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展望:東京芝はCコース替わり。東京芝2500mは、2400mより100m延びるだけですが、スタート地点が上り坂になっているので、タフさはかなり変わります。上り坂スタートということでスローになりやすいコース。今年はハイペースで飛ばしてもなかなか止まらないケイアイサンデラが54キロで出走。これはかなり有利でしょう。G2レベルでどっこいどっこいのメンバーが揃った印象で、ケイアイサンデラから手広く流します。
◎12.ケイアイサンデラハイペースで飛ばしてもなかなか止まらない馬。前走・烏丸Sは3F通過33.8秒、1000m通過58.3秒は超高速馬場としても速すぎます。このペースで飛ばしながら後続が付いてきたのは少し誤算だったか。徐々にペースを落として、直線では再加速。L2の11.4-11.4はペースを考えればかなり優秀でしょう。ゴール前で狭くなりましたが、手応えで1.2着馬に劣っていたので、不利がなくても3着だったと思われます。ただ、不利がなければもう少し僅差で粘れていたはずです。2.22.9で走破したのも立派です。前々走は重馬場。馬場を考慮して飛ばさなかったという印象ですが、6F目付近で他馬に絡まれたことでペースアップ。7〜10F目までは11秒台を刻み、L2は12.2-13.0。L6〜L2までの5Fは58.8秒。この日は短めの距離でも11秒台を刻むのが困難な馬場だったので、58.8秒という中間ラップは非常に優秀です。同日・阪急杯のL5は58.6秒でした。3走前も凄まじいラップで、3F通過は34.1秒。1000m通過は58.2秒でした。その後、ペースを緩めたとはいえ、大失速しても不思議のないペースで、アタマ差の2着は優秀です。力は確かで、やることも決まっています。逃げ馬が54キロで出走できるのは有利です。斤量は主に加速力に影響していると考えています。スタートの出の速さや勝負どころでの瞬時に反応できるか、などです。軽斤量の馬が先行して残りやすいのは、まず初速が速くなるから。あと、レース後半に大きく加速することがないことも、軽斤量が逃げ馬に味方するのでしょう。自分の競馬をして後続が付いてくるかどうか、ですが、力の近いメンバーが揃うことでマークは分散するはず。下手に動くと馬群に沈むと騎手が考えそうで、ノーマークの逃げになる可能性は十分にあります。ピンかパーなタイプだと思いますが、妙味十分で本命を打ちます。
○2.サトノグランツ高く評価している神戸新聞杯の勝ち馬。前走・カタールのアミールトロフィーは先行策。勝負どころで手応えが悪くなるいつも通りの競馬で3着でした。レースレベルが分かりませんが、ゼッフィーロと1馬身と1/4差なら悪くはないでしょう。前々走・日経新春杯は3F通過33.7秒、1000m通過58.3秒の超ハイペースですが、ケイアイサンデラが近いペースで逃げる可能性があるので、参考レースとして重要です。サトノグランツは少し離れた5番手を追走。ペースが速すぎて後半に加速するところがなかったので、手応えは悪くならずに進出できましたが、少し仕掛けが早すぎて、サヴォーナに差し返されたという印象です。ただ、ハイペースを追走しても大きくバテなかったことからスタミナの豊富さは見せました。3走前の菊花賞では終い伸びてはいたものの、追走面での脆さを露呈。勝負どころの3角では16番手まで下がりました。鞍上の川田騎手は「動かし続けて、あのポジションでついていけないくらいでした」と述べていました。ただ、これはイレギュラーだと思って良さそう。スタート後に坂を通過する2500mなら川田騎手がしっかり出していくでしょう。ケイアイサンデラを追いかけるであろう馬として評価。
