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京都10R 長浜特別

◎7 プレシオーソ
〇1 カッティングジェム
▲4 テイエムリステット

【先行負荷大・差し負荷大】（消耗戦ゾーン）

　初速が速いサザーランドが外枠に入ったが、その内から被されまいとエアメテオラ、テイエムリステット、ラヴオントップ辺りが総じて抵抗して主張するので、息の入らないハナ争いが想定される。先行有利傾向が強いとはいえ、息が入らない状態で押し切れる条件ではないので、勝負所まで追い出しを我慢して直線一気で差し込む競馬が見込める馬を評価したい。

【評価馬】

　勝負所まで追い出しを我慢して直線一気で差し込む競馬が見込める馬
→カッティングジェム、プレシオーソ

　息の入らない流れでも押し切る競馬が見込める馬
→テイエムリステット

【軽視馬】

　息の入らない流れで脱落する可能性が高い馬
→ラヴオントップ、フラムリンガル

　外回し競馬で終い伸び切らない可能性が考えられる馬
→シゲルソロソロ

◎7 プレシオーソ

　淀みない流れで自然と脚が溜まって末脚を爆発させる競馬ができる馬であるため、京都ダートで想定展開のようなイメージになれば一発あってもおかしくない存在。前走（6着）は、ハイレベルメンバー相手に勝負所から蒸かす立ち回り。本来なら阪神ダートにおいて正解の動きだが、この動きだと止まってしまう馬であるので、京都替わりで見直したいところ。3歳馬含めてメンバーが揃ったことで、人気の盲点になる点も狙い目になる。

〇1 カッティングジェム

　人気的にも絶好の狙い目だったのは前走オーストラリアT（2着）だったのは間違いないとみているが、結果的にはこの馬自身も外負荷が大きく最後は差されてしまった。砂被りNG馬で最内枠は懸念だが、少頭数で縦長馬群想定なら外へ持ち出すタイミングはいくらでもありそう。川田Jへの信頼も込みで評価する。

▲4 テイエムリステット

　前走（1着）は、ハイラップ前受けで押し切る完勝。前走比でタイトな競馬を強いられるだろうが、息が入らない流れを好むタイプにも見えるので、差せる候補が印上位2頭に限られそうとみれば、残し切る世界線は追いたいところ。