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展望:この開催の新潟芝は生育が不揃いで、開幕週から差しが決まりやすいのが特徴。今年は馬場の悪化が想定以上に早く、土曜は完全な外差し馬場になっていました。テンの遅い逃げ馬セルバーグは中緩みを作らなくても粘れる異色の逃げ馬ですが、2000mに加えて外差し馬場ではさすがに厳しそう。新潟外回り2000mは初角まで948mもあるコース。内枠の馬はスタート後から馬場の悪い部分を走らされます。枠や脚質のバイアスが相当に強力なレースになりそうで、素直に外枠の差し馬を狙いました。
◎15.レーベンスティール前走・香港ヴァーズはまさかの殿負け。鞍上のモレイラ騎手は「能力を全く出していません。前走時と全く違う馬でした」と述べているほどで、海外遠征の難しさが出たのではないかと思います。まともなら世代最強候補の一角を担う馬。前々走のセントライト記念は追い風が強かったとはいえ、2200mを走って終いが11.0秒というのは速すぎます。勝ち時計の2.11.4も優秀。ラジオNIKKEI賞は外枠で位置を悪くしました。内枠勢に前に行く馬が揃っての14番枠は不利の度合いが大きすぎました。とても届かないだろうというところから2着争いに食い込んだのは力がなければできません。勝った1勝クラスはL2を10.8-10.9でまとめて5馬身差圧勝。なお、このL2の21.7秒は東京芝1800mにおける歴代最速記録になります。今年の共同通信杯も21.7秒で、数字としては並ばれましたが、勝ったジャスティンミラノは皐月賞を衝撃的なレコードで勝った馬。不良馬場でセオに負けたことがありますが、当時は3着以下に7馬身差を付けました。タフな馬場は苦にしないはず。復帰戦でどういう競馬をするか、本当に楽しみにしています。
○14.マイネルクリソーラ前走・中山記念は出遅れ。ハイペースの縦長馬群になり、差しが届かない展開になりましたが、最後は猛追と呼べる勢いで追い込んできました。3角で少し置かれてしまったのが痛かったか。ソールオリエンスを追いかける形になりましたが、これとは0.2秒差。良い脚を使っています。前々走・中山金杯は促して位置を取るというデムーロ騎手のファインプレー。道中も外々を回すロスがありながら3着ならかなり強い競馬をしています。また、超高速馬場の中山に対応できたのも収穫が大きい。縦長馬群の差せないレースになったオクトーバーSでは、次点に0.7秒差も付けるダントツの上がり33.0秒で追い込んできいました。今回の外差し馬場はチャンスが巡ってきたなという印象。タフな馬場はプラスの馬で、56キロも手頃なハンデでしょう。2番手として高く評価している理由は、オクトーバーSで次点に0.7秒差も付けるダントツの上がりをマークしたこと。中山記念でソールオリエンスと差のない競馬ができたこと、の2点です。
以下は無印の馬について。一点勝負にするので、評価している馬も切っています。評価している順は以下、8.ブレイヴロッカー、13.キングズパレス、11.リフレーミング、になります。三連系を買う方はご参考ください。
1.ヨーホーレイク前走・金鯱賞は追い切り内容からすでに仕上がっていそうではありましたが、それにしても驚きの強さでした。1000m通過58.4秒の超ハイペースに巻き込まれた位置で、4角2番手から3着に残したのは破格の強さです。4着にも1馬身半差を付けており、ステラヴェローチェ同様に世代のレベルも上なのでしょう。今回、セルバーグがハイペースで逃げを追走する競馬なら、もってこいの展開になるだろうと考えていました。最内枠は最悪の枠を引いてしまいました。好走するには出していってすぐ外目に出すなどの工夫が必要です。そういう馬をわざわざ買うことはありません。2.ホウオウアマゾン前走はスタート後に落馬。前々走・中山金杯はチークピーシズ着用。2番手からスムーズな競馬が叶っての5着なので、外を回されながら先行した3着マイネルクリソーラとは着差以上の実力差があるだろうと考えています。セルバーグの2番手で恵まれる可能性は高いでしょうが、新潟外回りで残せるかは疑問です。