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◎9.フイノマジワリ
ほぼ、3頭の上位争いになるという見立て。
その3頭の中で最も人気のないフイノマジワリに本命を打ちます。
力も最も低いと思いますが、3頭の中で一番外枠を引けました。
未勝利戦での時計やラップ面から1勝クラスでは苦戦するだろうと考えていましたが、前走は想像を遥かに超える内容の4着に好走しました。
スタートは五分で中団やや前目から競馬を運びました。800ｍ通過47.9秒の平均的な流れで、3.4コーナーではインをロスなく回ってきました。勝ったアシェルバニパルは力が違いすぎましたが、一瞬は2着もありそうな勢い。終いに甘くなって4着に脱落したとはいえ、1.37.8で走破できたのは収穫が大きい。未勝利勝ちが1.39.2だったので、大幅に時計を短縮したことになります。芝でも強い馬だったので、時計の出るダートに替わったことがプラスに働いたのだと思われます。
その意味では土曜の東京ダートが先週までよりも少し時計が掛かっているのはマイナスですが、2〜4走前の時よりは時計が出ています。
前走の持ち時計はメンバー3位。過去1年半までに限れば、メンバー2位になります。
前走通りなら馬券内の可能性は十分でしょう。

○8.エリカサファイア
前走が初ダート。
血統面や馬格面から、初ダート＆1番人気でも買わなければならないと考えて対抗を打ちました。二の脚速く先行すると、L2を11.8-12.1でまとめて5馬身差の大楽勝を収めました。上がり36.2秒でまとめて勝ち時計は1.36.7。これが持ち時計でメンバー内ダントツの1位。
モレイラ騎手から岩田望来騎手に乗り替わるのはマイナスですが、それでも普通に回ってくれば勝ち負けできるはずです。前走では砂を被っていなかったので、そこもカギですが、高い先行力があるので今回もそう砂を被らずに済むのではないでしょうか。

▲7.ルージュスタニング
こちらも前走が初ダート。
砂を被っても問題なかったのは安心材料。
800ｍ通過の47.0秒は速かったですが、4番手から3着に残したのは強い内容です。
走破時計の1.38.2はフイノマジワリの前走よりも劣りますが、2月開催は時計が掛かっていたので、価値としてはこちらが上。
こちらも崩れないでしょう。

他。
6.アルヴィエンヌ：3走前が初ダートですが、3戦ともメンバーレベルが低い。全て牝馬限定戦でした。フイノマジワリとルージュスタニングは牡馬と戦っての好走で、エリカサファイアは好時計勝ち。3歳勢には見劣ると考えていますが、印を回した馬がポカすれば、馬券内はあり得ます。それでも、人気のこの馬を買うくらいなら初ダートのトーセンクライネに魅力を感じます。

L2は後半2F・ラスト2Fを意味しています（Lはラストの「L」になります）。2Fまとめて24.0秒などと記すこともあれば、12.0-12.0のように1F毎に記す場合もあります。L5やL4も同様です。