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展望:メイショウタバルの除外によって前走で逃げた馬が不在に。皐月賞で初角を1.2.3.4番手で通過した馬が1頭もいなくなったことで、ある程度の位置を取りつつ、速い上がりでまとめられるタイプが有利になりそうです。武豊騎手&シュガークンが逃げ候補。武豊騎手の逃げならスローに落とすことはなさそう。切れ味で劣ることは分かっていると思うので、後続に脚を使わせる絶妙なペースで逃げてくれそうです。前走で引っ掛かったメイショウタバルの不在で、展開面はかえって読みやすくなりました。東京芝2400mは内枠の方が位置を取りやすいコースなので、内枠勢の騎手らは色気を持って馬を出していくと考えています。シュガークンに付いていける組が恵まれると予想しました。
◎15.ジャスティンミラノ前走・皐月賞はスローペース経験しかない点を嫌いましたが、すんなりと先行するレースセンスの高さを見せました。残り200mでは先頭のジャンタルマンタルと2馬身と少しの差。本馬は終い11.6秒程度で走っているはずで、急坂部分でも止まっていません。本命を打った前々走・共同通信杯は想定外の超スローペース。1000m通過62.7秒も遅いですが、その後にペースアップしなかったことが32秒台の上がりが出るレースになった要因。それでもL2の10.9-10.8は相当に速いラップです。新馬戦は2000mでL4が45.9秒。L4の45.9秒以内が出るのはもっと短い距離が大半。2000mで出したことは価値が高い。皐月賞時に「ダービーでは買う予定」だと書きました。超ハイペースの皐月賞で追走を苦にせず勝った以上は、外枠でも悪い位置にはならないでしょう。二冠の可能性は高い、と判断しています。
○3.ジューンテイク皐月賞に出られなかったことを最も惜しんだ馬。スタートの悪い馬ですが、長く良い脚を持続できる馬で、2戦目の新潟2歳Sの内容からずっと高く評価しています。本命を打った前走・京都新聞杯は1000m通過60.3秒。超高速馬場だったので、相対的にスローという形にはなりましたが、平均的に流れたと考えて良いでしょう。内枠から押して出していったのは藤岡佑介騎手のファインプレーだったとはいえ、L2は11.3-11.3。この日の京都の最速ラップで押し切りました。L5の58.2秒、L4の45.6秒、勝ち時計の2.11.2、どれを取っても非常に優秀な数字です。前々走・若葉Sは1000m通過61.0秒のスローペース。インで動かずにいて、この馬の持ち味を出せませんでした。マクる形ならチャンスがあったように思いますが、鞍上は馬場傾向から外には出したくなかったと述べています。戦前からスローになりやすい阪神芝2000mは合わないと考えていたので、想定内の敗戦です。3走前のすみれSはL5が58.5秒。4角で膨れるところがありながらも上がり最速で差を詰めました。ここでも長い脚を使っています。朝日杯FSはいくらなんでも外を回しすぎ。出遅れから早めに位置を押し上げていったのも苦しくなった要因です。京都新聞杯の内容からは東京も全く問題にしないでしょう。スローペースもハイペースもどちらも嫌だったので、平均的なペースになりそうなのは大歓迎。自信を持って相手筆頭だと言えます。
▲1.サンライズアース皐月賞では本命を打った馬。スタートが悪いのはいつも通り。道中、外目を追走したのは多少なりともロスが響いたと思います。また、4角では内のレガレイラの動きに反応して外に逃避。平地調教注意の制裁を受けました。この時点で終わったという印象で、鞍上のデムーロ騎手もほぼ追っていませんでした。にもかかわらず、一度交わされたビザンチンドリームに先着していたのは少し驚かされたところ。デムーロ騎手は「力があり過ぎますね。元気過ぎて、うるさい感じで集中していませんでした。ドゥラメンテでもこんなに速い動きはしませんでしたよ。能力は高そうですが、まだ子供で競馬を分かっていない感じです」と、ドゥラメンテを引き合いに出すコメントを残していました。前々走・すみれSのパフォーマンスも相当に高い。出遅れ。