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展望:近年の東京芝は外枠の差し馬が恵まれやすくなっていますが、今開催は先行馬有利な傾向が続いています。今年は逃げたい馬がキャプテンシーとユキノロイヤルくらいで、先行有利になるだろうと予想。馬場傾向も先行馬に味方するはずです。路線レベルは牝馬クラシック路線>牡馬クラシック路線>マイル路線と考えており、そのトップ層に狙いを定めました。
◎9.キャプテンシー前走・ニュージーランドトロフィーは出負け。その後は他馬と接触。これで馬がエキサイトしてしまったか、力みながらの追走で、早めに2番手まで上がっていきました。殿負けは実力では全くないので、度外視したいところです。前々走・ジュニアCのパフォーマンスは破格。最内枠から逃げの手に。4角では後続馬が押しているというのに本馬は手応えが抜群でした。勝ち時計の1.32.5も破格です。3走前はL5が57.8秒、L4が45.9秒、L2は10.9-11.7と、L1基準以外の余力ラップ基準をクリアして逃げ切りました。4走前はスタートでヨレて後ろからに。道中は折り合いにかなり苦労していました。3.4角はかなりの外。よく2着まで追い込んできたなと感じさせる非常に強い競馬をしています。この内容からは逃げ一手の馬という訳ではなさそう。今回はスタート練習を重ねてきたという話。ハナを主張したいと他陣営をけん制する発言をしており、楽な逃げが叶いそうです。もし、逃げられなくても競馬はできるので、いずれにせよ恵まれるはず。前走の前までは上位人気だと思っていた馬。11番人気はお買い得でしょう。
○14.アスコリピチェーノ前走・桜花賞は道中はステレンボッシュより前に付けていましたが、4角で外に膨れたことで先を越されてしまいました。最後は差を詰めているだけに、4角でのロスが痛かったものの、1.32.3で走破しているなら優秀。阪神JFでは課題だったスタートを決めて中団から。並びかけてきたコラソンビートを競り落とし、内からステレンボッシュが迫ってきても抜かせない底力を見せています。今年の超ハイレベルな牝馬クラシック路線最強の一角。相手筆頭が妥当だと考えます。
▲16.ジャンタルマンタルレース巧者。前走・皐月賞は3番手から一旦は完全に抜け出したものの、最後に苦しくなりました。1.57.2で走破しており、やはり力がある馬だと再認識しました。共同通信杯は速い上がりを使えるのか疑っていましたが、難なく対応してきました。共同通信杯はスローだからといって凡戦だったかと言われるとそうではなく、L2の10.9-10.8はスローでも滅多に出ません。32.6秒の上がりを使えた点は高く評価。朝日杯FSは直線の向かい風が強く、時計・上がりが掛かったのは風が主な原因でしょう。阪神JFより勝ち時計が1.2秒遅くても評価を下げる必要はなさそうです。朝日杯は相手にも恵まれましたが、皐月賞での好走は本物。マイルなら崩れないでしょう。
以下は無印の馬について。
1.ダノンマッキンリー新馬・秋明菊賞を好時計で連勝。その後の2戦は折り合いを欠いて負けていました。前走・ファルコンSは後方で我慢を利かせて差し切りましたが、折り合い面はまだ怪しく、距離延長はマイナスに働く危険性が高いと考えています。2.ノーブルロジャー前走・毎日杯はメイショウタバルに大きな差を付けられましたが、これは勝ち馬が強すぎただけ。負けた組にも強い馬が揃っていたので、2着確保なら上々の結果です。新馬戦は余力ラップ基準のL4・L2・L1基準までをクリアしての快勝。L4が45.9秒、L2が10.7-11.1でした。続くシンザン記念はペースが速くなることで位置を悪くすることを危惧していましたが、馬群の中で我慢しても全く問題ありませんでした。早めに外に出して、直線も外からあっさりと突き抜ける強い内容。問題は相手関係。1番レベルが高いであろう桜花賞路線の組を相手に勝負になるかどうか。また、前有利想定とはいえ、G1なのでそれなりには流れるはずです。しっかり先行できるか、外から被されないかもカギ。3.ディスペランツァ前走・アーリントンC時の阪神は外差し馬場になっていたので、内枠を危惧しました。実際、外に出すまでに手こずっていたので不利だったと思いますが、本馬は終い10秒台で差し切りました。