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展望:今年は例年よりも小粒という印象の天皇賞(春)。荒れることも期待できるのではないでしょうか。京都開催の過去10回では1枠が5勝を挙げていますが、これは人気馬が1枠に入ったことが大きいと考えています。内であることに越したことはありませんが、どの枠も複勝率で見れば大きな差はありません。脚質は先行・差しはほぼ互角。差し馬は3.4角までに位置を押し上げていることが好走条件になります。後方一気は基本的には厳しいと言えます。高速馬場で開催されやすいとはいえ、3200mも走る訳なので、レース上がりは35秒以上掛かるのが基本。トップスピードが衰えていても走れるので、4〜6歳の好走率は互角です。
◎10.サヴォーナ前走・阪神大賞典は3.4角での手応えが悪く、前から離されてしまいました。直線は盛り返してきましたが、6着まで。どうも馬場が悪くなっていたのが響いた模様です。陣営は良馬場で走らせたいと述べています。前々走・日経新春杯は1000m通過58.3秒の超ハイペースでしたが、本馬はそれに巻き込まれたと言って良いポジションでした。あの競馬で2着まで頑張ったのは力の証でしょう。2.23.8の走破時計も馬場を考えればかなり速い。このレースは本当に強いので、過小評価されすぎていると考えています。菊花賞は出遅れて後方から。1分45秒付近からマクって進出。このレースは後半5Fが58.6秒と非常に速くなったので、本馬が勝つには6Fもの長い脚を使う必要がありました。長く良い脚を使えるのはせいぜい5Fまでで、6Fの長い脚を使えるのはほぼスプリンターと同義になります。最も過小評価されており、最も現実的に来る可能性が高い穴馬ということで本命とします。
○14.テーオーロイヤル長期休養前よりも力を付けているのではないでしょうか。前走・阪神大賞典はスローペースを先行。インをロスなく回れたとはいえ、L5の57.9秒というのは稍重だったことを考えればかなり速い水準です。前々走のダイヤモンドSはサリエラをマークする形で運び、直線は早めに並んで競り勝ちました。L2が11.0-11.5とかなり速かったので、着差がつかなかったことは仕方ありません。33.7秒の上がりでまとめられたことを評価。ステイヤーズSは33.9秒の上がりを使っても届かないような展開になってしまっただけ。長期休養明けだったアルゼンチン共和国杯も直線はマイネルウィルトスと一緒に伸びてきて、見せ場は作りました。残り200mで止まったのは休み明けの分でしょう。相手筆頭が妥当だと考えます。
▲12.ドゥレッツァ前走・金鯱賞は逃げ馬がほぼいないメンバー構成でしたが、騎手も前残りを警戒したのでしょう、1000m通過58.4秒は速すぎます。ドゥレッツァはやや出負けして中団から。直線は馬群をさばくのがワンテンポ遅れた分、インをロスなく回ったプログノーシスとの差が大きくなりましたが、菊花賞馬の力は見せました。菊花賞は外枠から出していくことでロスを防ぐルメール騎手の好騎乗があったとはいえ、前目に付けつつL5を58.6秒でまとめたのだから力も上だったと思います。戸崎圭太騎手に乗り替わる点だけでしょう。手綱を握った昨年の日本海Sは前残りの展開を後方から。届いたから良かったものの、あれは負けていてもおかしくない騎乗でした。天皇賞(春)はグローリーヴェイズで2着、阪神開催ではカレンブーケドールの3着がありますが、基本的には長距離が得意というタイプではないようです。それでも力上位で軽視はできません。
☆1.サリエラ前走・ダイヤモンドSはペースアップするのが非常に遅く、後半3Fだけが11秒台を刻みました。例年は後半5F戦になりやすいのですが、今年はあまりスタミナを求められたレースではありませんでした。スローペースでも折り合いが比較的付いていたのは好材料。テーオーロイヤルにマークされる形で、最後は捕まりました。G1になり、よりスタミナを求められる展開になった時に対応できるかがカギ。ロスなく回れる最内枠は良いでしょう。