1000m通過60.2秒と流れましたが、6F目の13.3秒までペースダウンしたところで一気のマクり。このマクりによって7F目が12.0秒までペースアップ。その後は11秒台を刻みました。自身のマクりによって厳しいラップになったにもかかわらず、そのまま押し切るのは並大抵の馬ではできません。勝ち時計の2.12.0も非常に優秀です。その後、2着に下したジューンテイクが京都新聞杯を好時計勝ち。3着メリオーレムはプリンシパルSで2着に好走しました。見立てはそう間違っていなかったと考えています。問題は鈍足型の産駒が多いレイデオロ産駒という点。ハルーワソングから続く母系も瞬発力を生かす馬が少ないので、ダービー向きではないと思いますが、印は回さなければならない馬だと考えていました。その上で、絶好の1枠1番!を引き当てました!全レースで出遅れているのはかなりの懸念材料ですが、二の脚自体は付く馬。出遅れたとしても、池添謙一騎手が押して位置を取りにいくはず。池添謙一騎手はG1ではしっかり勝負になるポジションで競馬をしてくれる可能性が高い。近いところだと、天皇賞(春)のサヴォーナ。出遅れながらも押して位置を確保しました。大阪杯でも、テンの速さで劣るプラダリアで押して出しに行きました(テンの速さで劣ってしまいましたが)。馬の力を信じて全力を出し切ろうとする姿勢こそが、G1で無類の強さを誇る騎手たる所以でしょう。
△2.レガレイラ前走・皐月賞は出遅れましたが、これまでよりはマシでした。超ハイペースだったとはいえ、縦長馬群になりすぎたため、後ろすぎる位置は不利だったと回顧しています。結果的にルメール騎手の離脱が響いたかなという印象。本馬は後方で、内にも入れなかったため、展開面の不利が大きかったと考えています。レース映像の最後は画面から途切れてしまいましたが、残り100mでのアーバンシックとの1馬身差がクビ・クビ差まで縮まっていたので、最後まで脚は使えていたのでしょう。上がり33.9秒で捉えられない競馬になっただけで、悲観することはない結果だったと言えます。本命を打った前々走・ホープフルSはL2が12.0-11.5の加速ラップ。1000m通過60.0秒と流れましたが、6F目以降ペースアップしておらず、L3では12.4秒まで緩みました。それによって馬群が凝縮。位置を押し上げるのも容易になりました。差し馬が恵まれたラップだったとはいえ、完勝と言える内容。4角では前の馬が外に膨れたことで、その更に外を回すロスもありました。2着のシンエンペラーが皐月賞でそれなりにやれた以上、ホープフルS組は十分に通用すると考えて良さそう。今回は好枠を引いたことに加えて、ルメール騎手に戻ります。前走・皐月賞を見る限り、あのスタートを切ったらルメール騎手ならある程度位置を取りに行くだろうなという感想を持ちました。二の脚が遅い訳ではないので、出していけば位置は取れるはずです。
☆6.コスモキュランダスタートが遅いイメージでしたが、△評価の前走・皐月賞は少し悪かった程度。道中はずっと中団のインで、4角から外に持ち出して上がっていきました。モレイラ騎手が完璧に導いたという印象ですが、ジャスティンミラノをもう少しで交わせたかもしれない勢いでした。超高速決着に対応できたのは大きな収穫です。3走前は1月の超高速馬場だったとはいえ、1.59.9という好時計で2着していた馬。勝ち馬とは瞬発力の差が出ただけで、内容的にはこちらが上でした。そういう訳なので、本命を打った前々走・弥生賞はフロックではありません。馬場が悪くマクりの利く馬場だったことが味方したのは確かでしょうが、力通りの勝利です。モレイラ騎手からデムーロ騎手に手が戻ることと、東京替わりがカギ。前走のような位置さえ取れれば、チャンスはあるでしょう。
☆11.シュガークンキタサンブラックの半弟。前走・青葉賞は大逃げのパワーホールが1000m通過59.5秒。離れた3番手以降はスローペース。好位追走の本馬は恵まれたという判断。残り200mで先頭と1馬身少しあったように見えます。L1が11.7秒なので、本馬は11.4秒前後で走破しているはず。余力はあったと言えるでしょう。2.24.2では今年のダービーでは足りないと考えているのでどこまで時計を短縮できるかがカギ。前々走・大寒桜賞は道悪巧者のオールナットを完封する強い内容でした。走りを見ても道悪が上手そうで、一雨あれば、と考えていました。あいにくの晴れ模様ですが、メイショウタバルの除外によって単騎逃げが叶いそうになったのは好材料。武豊騎手が芸術的な逃げを見せてくれるかもしれません。
