netkeiba

◎15.リュウノタブーク
リュウノタブークはデビュー2戦目でニシノティアモと同じ上がりを使っていたことでチェックしておいた馬。
前走は7ヶ月休んだことでかなりの成長が伺えました。
1000ｍ通過61.3秒のスローペースで、スタートは五分に出たものの後方から。直線は大外に持ち出しましたが、ずっと内にモタれていてかなり追いづらそうにしていました。それでいて上がり最速で、もう少しで馬券内のところまで差してきました。
陣営は「前走は中身が重くて最後は苦しくなったが、いい脚を使っていた。中１週でも順調だし、叩いた上積みに期待」と前向きです。元からモタれる面はありますが、一度使ってもう少しだけ真っ直ぐに走ってくれれば、今度はチャンス十分。
東京芝は金曜夕方時点で重馬場で、土曜午前は回復したとしても雨の影響が残りそう。そうなれば、基本的に外枠の差し馬が恵まれやすくなりますし、東京芝1600ｍは元から外枠有利が強いコースでもあります。オルフェーヴル✕クロフネという血統面からも道悪の方が良さそうで、いずれにしても今回は買い時でしょう。

○10.アイソーザライト
アイソーザライトは前走、内容が大幅に良化。
好発を決めて内目を先行。直線はインから一旦は抜け出しましたが、最後の最後にアドマイヤマツリの差し切られてしまいました。とはいえ、L2は11.2-11.1の加速＆余力ラップでほぼ完璧でした。3着にも3馬身差を付けており、前走だけなら文句のつけようがありません。
バゴ✕アグネスタキオンという血統面から道悪も問題はなさそう。
まだスタートに一抹の不安が残る点だけでしょうか。

▲6.リヤンドゥミラクル
これまで追走力に課題が残る馬でしたが、前走はスタートを決めて追走もスムーズ。終い11.7秒と前が失速したところで猛追しましたが、間に合わず0.2秒差の3着まででした。
1.33.9と走破時計は優秀で、前走通り走れば圏内でしょうか。

△2.タッカーライジング
新馬戦は二の脚が速く先行。
直線はインから一旦は先頭を伺う勢いでしたが、外から差し切られて3着まで。とはいえ、L2は11.2-11.1とかなり速い水準だったので、本馬も止まったという訳ではありません。
追い切りではあまり動かない馬で、5ヶ月ぶりの今回も時計が詰まってきていませんが、馬なりのみの調整で、すでに牧場で仕上げてきてはいそうです。
追走力のない馬が多い中、新馬戦で良い二の脚を見せている点は魅力でしょう。上位人気だと思っていたので、想像以上の人気薄で驚いています。

他。
4.エリカヴァリエンテ：新馬戦は好発を決めて先行しましたが、道中でなだめて中団辺りまで下がりました。やたらエンジンが掛かるのが遅く、最後に伸びてきましたが、時すでに遅し。4着まででした。L2は11.3-11.4で、本馬は終い11.4秒くらいでしょうが、そこまで速い訳ではなく、ここは上がいる印象。その意味で道悪は良さそう。長期休養明けになるので、どこまで成長しているかもカギでしょう。追い切り時計がそんなに詰まっておらず、半信半疑。
8.リトミコ：前走は既走馬相手に0.5秒差9着ですが、出遅れており、二の脚も付きませんでした。マイルに短縮で追走できるかがカギ。
9.リュケイオン：中距離でも強いので力は確かですが、テンの遅い馬で、流石にいきなりのマイルは不安の方が大きい。

L2は後半2F・ラスト2Fを意味しています（Lはラストの「L」になります）。2Fまとめて24.0秒などと記すこともあれば、12.0-12.0のように1F毎に記す場合もあります。L5やL4も同様です。