが、少し下がるところはありました。想定以上のスローになり、直線も馬群の中に突っ込む競馬になったので見直しは可能でしょう。
前々走・中山記念は出遅れ。ハイペースの縦長馬群になり、差しが届かない展開になりましたが、最後は猛追と呼べる勢いで追い込んできました。3角で少し置かれてしまったのが痛かったか。ソールオリエンスを追いかける形になりましたが、これとは0.2秒差。良い脚を使っています。
3走前・中山金杯は促して位置を取るというデムーロ騎手のファインプレー。道中も外々を回すロスがありながら3着ならかなり強い競馬をしています。また、超高速馬場の中山に対応できたのも収穫が大きい。
縦長馬群の差せないレースになった4走前のオクトーバーSでは、次点に0.7秒差も付けるダントツの上がり33.0秒で追い込んできました。
函館では2勝クラスとはいえ、2.1着と得意舞台。昨年夏辺りからかなり力を付けてきており、洋芝なら上位評価を与えられる馬でしょう。
しかしながら、今回は致命的な大外枠。マクれるタイプなので、動いてペースを引き上げてくれるのを願います。

L2は後半2F・ラスト2Fを意味しています(Lはラストの「L」になります)。2Fまとめて24.0秒などと記すこともあれば、12.0-12.0のように1F毎に記す場合もあります。L5やL4も同様です。

公開日時:2024/07/13 18:08

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