注9.ダノンエアズロック弥生賞後に骨折が判明しましたが、2ヶ月で復帰しました。前走・プリンシパルSは大外枠で、初角、3.4角で外を回されるロス。L5の58.0秒は優秀です。残り200mでは前と1馬身差ほどの差がありましたが、これを楽々差し切り。最後は手綱を抑える余裕すらありました。フローラSの前後半が59.7-59.3で、L2は11.6-11.8。勝ち時計1.59.0。プリンシパルSの前後半が61.6-58.0 L2は11.5-11.7。勝ち時計は1.59.6。フローラSは後半が遅いということで全く評価しませんでした。プリンシパルSの方がL5を58.0秒でまとめたことから評価は上。弥生賞は骨折の影響もあったのでしょう。中山向きとも考えていないので、度外視。アイビーSはL2が10.9-11.0。これを差し切っているだけに余力は十分。3着レガレイラとの1馬身差をキープしたままゴールしました。ただし、共同通信杯のL2は10.9-10.8ともっと速くなりました。例年のメンバーならまず買っていたと思います。今年はこの馬で足りるか判断が難しいのですが、モレイラ騎手鞍上&先行できる脚質を評価して押さえます。
注13.シンエンペラー凱旋門賞馬ソットサスの全弟。前走・皐月賞は超ハイペースで、勝負どころでの手応えがスムーズ。これまで勝負どころで手応えが悪くなりやすかったので、これは好材料でしょう。結果としては力負けだったと言わざるを得ません。前々走・弥生賞はスタート後の直線でトロヴァトーレと馬体をぶつけ合う不利がありました。勝負どころでの手応えが悪いのはホープフルSと同じ。最後は差は詰めましたが、終いの脚色はコスモキュランダより少し良かったという程度。前々走・ホープフルSも勝負どころでの手応えが一息。不利を受けた馬が多い中、この馬は特に不利なく回ってきました。最後は外に斜行したことでサンライズジパングに致命的な不利を与えました。この斜行がなければサンライズジパングに交わされていたはず。京都2歳Sはダノンデサイルに進路を切り替えるロスがなければ、負けていたかもしれません。週中では嫌う予定でしたが、今回、メイショウタバルの除外によってこの馬の先行力が生きるダービーになるのではないかと感じています。週中には掲示板付近ならあるだろうと思っていた程度ですが、好位付けなら馬券内もあるだろうと評価を引き上げました。
以下は無印の馬について。
4.ビザンチンドリーム新馬戦は阪神芝2000mでL2が11.5-11.3の加速&余力ラップで差し切り勝ち。この時点で素質は相当に高い馬だと分かります。きさらぎ賞はL2が11.1-11.3。外目を回していては届かないであろうラップになりましたが、大外ぶん回しで差し切ったのはやはり大物。本馬は終い10秒台だったはずです。ただ、持っている力が高くてもレースで勝てるかは別。前走・皐月賞は大きく出遅れ。4角では前にいたサンライズアースが外に逃避したことでバランスを崩してしまいました。「そこからトップスピードに上げていくのはこのレベルでは難しかった」と鞍上が述べていましたが、諦めて最後追っていなかったサンライズアースに差し返されてしまったのはどうなのか。秋以降に期待したい馬で、ここで勝ち負けできるとは思えません。なお、この馬はスタートが悪いだけでなく、二の脚も遅いので、位置を取りたくても取れないという見立てです。5.ダノンデサイル前走・皐月賞は右前肢ハ行を発症して除外。今年の京成杯は2.00.5という勝ち時計が前日のへデントールが勝った未勝利戦より遅く、評価していないレース。へデントールの方のL2は11.2-11.3。京成杯は11.3-11.6と後半ラップも劣っています。本馬に関しては残り200mで先頭と2馬身程あり、11秒台前半でまとめているとはいえ、それでもへデントールには劣るでしょう。