想像以上の強さでした。前々走・1勝クラスはL5が58.0秒の余力ラップ戦。本馬は出遅れて最後方から。次点に0.5秒差を付けるダントツの上がり33.1秒をマークした点は高く評価。なお、このレースはラップ通りのハイレベル戦で、2〜4着馬が次走で上位独占しました。マイル路線の馬では1.2の実力を秘めていると思います。ただ、後方一手の馬なので、今回は届かないと予想しました。アーリントンCが超スローになったことも追走力の面から考えればマイナス。まとめて差し切るようなら想像以上だったと思うしかありません。4.イフェイオン前々走のフェアリーSは5.6F目が緩んで、L2が11.5-11.4の加速ラップに。この型のラップでは外をスムーズに加速できた馬が恵まれやすい。まさにバイアスに沿った競馬での勝利。前走・桜花賞は足りないという見立て。好発を決めたあとはゴチャ付いてしまい、馬もエキサイトしていました。0.7秒差ならさほど負けておらず、桜花賞よりは相手関係が楽になるという印象を抱いていますが、それでも果たして足りるかどうか。5.ボンドガール新馬戦はL5が57.5秒、L4が45.4秒、L2が11.0-11.1という完璧な余力ラップ戦で、出走馬も大活躍しています。それを思えば、その後の2戦は物足りません。サウジアラビアRCは出遅れて、その後はかなり行きたがっていました。新馬戦よりも時計を落としており、自分の力を全く出せなかったという印象です。前走・ニュージーランドトロフィーは800m通過47.3秒のスロー。スタートを決めたことは安心材料。伸びないインを通されたことは不利だったと思います。稍重も得意な馬場ではなかったはずで、良馬場替わりなら巻き返しがあっても良いですが、ここ2走だけのパフォーマンスでは足りず、成長力に欠けるのではないかと疑っています。6.ロジリオン前走・ファルコンSは出遅れ。直線はインで窮屈になり、目一杯追えないまま終わりました。前々走・クロッカスSは完勝。ソラを使うくらい余裕があったという話です。前々走・京王杯2歳Sは直線半ばで狭くなって追えない場面がありました。最後はコラソンビートを差し切る寸前。京王杯2歳Sの凄さは、ハイペースだったというのに、L1が11.5秒と前もそう止まっていないこと。これを差し切ったコラソンビートの凄さが際立つと共に、更にその後ろから差してきたロジリオンも相当に強い競馬をしています。マイルは未勝利2着の内容から守備範囲。力自体はコラソンビートと差のない競馬ができているので足りると考えています。スタートが悪い点が今回は響くと考えて軽視します。7.チャンネルトンネル前走・アーリントンCは外差し馬場。ほぼバイアスに沿った競馬ができましたが、ペースが遅すぎて2着馬を交わせず。勝ったディスペランツァは強すぎました。自信の本命を打ったスプリングSは、1000m通過が63.1秒の超スローペース。本馬は直線半ばで外にヨレるロス。最後は3着とハナ差のところまで差してきました。力差が出るようなレースではありませんでした。3走前・1勝クラスは直線で狭くなってブレーキ。スムーズなら勝ち負けだったはずです。4走前・ジュニアCはL5が57.7秒の余力ラップ戦。4角で逃げた勝ち馬に離されましたが、終いはもう一度差を詰めてきました。1.32.9で走破できた点は評価。相手関係がカギ。マイル路線でトップクラスの実力馬であるディスペランツァとキャプテンシーに完敗しています。桜花賞路線の馬も加わるので、もう少し買える材料が欲しかったです。8.エンヤラヴフェイス揉まれ弱さを出してきた馬。前走・ニュージーランドトロフィーはスタート五分から後方まで下がりました。800m通過47.3秒のスローだったので、厳しい展開だったと言えます。ただ、揉まれ弱い面は見せておらず、直線は外からそれなりに伸びてきました。鞍上は「道中の手応えは良かったし、ブリンカーは効いています」と述べていました。ファルコンSは馬の間に入ると位置を下げてしまったので、進展は伺えました。力はそれなりにありますが、現状、G1では厳しいという見立てです。10.ウォーターリヒト皐月賞・スプリングSは出遅れ。前者は超ハイペースの縦長馬群、後者は超スローを最後方からになり、どちらも展開的に厳しくなりました。