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展開:先行馬が少なくて前有利の想定。
◎5.サヨノフィールド1勝クラスは1.52.6の好時計で逃げ切り。かなり価値が高かったと考えています。昇級戦の前走は離れた3番手のインを確保できましたが、その後、出入りが激しくなったことでリズムを欠いてしまった印象。3角では早くも手応えが怪しくなっていました。ここまで負ける馬ではなく、1.54.6も自分の分を走れていないので参考外で良いでしょう。3走前はブリンカーを外して距離延長。結果的にこの判断が良かったのでしょう。競走中に鼻出血しており、出走制限を食らったので度外視で構わないでしょうが、初角で3頭雁行状態になりこの馬が引く形に。ここも厳しい競馬を強いられたという判断です。4走前は休み明け。「本気で走っていなくて疲れがない」ということで、3走前の連闘に繋がりました。5走前はインでどん詰まり。他馬と接触して外傷も負ったという話です。それ以前は安定して走れており、1勝クラスでは元々、力が上だった馬。2勝クラスでも、楽に先行できそうなここは期待が膨らみます。
○3.サノノエスポ安定した先行力があり、前走は1.52.0という好時計で走破しました。この前走はレベルが高かったという判断を下しています。前々走はマクりがあったレース。他馬が動いている間に内にいたことで位置を悪くしました。マクりがあってもスローで前有利。上位馬は35秒台の上がりを使っており、本馬にこの上がりを求めるのは酷です。3走前は1000m通過62.1秒で、前が残ってはいるものの、少しペースも速く、L1は13.8秒まで失速しました。前と脚色が同じで、離されてはいません。現級上位のはずで、先行できるようになった今なら安定して走れるはず。
▲4.ニシキギミッチーここ3戦出遅れ。前走は大きく出遅れたことで飛んだと思いましたが、まさか2着に追い込んでくるとは思いませんでした。世代限定の1勝クラスを勝った馬で、当時下した相手には3勝クラスにいるペプチドタイガーやダノンミカエルがいます。2勝クラスでは上の力があり、35.4秒の上がりをマークできる馬なら1700mはこなせそうです。まともに出れば勝つ力はあると見て3番手評価とします。
他。2.ブーバー:1勝クラス勝ちは1000m通過63.4秒の超スロー。これで逃げ切っても価値は低い。前走は0.4秒差もあくまで牝馬限定戦。レースレベルが低く、先行できても厳しいのではないかという見立て。9.エバーハピネス:前走はやや出負け。1000m通過60.1秒のハイペースで差し有利でした。前々走はL2が12.4-12.0の加速&余力ラップ戦でしたが、0.8秒差では評価に値せず。最内枠で出負けからリカバーする形でした。こちらも牝馬限定戦での好走で、牡馬相手では厳しいだろうという見立て。10.クリニクラウン:差し馬という時点で今回は割引。前走は牝馬限定戦で低レベル。ペースもそれなりに流れたことで展開に恵まれています。前々走は1000m通過60.7秒のハイペースを3着に差してきました。前有利想定のここは消します。11.バックトゥザライト:1勝クラス勝ちは1000m通過61.1秒と流れたにしても、L2が13.3-13.5とかなり掛かりました。しぶとさを見せて押し切り。前走は休み明けだったにしても、スローペースの中、インの好位で運んで展開に恵まれていたはず。大きく負けました。前々走は重馬場で時計の出る馬場だった割には時計が掛かっており、低レベル戦だったという見立て。展開自体は恵まれそうですが、力が足りるかどうか微妙な線。
L2は後半2F・ラスト2Fを意味しています(Lはラストの「L」になります)。2Fまとめて24.0秒などと記すこともあれば、12.0-12.0のように1F毎に記す場合もあります。L5やL4も同様です。
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