前々走・京都2歳Sは進路を切り替えるロスがなければ、勝っていた可能性もありますが……。稍重の新馬戦は出遅れ。内枠で位置を押し上げられず、後方から上がり2位の34.1秒をマークしましたが、勝ったファビュラススターに上がりの数字で劣りました。東京で末脚が爆発するようなタイプでもないでしょう。ここは見送ります。7.ミスタージーティー前走・皐月賞はブリンカー着用。今回は外して挑みます。鞍上は「先生とも勝つには好位を取るしかないと話していました」と述べており、やりたい競馬はできたと言えるでしょう。力負けだったのではないでしょうか。前々走・若葉Sはしっかりと位置を取れたのが勝因。皐月賞出走をかけて負けられない一戦でしたが、藤岡佑介騎手が上手く乗りました。3F通過36.1秒、1000m通過61.0秒とペースが遅かったので、展開は恵まれています。共同通信杯は他馬に寄られて、その後は酷く引っ掛かっていました。ホープフルSは不利がなければ勝っていたという発言があったそうですが、果たしてどうか。いずれにしても年末で少し時計が掛かっていたレースでパフォーマンスが高いようでは、Cコース替わりの東京がプラスになるとは思えません。今回も出していくかもしれませんが、そもそもの力が足りないという見立てです。8.アーバンシック大跳びで東京向きと見ている馬。前走・皐月賞は出負け。鞍上は「今日の馬場を考えたらもう2列くらい前の位置が欲しかったんですが、まだ成長途上な分、ゲートを出られず、思ったポジションが取れませんでした」と述べていました。出していくような素振りは見せていたものの、二の脚も付きませんでした。3角では徐々に内から外に出して進出。直線では内にモタれ気味で、その間に前にいたコスモキュランダに離されましたが、立て直してからはまた伸びて4着を確保しました。前々走の京成杯は、勝ち時計が前日・へデントールの勝った未勝利戦よりも時計が遅かったという理由であまり評価していませんが、出遅れ&内にモタれながら上がり33.9秒でまとめた本馬は余力があったと見て良さそう。3走前の百日草特別はL2が11.5-11.3。残り200m地点では先頭と約3馬身ほどあり、これを差し切ったことからも本馬は終い10秒台でまとめているはず。東京替わりでパフォーマンスを上げてきそうに思えますが、今回は位置を取れないことが致命的になりそうです。展開さえ向けば追い込み届く可能性もありますが、今回は後ろからでは間に合わないでしょう。10.サンライズジパング▲評価の前走・皐月賞は好発。道中はインの中位で、直線もそのままインを突く競馬。鞍上は「馬場に脚を取られていました。バランスが前バランスで頭の低い走りをするので、こういう馬場は合わないです」と述べていました。ただ、超高速決着も合わなかったと思います。前々走・若駒Sは想像以上の強さに驚きました。残り200mを切ってからの伸びは1頭別次元のものでした。3走前・ホープフルSは4角で内の馬が膨れたことで外に振られる不利。ゴール前ではレガレイラとシンエンペラーに挟まれる不利がありました。レガレイラに並ばれてからもうひと伸びしており、2度の不利がなければ勝っていた可能性もあると思います。ダートを使っていた馬で、この馬はサンライズアース以上に東京向きではないだろうという見立て。若駒Sは豪脚を使ったとはいえ、時計の掛かる馬場で、上がり時計も36.1秒。33〜34秒台前半の脚を使えるかどうか。12.シックスペンス最も評価が難しいと感じている馬。前走・スプリングSと新馬戦は直線の追い風が強い日でした。スプリングSのL2は10.9-10.8。新馬戦のL2は11.9-10.7になります。過去、L1が10.8秒以内だったレースは16Rのみ。L1・10.7秒以内は4Rのみになります(共にシックスペンス戦を含む)。追い風があったとはいえ、速いのは間違いありません。前走・スプリングSの日は追い風の影響で外差しがかなり利いており、騎手心理が影響したのか、一転して1000m通過63.1秒の超スローになりました。L1で他馬をグイグイ引き離しているだけに弱いということはないでしょう。