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◎3.メイトースイ
メイトースイは休み明けだった前々走の新潟戦が驚きのパフォーマンスでした。
新潟ダート1800ｍはコーナー角がキツイため、コーナー部で緩んでから再加速するラップになりやすいコース。再加速する能力が求められる訳ですが、その点、メイトースイのラップは素晴らしい。
L3が13.0-13.0-12.3という加速ラップを堂々の差し切り勝ち。
破った相手が力あるメイショウクーガーだったのでその価値が際立ちます。
新潟の適性は高く、休んだことで力も付けてきたのだと思われます。
前走は出遅れ。1000ｍ通過63.5秒で前の残る流れになってしまい、伸びてはきたものの5着止まり。
あまりスタートが上手い方ではありませんが、大きく出遅れるようなこともありません。スタートには目を瞑ってでもここでは狙いたい馬です。

○1.サムハンター
サムハンターはもう完全に本物。
新潟コースは得意としています。
距離延長馬が走りやすい新潟は得意でも、他場の1800ｍでは少し厳しいと思っていた馬ですが、5走前の京都戦はハイペースを先行して押し切るという強い競馬をしました。
4.3走前はペースが速すぎました。
前々走は得意の道悪で2着。これは勝ったマイネルカーライルが強すぎただけです。
良馬場だとまだ半信半疑でしたが、前走は全く問題にしませんでした。むしろ前走は出入りの激しいレースで競馬がしにくかったはず。一旦は交わしたナイトアクアリウムに差し返される結果になりましたが、陣営は「耳を絞ってやめたところを差されました」と述べています。
今回は「集中力を切らさないためにも、何かに引っ張ってもらう形がベスト」という話。
ヴィブラツィオーネやベンテイガ辺りが引っ張ってくれるはず。速くなりそうもなく、スローを先行する形なら強い馬です。

他。
11.ヴィブラツィオーネ：前走はブリンカーが効きすぎたという話です。前々走は超スローで上がりが速くなりすぎました。弱くはありませんが、2勝クラスで上位という訳でもなくて。
12.ベンテイガ：前走はやや緩い流れを先行。4馬身差圧勝で、L4が50.1秒なら強い勝ち方です。相手が弱かった面はあるので、今回が試金石。

L2は後半2F・ラスト2Fを意味しています（Lはラストの「L」になります）。2Fまとめて24.0秒などと記すこともあれば、12.0-12.0のように1F毎に記す場合もあります。L5やL4も同様です。