▲1.ジューンアヲニヨシ前走・烏丸Sはケイアイサンデラを捕まえての勝利。スタートはやや出負けしたものの、押して4番手追走。結果的に2.3番手の馬がケイアイサンデラを追いかけてくれたおかげで、しっかり捕まえられる位置に付けられたことが勝因でしょう。前々走・許波多特別は一転して超スロー。1000m通過64.7秒も遅いですが、その後も13.3-13.3-12.6-11.8-10.9-11.0。ほぼ3F戦になり、決め手で他馬を上回ったという印象です。3走前はやや出負けして後方から。ケイアイサンデラの大逃げにハマり、脚を使っても届かない展開になりました。ここ2走は展開が味方していますが、前走の2.22.6は超好時計。ここでも力は劣らないでしょう。ケイアイサンデラに先着している点を評価します。
△5.ヒートオンビート昨年の覇者で、東京芝2500mでは4度走って全て馬券に絡んでいます。前走・日経賞はマテンロウレオの大逃げの2番手。基本的に恵まれやすいポジションですが、この時は後続が早めにマテンロウレオを追いかけに行ったことで、内にいたヒートオンビートはマテンロウレオの後ろに収まり、動けなくなりました。見直せる内容です。前々走・有馬記念は終始、外目を回るロスの多い競馬に。G1では荷が重かったかもしれません。3走前・アルゼンチン共和国杯はインをロスなく回ってきましたが、直線で外に出しにくくなり、脚を余した格好になりました。3走前の京都大賞典は重馬場が敗因。道悪は駄目な馬です。昨年の目黒記念は中団のインで我慢。直線は馬群をさばいて差し切りました。セファーラジエルがマクったことで、逃げたディアスティマが苦しい展開になったという幸運はありますが、サリエラやゼッフィーロに先着しているだけに実力は確か。今年は59キロに斤量が増えますが、アルゼンチン共和国杯で問題なくこなしています。ハイペースをしっかり差してくる馬で、ケイアイサンデラが飛ばしてくれるであろう今回は巻き返せるでしょう。
☆4.クロミナンス前走・日経賞はマテンロウレオの大逃げを、好位追走組が早く追いかけすぎたという印象。勝ち馬と似た位置にいた本馬は展開有利でしたが、2.31.5で走破しているのは速い。勝ち馬が馬群を割ってロスを防いだ分、外を回したこちらが届かなかったという印象。前々走・AJCCは終いが13.1秒と掛かり、レースを引っ張った前2頭までは展開不利だったと考えています。本馬は3.4角で手応えがなくなったとルメール騎手が話しており、少し前から離されましたが、直線ではまた伸びてきました。内目を通したのは不利で、価値ある3着でした。3走前はL2が10.9-11.2。この流れを差し切ったクロミナンスは2F連続で10秒台を使っています。ここも価値ある勝利。4走前はコーナーで外を回りながら1.44.9という優秀な時計で走破しています。1.3着馬はオープンでも勝利経験のある実力馬だったので、4着でも評価できます。前走で距離をこなせた以上、もう疑う必要はないでしょう。この馬では馬券を外していないルメール騎手に戻るのもプラス。
☆8.マイネルウィルトスタフなレースで強い馬。前走・日経賞はギリギリ3着を確保しました。マテンロウレオの大逃げを早めに追いかけ過ぎたという印象なので、評価は据え置きで良いでしょう。前々走・AJCCは逃げたのが失敗。終い13.1秒と失速するラップで、展開不利でした。3走前のステイヤーズSは逃げ馬に展開が向きました。2着は天皇賞(春)を勝ったテーオーロイヤルなので、3着とはいえ上々の結果です。4走前のアルゼンチン共和国杯は速い流れで差し馬向きの展開。直線で早めに抜け出したものの、インからゼッフィーロの強襲に遭いました。2着なら上々でしょう。ここも力上位です。
☆9.シュトルーヴェスタートの悪い馬。2走前からセン馬になりました。前走・日経賞はマテンロウレオの大逃げ。1分40秒過ぎから馬群が一気に凝縮しましたが、ラップは緩んでいないので後続が早めに押し寄せたという判断で良いでしょう。追いかけたマイネルウィルトスやボッケリーニが止まっている以上、差し有利だったという判断を下しています。出遅れて後方からになったことで展開は向きましたが、2.31.4は好時計。素直に評価して良いでしょう。前々走はインで上手く溜めて競馬を運べました。直線でも馬群をさばいて差し切り。勝ち時計の2.23.6は優秀で、L5の58.1秒も優秀。破った相手がキングズレインだっただけに価値は高い。新潟内回り2000mの未勝利戦ではL2が11.9-11.3の加速ラップを差し切り勝ち。5馬身ぶっ千切った素質馬です。3走前は4角での反応が鈍く、直線ではもう間に合わない位置に。セン馬になったことで力を出せるようになっています。