☆5.ブローザホーン前走・阪神大賞典は枠なりに内々を追走。少し掛かり気味な面がありました。ワープスピードとは、直線での内外の差が出たという印象です。稍重でL5が57.9秒というのは速く、レースレベルは高かったはず。前々走・日経新春杯は3F通過33.7秒の超ハイペース。展開面では恵まれていますが、2.23.7は当時の馬場を考えればかなり速い。速い上がりを使えないタイプで、34.9秒が過去最速の上がり。とはいえ、3200m走るのでそれくらいの上がりを使えれば、チャンスはあるでしょう。
☆6.ディープボンド阪神内回りだと勝負どころで手応えが悪くなるので、京都の方がベター。上がりが掛かってくれる分、阪神内回りでも走れているという印象です。前走・阪神大賞典も勝負どころでの手応えが怪しくなりました。直線、一旦は2番手まで浮上しており、2着と0.5秒差なら大きく負けた訳ではありません。プラス10キロと太め残りでもありました。昨年の天皇賞(春)では京都巧者だということを見せました。京都外回りでは崩れておらず、超スローの上がり勝負にさえならなければ。陣営が試行錯誤しているのか、今回は幸英明騎手が騎乗。和田竜二騎手の方が持ち味を生かせると考えているので、騎手で減点しました。
☆7.タスティエーラ前走・大阪杯は展開は向いていたように思いますが、サッパリでした。あんなに負ける馬ではないと思いますが……。今回は最終追い切りを坂路に切り替えてきました。「Wコースの併せ馬だと動き過ぎてしまうし、単走追いだと集中力に欠け、競馬へ行ってメンタル面でいい方に出ないので、坂路で併せ馬を」という話です。前々走・有馬記念は直線で挟まれる大きな不利。そこから盛り返してきており、不利がなければ上位争いしていたことでしょう。昨年の菊花賞は道中インで、3.4角では外目に出してよく伸びてきました。L5が58.6秒で、それなりのレベルにあったはずですが……。力さえ出せればチャンスはあるはずです。
☆11.マテンロウレオ前走・日経賞は大逃げを打ち、3.4角で引き付ける横山典弘騎手らしい魅せる競馬でした。早めに捕まえに来たボッケリーニの方が止まった通り、差し馬有利の流れで、4着に残したのはやはり力があります。立ち回りが上手い馬ですが、近走はラチ沿いをロスなく先行する競馬ができていませんでした。昨年の天皇賞(春)はインを上手く立ち回る競馬ができましたが、最後に失速。今年は前走通りの逃げを打ってきそうで、高速馬場の京都なら止まらない可能性は視野に入れておきたいところ。要警戒。
☆17.スマートファントム非常に高く評価している神戸新聞杯では上がり最速の32.9秒をマークした馬。最内をロスなく回ってきた結果とはいえ、評価しています。その次走、フォーチュンCでは直線で他馬に寄られる不利。不利がなくても負けていたと思いますが、差は縮まったはずです。また、プラス10キロと余裕残しだったことも響きました。次走は相手関係が楽になって快勝。前走は出遅れ。当時の阪神は前有利の重馬場で、スローペースだったことを考えても後方待機は不利だったはず。直線も狭くなりましたが、こじあけて快勝。少し遠い近親にはジャガーメイルがいます。後方脚質も外枠も決してプラスではありませんが、距離延長で驚かせてくれるかもしれません。人気も全くないので押さえておきます。
以下は無印の馬について。
2.ヒンドゥタイムズ除外3.プリュムドール前走・阪神大賞典はスタートを決めて、その後、最内枠で全くロスなく乗れたのが4着に来た要因でしょう。前々走・万葉Sは出負けして最後方から。岩田康誠騎手がインベタの競馬で運んで、直線だけ外へ。伸びては来ましたが、前にいたメイショウブレゲに突き放されました。3走前のアルゼンチン共和国杯は後方から馬群をさばいてよく伸びていました。長期休養明けで0.4秒差9着なら評価できます。速いラップに対応できないと考えていただけに、東京で差のない競馬ができたのは好材料。ただ、今回は高速馬場の京都で全体時計がかなり速くなるはずで。4.ワープスピード前走・阪神大賞典はスローからの後半5F戦。道中、空いたインをスルスル進出させた川田騎手のファインプレーが光りました。恵まれたと見るのが妥当でしょうが、このレースは稍重でL5が57.9秒と速く、レースレベルは高かったと考えています。前々走・ダイヤモンドSは控えて上がり最速タイをマークしましたが、前のテーオーロイヤルとサリエラとは付かず離れず。