新馬戦は2.3着馬と脚色五分とはいえ、この型のラップは外からスムーズに加速できた方が有利。加速しにくいインから差し切ったのは強い内容です。スプリングSと新馬戦の評価が難しい以上、2戦目のひいらぎ賞を参考にします。ひいらぎ賞はスタートを決めると、軽く促して先行。スッと先行できるレースセンスの高さはここでも武器になるでしょう。L2は11.4-11.6で最後は2着ポッドテオに差を詰められていました。1.35.5の勝ち時計は平凡で、ラップ面に特筆すべき点もありません。このレースだけで判断するならば、強い馬だとは思えないというのが本音。経緯は分かりませんが、ルメール騎手がレガレイラの方に乗るのも気がかり。ルメール騎手は騎乗馬選びを間違えないという印象を抱いています。押さえるかかなり迷いましたが、ルメール騎手がこちらに乗らなかったことを嫌います。14.ゴンバデカーブース前走・マイルCは終始、スムーズな競馬が叶いました。内で不利を受けた馬が多数いたことを考えれば、相対的に恵まれたという印象。とはいえ、長期休養明け&3戦目で4着ですから素質の高さは示しました。サウジアラビアRCで一気にパフォーマンスを上げてきたという印象です。L2が11.2-11.3の余力ラップで差し切りました。今年の牡馬クラシック路線は2歳戦のレベルがイマイチで、3歳戦になってからハイレベル戦が多く出てきた印象。その点、今回は相手強化になること、また、これまでマイル戦しか使っていないことは大きな不安要素でしょう。過去にマイル以下しか使っていない馬が馬券内に来た例はゼロ。2007年優勝のウオッカはそれまでの6戦中5戦までがマイルで、1800mを一度使っただけでしたが、あの年は牡馬が小粒でした。16.メイショウタバル(※競走除外)17.ショウナンラプンタ激しい気性の持ち主。前走・青葉賞は離れた3番手以降はスロー。勝ったシュガークンはインの好位だったので、外の中位に付けた本馬は展開面で不利。残り200mではシュガークンと1馬身差ほどありましたが、タイム差なしまで追い詰めました。シュガークンが終い11.4秒程の計算なので、本馬は11.2秒程でしょうか。余力は十分あると言えるでしょう。ただし、折り合いにはかなり苦労していました。ゆきやなぎ賞は最内をロスなく回って突き抜けました。1000m通過は63.3秒とスローでしたが、L5が58.8秒、L4が46.2秒なら水準以上のレベルです。こちらの方が折り合いは付いていました。ただ、本馬はインをロスなく回って来られたのに対し、2着ヴェローチェエラは外。もう少しあればヴェローチェエラに交わされていた可能性が高いと見ています。そのヴェローチェエラは京都新聞杯で出遅れたとはいえ、少し足りない結果に終わりました。その比較からは少し足りないかなという印象を抱いています。この枠も致命的。気性の難しさから出していく訳にもいかないでしょう。18.エコロヴァルツ前走・皐月賞は出負けしてほぼ最後方から。4角出口までずっとインをロスなく立ち回り、直線で外目に出す最高の競馬ができました。これだけ上手く乗れて0.7秒差では足りないだろうという見立て。前々走・共同通信杯は1000m通過62.7秒はまだしも、その後、全くペースアップせず、正味、3Fだけの競馬になりました。32秒台の脚を求められるレースになったので、5着敗退も仕方がないところ。朝日杯FSはスタートが一息。後方まで下げた武豊騎手のファインプレーでした。800m通過46.1秒のハイペースで、後方待機策がハマっての2着でしょう。今回鞍上の岩田康誠騎手は、外枠からインを確保するのが上手な騎手。スローペースの時は途中からハナを奪い、ラチ沿いを確保するという騎乗が少なくありません。エコロヴァルツも逃げ候補として考えていますが、逃げても厳しいだろうという見立てです。
L2は後半2F・ラスト2Fを意味しています(Lはラストの「L」になります)。2Fまとめて24.0秒などと記すこともあれば、12.0-12.0のように1F毎に記す場合もあります。L5やL4も同様です。
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