☆13.バラジ前走・メイSは出遅れた時点で終戦。上がり3位の33.7秒は使いました。前々走・金鯱賞は1000m通過58.4秒の超ハイペースに巻き込まれるような形で、外を回ったことも厳しかったと言えます。一瞬は脚を使いそうでしたが、残り200mでパッタリと止まりました。毎日王冠はそれなりに伸びて0.7秒差でしたが、速い上がりを求められては厳しい。新潟記念は前が壁になりました。進路を切り替えてからはメンバー1の伸び脚で差してきました。注目は昨年の目黒記念。前半はスローペースの2番手を追走できましたが、セファーラジエルがマクってきたことでペースアップ。後半6Fの脚を使わなければ好走できないという厳しいペースになりました。残り100mまではよく粘りましたが、そこから脱落。敗因はペースアップが速くなったことに尽きます。不利が多いだけで、まだ終わった馬ではありません。
以下は無印の馬について。
3.メイショウブレゲ後方一手。前走・天皇賞(春)はすぐに最後方まで下げました。陣営の意図は分かりませんが、着を狙ったような競馬でした。3.4コーナーでもインで我慢。直線で内を突き、バテてきた馬を交わしただけという内容です。スタミナは豊富で、速い上がりにも対応できるので、展開が向けば、馬券内があっても。6.シュヴァリエローズ元々、皐月賞にも出走した馬ですが、だいぶ復調してきた印象。前走・メトロポリタンSでは1000m通過60.5秒で、L5は58.1秒。決して前有利だった訳ではなく、前で残した馬が強かったという判断を下しています。その意味で、展開が向いた側だったとはいえ、ショウナンバシットに先着しての3着は立派。長い距離ならまだやれそうです。決め手に欠けるタイプなので、ケイアイサンデラがハイペースで飛ばして、レース上がりが掛かってくれれば尚の事良いでしょう。穴なら。7.シークレットラン近走、惜しいレースもありません。前走・大阪ーハンブルクCは後方のまま終わりました。スローだったとはいえ、差しの利きやすい阪神芝2600mで全く伸びなかった以上、買えません。10.ナイトインロンドン3歳時に3連勝を挙げましたが、11秒台前半をほぼ刻まないレースでのもの。早期からスピード不足だと見抜いていたつもりです。前走・六社Sはスタートで寄られて最後方から。スローペースで後方からでは届きませんでしたが、33.0秒の上がりを使えたのは大きな収穫です。本来、タフなレースの方が強い馬。ケイアイサンデラがハイペースの逃げを打って、それに後続が付いていくようならチャンスはありそうですが、離れた後方からでは届かないだろうという見立て。上がりだけなら上がいます。前目に行けているレースは大半が前半スロー戦。中団から後方になって間に合わないと見ます。11.ダンディズム追い込み馬ですが、コーナーでマクっていけるタイプなので、東京コースは大きくマイナス。実際、東京では惨敗が続いています。超スローになった2022年目黒記念だけは0.3秒差ですが、今回はケイアイサンデラがいるのでスローにはならないでしょう。前走・新潟大賞典は外差し馬場ではありましたが、騎手もその点は折り込み済み。1000m通過61.6秒のスローになりました。後方から、伸びないインを突く競馬では厳しい。前々走・小倉大賞典は超ハイペース。後方から伸びてはいますが、切れ味だけなら上がいます。さすがに厳しいか。
L2は後半2F・ラスト2Fを意味しています(Lはラストの「L」になります)。2Fまとめて24.0秒などと記すこともあれば、12.0-12.0のように1F毎に記す場合もあります。L5やL4も同様です。
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