3走前・ステイヤーズSは位置を取ってくるか少し疑っていましたが、離れた5番手で比較的良いポジションを確保できました。勝負どころから直線ではインを回ってくる全くロスのない競馬で0.7秒差。かなり上手く乗りましたが、この競馬でテーオーロイヤルに先着されている以上、一枚落ちるのは確かだと思います。4走前の古都Sは3.03.7の好時計で勝利しましたが、上がりは35.3秒。菊花賞でのサヴォーナの35.6秒よりも速い数字ですが、サヴォーナはマクったことでかなり長い脚を使いました。スタミナ豊富ですが、決め手では少し分が悪い馬。前走は最高の上手く乗れました。三浦皇成騎手もプラスとは言えなくて。8.ゴールドプリンセス前走・松籟Sは重馬場だったのでラップの価値を読みとりにくいのですが、タイムオブフライト相手に苦戦。着差こそ1馬身半付けましたが、残り200〜100m付近では馬体を並べていました。前々走の八坂Sは3勝クラスとして好メンバーの揃った一戦。内外から寄られる不利があったとはいえ、ここで完敗しているようでは買いにくい。9.シルヴァーソニック前走・阪神大賞典は外々を回されるロスが響いたとはいえ、その更に外を回っていたショウナンバシットにも先着されました。久々も響いたとは思います。昨年の天皇賞(春)は最後によく差してきましたが、人気馬の故障やポカ。不利等があってのもので、その価値を疑っています。今年は嫌いたいと考えています。13.スカーフェイス前走・大阪ーハンブルクCは差しの決まりやすい阪神芝2600m。また、当時は桜花賞前日のかなり速い上がりの出る日で、ポジションとしては良い位置だったと思います。それでブレイヴロッカーに伸び負けているようでは……。オープンで唯一の勝利だった大阪城Sは外枠からインに潜り込む鞍上の好騎乗が光ったレース。3200mに延びること、相手関係、どちらを見ても厳しいでしょう。15.メイショウブレゲ前走・阪神大賞典はスタート五分も、行き脚が付かず後方から。これはいつも通りです。道中はインをロスなく回ってきましたが、ペースが遅すぎて間に合いませんでした。2着馬とは0.6秒差と大きく負けた訳ではありません。前々走・万葉Sはプリュムドールにマークされる形。直線では後ろから追いかけてくるプリュムドールを突き放して、前で残っていたウインルーティンを差し切りました。ただ、ペースも流れたので差し馬有利の流れで、加えて54キロも良かったのだと思われます。3走前の比叡Sは2400mだというのに、L2が10.8-11.4の余力ラップになり、物理的に差せない流れに。後方の馬で最先着なら悪くありません。4走前の古都Sでは3.03.9で走破しており、これは菊花賞に入ると3着相当の時計です。馬場や後半ラップの速さ等、総合的に見れば菊花賞の方がレベルは上だったと考えています。追い込み届く展開になれば、チャンスはありそうです。今の京都芝は前が止まらないと考える騎手たちがハイペースを演出しているので、ありえなくもなさそうです。16.チャックネイト前走・AJCCは不良馬場でL2が12.5-13.1まで失速。逃げ・先行馬は不利だったと思いますが、本馬は前から離されない3番手を追走。これで押し切ったのは評価して良いでしょう。前々走・アルゼンチン共和国はペースが流れたので展開自体は向きました。終いは早めに抜け出したマイネルウィルトスを追い詰めています。ヒートオンビートと同着の3着で、果たしてその位のパフォーマンスで通用するかがカギ。4走前からセン馬になってから安定している点は良いでしょう。18.ハピ前走が初芝。差し有利の阪神芝2600mで、直線は最内を突いて伸びてきましたが、狭くなって急ブレーキが掛かる不利がありました。ただ、不利がなくてもせいぜい4.5着辺りだったと思います。メンバー強化では買いにくい。
L2は後半2F・ラスト2Fを意味しています(Lはラストの「L」になります)。2Fまとめて24.0秒などと記すこともあれば、12.0-12.0のように1F毎に記す場合もあります。L5やL4も同様です。
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