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展開:逃げ・先行馬がやや多めですが、徹底逃げ馬と呼べそうなのはエンジェリックアイのみ。内枠先行馬が有利なコースで、ここは高速馬場も相まって前が止まりそうもありません。週中から評価していた馬が内枠を引いて、嫌いたい人気馬が外枠を引きました。ここは狙い目だと考えて「自信あり」に致します。
※ここ2週で2度も「自信あり」が堅すぎる予想になってしまい、大変申し訳ありませんでした。最低レース回収率300%を目処に出しているつもりですが(保険の買い目などは除く)、想定していたよりも売れてしまい、オッズ読みが甘すぎました。もっと配当を確保できる予想を出していきますので、今後ともどうぞよろしくお願い致します。
◎6.ミヤビブレイブ前走は約1年振り。安定感のある馬ですが、速い上がりを使えないタイプで、前走は東京では厳しいだろうと考えていました。ところが、5F通過59.4秒のハイペースで逃げると、雨の影響を受けて前残り傾向になっていた馬場を生かして4着に粘りました。勝ったアスクカムオンモア、2着ベストミーエヴァーはそれぞれ、プリンシパルSとスイートピーSで3着していた実力馬で、力が上でした。3着ツルマウカタチも世代限定戦でそれなりにやれていた実力馬だったので、これとハナ差の4着なら十分に強い競馬をしました。福島芝は高速馬場ですが、直線が短くレース上がりは掛かりやすいコース。インをロスなく先行すれば、自然と浮上してくるでしょう。なお、前走で7着だったケイツークローンが土曜の1勝クラスで2着に好走しました。前走は時計が良く、全体的なレベルも高かったと考えています。
○4.エンジェリックアイ福島芝1800mは未勝利を勝った舞台で、前走でも2着。その前走は5F通過60.4秒でやや速めのペース。離し逃げに持ち込めたことと、当時の福島芝が内枠先行有利な点を生かして2着に粘り込みました。骨折休養明けとしては上々の結果でしょう。前々走はレース中の骨折で参考外。未勝利勝ちはかなりタフな馬場で5F通過60.0秒。完全な差し競馬になりましたが、ここも逃げて5馬身差の大楽勝。未勝利時代は、モリアーナ、ゴールデンハインド、ウインオーディンら重賞戦線で戦ってきた馬を相手に差のない競馬をしていました。前走のレースレベルが低い点が気がかりですが、叩き2戦目の上積みがあれば、粘りも増すはずです。陣営も「完調にはもうひとつと思えた前走でも2着。やはり力があります。状態は前走以上と言える」と述べています。
▲5.アームテイル前走は五分のスタートから控える競馬。勝負どころで進出していきましたが、外の馬の勢いが良く、先を越されてしまいました。また、直線は前が壁になり、伸びない内に入れるしかない競馬に。最後の最後に止まりましたが、上位もありそうな手応えではありました。前々走はインが復活していた小倉大賞典の日で、外目に出したのは結果的に進路ミス。伸びてきましたが、0.3秒差6着。3走前は5F通過59.5秒で完全な差し決着で参考外。4走前は東京で切れ負けしたか。5走前を高く評価していて、現2勝クラス・3勝クラスでやれている馬たちが沢山いる好メンバーが揃っていました。外が伸びる馬場で内から0.2秒差5着なら現級でも上位のはずです。未勝利勝ちは福島芝2000m。当時のタフな馬場で2.01.1は優秀です。内から先行できれば。
他。8.テンペスト:ロードカナロア✕シーザリオという超良血馬で、やや過剰人気傾向にある馬。マイルの方が良い馬。1800mでは3着が1度あるだけで、あとは5.7着。初戦が相当強い競馬だったので、1800mの2戦目は確勝だと思っていましたが、インで詰まったところはあるにせよ、伸びが物足りませんでした。前々走は5F通過58.8秒のハイペースで、差しは向いたはずですが、残り200mから伸びを欠きました。4走前も伸びを欠いて、ミヤビブレイブに0.2秒差先着されました。ツーターンの1800mならこなせるかもしれませんが、1800mで買う道理はなくて。陣営は「小回りよりは広いコース向き」と述べており、牝馬限定戦に期待して使ってきた様子。しかし、ここは強い牝馬も多めです。内枠を引いた馬に比べて、枠も相対的に不利で。12.ティンク:赤松賞での0.5秒差6着を評価していた馬。前走・ミモザ賞は控えて最後方から。少頭数の団子馬群で、勝負どころでは前を射程圏に入れていました。一旦抜け出しましたが、外から2頭に交わされて3着。今回、同様の競馬は叶わないでしょう。前々走・デイジー賞は最内枠でアオッたのもあり後方から。5F通過62.3秒のスローで前有利の流れながらも、3着に追い上げたのは驚きました。直線の脚色は図抜けていました。元々は先行できる馬でしたが、ここ2戦、控える競馬をしていることが裏目に出そうで。先行すれば勝機はありそうですが、控えては届かない危険性が高そうです。また、12番枠から先行するのは厳しいコースでもあります。14.ルーチェロッサ:前走はメンバーレベルがかなり低かった一戦。伸びないインを通らされたとはいえ、2着では評価に値しません。前々走はインを全くロスなく回ってきての0.4秒差6着で、展開に恵まれています。長めの距離に実績のある馬で、14番枠から位置を取れるとは思えなくて。
L2は後半2F・ラスト2Fを意味しています(Lはラストの「L」になります)。2Fまとめて24.0秒などと記すこともあれば、12.0-12.0のように1F毎に記す場合もあります。L5やL4も同様です。
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