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◎7.アイヲコメテ新馬戦の内容からもう少しやれるであろう穴馬が2頭。共に、東京ダート2100mで改めて見てみたい2頭です。ダブル本命スタイルで狙います。アイヲコメテの新馬戦は、L4が49.7秒、L2が11.9-12.4の余力ラップだったモアザンワンス戦。スタートを決めて後方待機。直線はよく伸びており、上がり37.2秒はメンバー4位の数字です。それ以降、新馬戦並みのパフォーマンスを全く出せていません。3走前にはチークピーシズを着用、2走前からはブリンカーを着用しています。前走は逃げられた点は評価できますが、3F通過35.9秒に1000m通過61.8秒はさすがに速すぎます。負けたのも仕方ありません。今回、陣営は「精神的な成長が大きく、真面目に走ることに取り組めるようになった。トモも良くなってフォームも改善。調教通りなら」とかなり前向きな発言をしています。中山ダート1800mは合わなかった可能性もありそうで、東京ダート2100mでゆったり逃げるか、先行できるようなら。
○9.エクササイズエクササイズの新馬戦は、L2が12.3-12.1の加速&余力ラップだったテーオーパスワード戦。2.5.6.9着馬が勝ち上がっています(4着馬は次走未出走)。本馬より1つ上の着順だったナムラカメジローも未勝利で2着しており、エクササイズももう少しやれると考えているのですが……。その新馬戦は躓いて後ろから。道中はインをロスなく回って差を詰めてきました。上がり37.7秒を使えるというだけで、ダート未勝利では評価できるポイントです。2戦目はハイペースを外を回して脚を失いました。鞍上の柴田裕一郎騎手のデビュー日で、上手く乗れなかったと判断しています。3.4戦目はどちらも楽なペースだったというのに、早々に手応えを失ってしまいました。不可解すぎます。新馬戦は包まれる競馬で伸びてきましたが、本質的にはストレスフリーに走れた方が良いのかもしれません。2100mなら先行できるだけの二の脚はあるので、こちらもゆったりと先行する競馬で改めて期待します。
▲11.リアルビギニング人気を分け合っているレッドスフェーンとどちらが上かを考えた時、こちらの方が二の脚が速いこと、前走の後半ラップが速かったことを評価してリアルビギニングを推奨します。前走は最内枠からロケットスタートを切ってすんなり先行。ラスト1Fは前から離されず、本馬も12.5秒付近で走っているはず。対して、レッドスフェーンの方は12.7秒程度。馬場の差はほぼありませんでした。もう1つ上なのは前々走。リアルビギニングの前々走の勝ち馬はユニコーンSで2着のサトノエピックで0.7秒差。レッドスフェーンの前々走の勝ち馬はデフィニティーボという馬で1.1秒差。デフィニティーボはおそらく、1勝クラスをすぐには勝てない馬だと考えています。その比較からリアルビギニングを3番手評価とします。
△13.クラリファイクラリファイの前走はL2が12.6-12.4の加速ラップ。本馬も伸びていましたが、最後は位置取りの差が出てしまったという内容でした。前々走は1〜5着馬・7着馬までが勝ち上がっているハイレベル戦で、8着でした。2100mさえ問題にしなければ、この馬が1番強いだろうと考えています。
他。1.ベレッタ:レイデオロ✕ディープインパクト。レイデオロは最近、ムルソーなどダートの大物も出してきましたが、現状は芝向きという成績。ディープインパクトは言わずもがな。446キロと馬格もありません。母は初ダートで惨敗しています。買いにくい。5.レッドスフェーン:先に書いた通り、リアルビギニングよりも下という判断を下しました。クラリファイは距離次第ではありますが、メンバー1.2の実力馬という考え。この馬まで押さえるのはナンセンスだと考えます。
L2は後半2F・ラスト2Fを意味しています(Lはラストの「L」になります)。2Fまとめて24.0秒などと記すこともあれば、12.0-12.0のように1F毎に記す場合もあります。L5やL4も同様です。
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