前で粘る競馬も今回は不利で。3.ヴァンケドミンゴかつての福島巧者ももう8歳。前走・ディセンバーSは後方から手応え良く上がってきましたが、直線では甘くなりました。上がり2位という字面ほどは評価できません。前々走の福島記念は「2回ほど手綱を引っ張るところがありました」という話通り、勝負どころでの不利が響きましたが、こちらも残り200mを過ぎてから脚が鈍っています。4.デビットバローズ前走・大阪城Sは1000m通過58.6秒のハイペース。勝ったステラヴェローチェの一列後ろで、外を回していましたが、もう少し距離があれば差し切っていたであろう強い競馬でした。ステラヴェローチェが大阪杯で惜しい競馬をしているだけに、この馬も評価して良いでしょう。前々走・寿Sは3F通過が35.4秒、1000m通過が60.4秒で、馬場を考えれば速めの流れ。内からエーデルブルーメに交わされそうになるともうひと伸びして勝利。L2は11.9-11.8と、自身はほぼ持続ラップで押し切った点は評価できます。この時は4ヶ月振り。力上位で、順調に使えてきている今回は楽しみでしたが、4番枠……。揉まれないで運びたいと陣営が述べているので、その点からも不安の大きい枠になりました。5.ダンディズム出遅れ癖のある馬。前走・小倉大賞典も出遅れ。外からよく伸びてきましたが、超ハイペースの縦長馬群で前も残れるレースになってしまったのが不運でした。前々走・小倉日経オープンは1000m通過62.0秒のスローで、4角では早めに2番手まで位置を押し上げて差し切り。マクれるタイプなので、直線の長いコースよりも短いコースの方が良いでしょう。東京では馬券絡みがゼロ。新潟は全て直線の短い内回りを使っています。6.セルバーグテンの遅い逃げ馬。前走・小倉大賞典は1800mに延長したことで楽にハナを奪えました。1000m通過57.2秒は完全なオーバーペース。1600m通過は1.32.6だからハナに行ければ相当に強いということは示しました。マイル戦では中緩みを作らない逃げでも粘れる異色の存在。2000mが持つのかがカギ。小倉大賞典以前にも1800mで1.45.3という好時計で勝った経験があります。評価している馬なので頑張って欲しいところですが、外差し馬場になった今回は流石に息切れすると考えるのが妥当か。7.ノッキングポイント前走・金鯱賞は出遅れからリカバー。中団を追走していましたが、4角ではもう手応えがなくなっていました。超ハイペースだったとはいえ、近い位置にいたブレイヴロッカーは7着に踏ん張っているので負けすぎという印象です。菊花賞は4角で下がってきた馬と接触。バランスを崩してしまいました。立て直してからも伸びず。昨年の新潟記念は内有利のレース。本馬は内をロスなく回っての勝利で、54キロもプラスに働いたはずです。相手関係も楽で、有力馬の不利等もあったので高く評価はできません。古馬重賞で買うには、もう少し買える条件が欲しい。8.ブレイヴロッカー藤岡康太騎手が控える競馬を教え込んできた馬。前走・大阪ーハンブルクCは差しの利きやすい阪神芝2600m。馬場も外差し有利になりかけていたとはいえ、最後方からでは後ろすぎたか。大外から猛追して2着確保したのは評価して良いでしょう。前々走・金鯱賞は前4頭が激しく競ったことで1000m通過58.4秒の超ハイペースに。離れた5番手からで、4角を良い形で回ってきましたが、さすがにそれまでに消耗してしまったのでしょう、伸びず7着が精一杯。3走前・京都記念はもう少し馬場の良い外目に出せると考えていましたが、折り合いも重視したせいか、内目を通る競馬に。直線も狭いところに突っ込んで3着とは差のところまで差してきています。実力が出せたとは思っていません。元々、サトノグランツやサヴォーナと差のない競馬をしてきた馬で、高く評価している馬。今回の外差し馬場も良いでしょう。ただ、今回は外枠の差し馬勢に良い馬が多く入ったので、絞らなければ配当を確保できません。相対的に評価が落とさざるを得ないという形です。三連複を狙うなら押さえておきたい馬。9.カラテ前走は久しぶりのダート。枠の並びが悪く、上手く位置も取れなかったので度外視。