きさらぎ賞・シンザン記念の連続好走で力は示していますが、未勝利時代から2000mでも追走に苦労していたくらいの馬で、展開に左右される側面が大きい。後方一手で届く相手ではないでしょう。ただ今回、差しの上手い菅原明良騎手に乗り替わるのはプラス。11.アレンジャー前走・アーリントンC時の阪神は外差し馬場になっていましたが、騎手もその点を意識していたのか、スローペースが乱発。アーリントンCも800m通過48.8秒の超スローになりました。さすがに遅すぎたので2番手から運べたのは展開が味方したと言えるでしょう。このペースだからこそ距離も持ったとだと考えています。白梅賞・ジュニアCともに、伸びかけて案外だったので、本質的にマイルは少し長いという考えは変わっていません。12.ゴンバデカーブース新馬戦は余力ラップでもなく、平凡な逃げ切り勝ちだったと考えています。前走のサウジアラビアRCで一気にパフォーマンスを上げてきたという印象です。L2が11.2-11.3の余力ラップで差し切りました。ただ、今年は牝馬路線が異常なハイレベル。アルテミスSはL2が11.2-11.0の加速&余力ラップで、勝ち時計が1.33.6。サウジアラビアRCの1.33.4の方が速いですが、ラップ面からはこちらの方が劣るという見立て。休んでどれだけパワーアップしているかがカギ。堀宣行厩舎は、ダノンエアズロックをプラス20キロで快勝(アイビーS)させた通り、スピード強化させる手腕があります。その点は怖いですが、追い切りから明らかに成長していると読み取れる程でもなくて。13.シュトラウス前走・ファルコンSは行く気がなく後方から。直線は前が壁になってまともに追えず。スムーズならどれくらいやれていたかは、前にいたロジリオンも狭くなっていたので判断が難しいところ。ただ、差す競馬に目処は立ちました。前々走・朝日杯は外枠から暴走とも言える逃げ。3F通過34.1秒はともかくとして、3F目の10.7秒は速すぎます。負けて仕方ありません。3走前・東スポ杯2歳Sは縦長馬群になり、差せないレースになりました。先行策は恵まれていたので高くは評価はできません。サウジアラビアRCは出遅れて道中は掛かり気味。直線を迎えた時の手応えは絶好でしたが、じわじわとしか伸びず。気性面からは1400mの方が良さそう。15.マスクオールウィン前走・桜花賞は出が一息も、外枠の差し馬が恵まれたレースなのでバイアスに沿った競馬はできていました。全く伸びなかっただけに、力的にどうか。前々走・フェアリーSは5.6Fが大きく緩み、L2が11.5-11.4の加速ラップに。外をスムーズに加速できた馬が恵まれたラップになりましたが、本馬はまさにそのバイアスを生かしての2着。今回も厳しいか。17.ユキノロイヤル前走・ニュージーランドトロフィーは800m通過47.3秒というスローペースでの逃げを打てたことが3着に好走できた要因。前々走は800m通過47.2秒のスローペースを先行して押し切り。最内枠も良かったのでしょう。世代限定戦で負けてきた馬が揃った1勝クラスで相手関係も少し楽だったと考えています。3走前はスローペースを先行して完敗。東京で結果を出せていません。18.アルセナール前走・クイーンCは出負け気味も好位までリカバー。直線は内で進路が狭くなる場面がありました。最後は勝ったクイーンズウォークを鋭い脚で追い詰めていただけに、不利が響きました。新馬戦はL2が11.3-11.4でギリギリ余力ラップ戦に。直線の手応えが怪しく、届かないかと思われましたが、エンジンが掛かってから一気の差し切り。鞍上のルメール騎手も驚いたという話です。スタートの悪さが気になりますが、外枠なのでリカバリーできるでしょう。ハイレベルな牝馬クラシック路線からの馬で力は足りるはず。4番手評価で、押さえる手もありますが、印を回した3頭が強い。キャプテンシーの単勝を買うので、馬券としては見送ります。
L2は後半2F・ラスト2Fを意味しています(Lはラストの「L」になります)。2Fまとめて24.0秒などと記すこともあれば、12.0-12.0のように1F毎に記す場合もあります。L5やL4も同様です。
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