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◎10.ホウオウフェイント
ホウオウフェイントの前走は勝ったタンゴバイラリンが強すぎただけで、本馬も1.37.0という未勝利を勝てる時計で走っています。
前々走も1.37.2で走破。L4が49.3秒の余力ラップ戦で、4着馬はすでに勝ち上がっています。
力が抜けすぎている印象で、さすがにここで崩れる危険性は限りなく低いでしょう。

○13.グラスフェロー
狙いはむしろこちら。
全く追走できなかった新馬戦では上がり最速の36.4秒を使った馬です。
2戦目はL4が50.0秒、L2が12.4-12.1の加速＆余力ラップだったカシマエスパーダ戦。6着でも十分に評価に値します。
何故か人気にならない馬ですが、前走は不利な最内枠から2着とタイム差なしの6着まで差を詰めてきました。
3走前は中山でフィージビリティーとホウオウフェイントに先着されていますが、東京の方が良いタイプでしょう。
また、一戦毎に良くなってきている馬でもあります。
今回の外枠替わりは完全な狙い目でしょう。

他。
3.レッドラウル：陣営が「前走は流れに乗る競馬をしたら案外だった。前々走のようにじっくり乗って終いを生かせるようなら」と述べています。後ろからの競馬は良馬場の東京ダートでは不利。とはいえ、前々走は良馬場で36.6秒の上がりをマークしているので、展開が向けばあり得ます。ただ、展開が向く可能性が低そうで。
5.フィージビリティー：前走はL4が50.0秒のハイレベル戦でしたが、本馬は1.8秒離されました。3走前でホウオウフェイントとグラスフェローに先着しているのは立派ですが、1000ｍ通過61.4秒のハイペースで、後ろから運んだことで展開が向きました。東京ダート1600ｍでのパフォーマンスが低く、1800ｍ向きなのでは。
14.タキザクラ：前走はテンションが高かったという話。2100ｍでしたが、折り合いを考えればマイルの方が良さそうです。前々走は重馬場だったとはいえ、L4は51.5秒。今の未勝利なら上位で、14番枠もプラス。1600ｍでどれだけパフォーマンスを上げられるかがカギ。押さえる手もありますが、ホウオウフェイントが飛ぶ危険性はかなり低いと見ているので、この馬を買うと回収率を下げるリスクが上がると考えています。ビタで取れれば、人気のないこの馬のワイドを拾えた方が良い訳ではありますが、飛ぶ危険性ももちろんあります。

L2は後半2F・ラスト2Fを意味しています（Lはラストの「L」になります）。2Fまとめて24.0秒などと記すこともあれば、12.0-12.0のように1F毎に記す場合もあります。L5やL4も同様です。