前々走・AJCCは得意の不良馬場でしたが、3角で早くも後退していきました。長期休養明けで中身が伴っていなかったのでしょう。昨年の宝塚記念は超ハイペースを先行。止まったのは仕方ありません。昨年の鳴尾記念は手応え自体はありましたが、前が壁になって終戦。スムーズなら上位に来ていたはず。昨年の新潟大賞典は不良馬場で、3着には8馬身もの差を付けての勝利。2年前の天皇賞(秋)で6着している通り、良馬場でも強い馬。気持ちさえ戻っていれば今回も買えますが、印が回らないという印象。10.ファユエン前走・福島牝馬Sは落馬のアオリを受けたので参考外。前々走・府中牝馬Sは後方から。33.3秒の上がりは使っていますが、離された殿負け。昨年の新潟記念は外を回されるロスがあり、直線は窮屈なところからしぶとく伸びて0.4秒差8着。差のない競馬だったとはいえ、特に評価していないレースでの好走で。牝馬同士なら評価はできる実績ですが……。3勝クラス勝ちは4角での手応えがかなり怪しかったですが、しぶとく伸びて差し切りました。一度叩いての53キロでそれなりにはやれそうですが、時計的に限界がある馬で、今回は力が足りるのかどうか。11.リフレーミング前走・福島民友杯は1000m通過60.0秒。差しの利きやすいコース形態ですが、このペースなら前が残れます。リフレーミングは出遅れから直線一気!他馬とは別次元の末脚を使って差し切りました。想像以上の強さに驚かされました。前々走はハイペースを早めに進出。更に早めに進出していた2頭をギリギリ差し切る形でしたが、前走を見る限り、差しの届くところでは思い切り溜めた方が良さそう。今回、後方待機からの直線一気がハマっても良さそうなメンバー。前が止まるようなら。この馬も評価はしていますが、絞りたいので消す馬。ただ、もっと時計の出る馬場の方が良さそうな印象はあります。12.シーズンリッチとにかく折り合いを欠くので、馬の後ろに入れられる方が良いタイプ。前走・金鯱賞は最内枠に加えて、これといった逃げ馬がいなかったことで出していきましたが、2コーナーでハナを奪われる競馬になり、1000m通過も58.4秒のオーバーペースに。度外視で良いでしょう。前々走の菊花賞は道中で折り合いを欠いていましたが、3着とは0.7秒差と大きくは負けませんでした。本質的にスタミナはあるのでしょうが、気性面と距離適性が噛み合っていないという印象です。神戸新聞杯と日本ダービーも折り合いを欠いての敗戦。毎日杯は3番枠から馬の後ろに入れたことで何とか我慢が利いてノッキングポイントを退けました。馬の後ろに入れたいという話ですが、周辺枠が差し馬ばかり。厳しいと見ます。13.キングズパレスなかなか3勝クラスを勝ち上がれなかった馬がようやくのオープン入り。ブリンカー外しで挑んだ前走は、1000m通過59.4秒で差し有利の流れだったとはいえ、1.58.7という好時計での勝利。前々走は少し早めに進出しすぎたという印象。ゴール前で狭くもなりました。とっくにオープン馬になっていて良かったレベルの馬。ここでも力差はないでしょう。上位評価ですが、一点狙いなので見送ります。16.ヤマニンサルバム前走・金鯱賞は超ハイペースを演出する形になったので度外視で構わないでしょう。前々走・中日新聞杯はユニコーンライオンに引っ掛かったホウオウビスケッツが絡んでいく形になって差し馬向きの流れに。3番手追走から勝ちきったのは強い内容。インが良くない馬場だったので、外目から差してきたハヤヤッコには展開が向いています。3走前のオクトーバーSは逃げて縦長馬群になったことで、後続が差して来られない展開に持ち込むことができました。すぐコーナーに差し掛かる東京芝2000mの最内枠だからこそ持ち込めた展開です。今回は外差し馬場になった以上、厳しいと見ます。
L2は後半2F・ラスト2Fを意味しています(Lはラストの「L」になります)。2Fまとめて24.0秒などと記すこともあれば、12.0-12.0のように1F毎に記す場合もあります。L5やL4も同様です。
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