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展望:京都ダート1900mは差しが非常に届きやすいコース。今回、逃げてきたムルソー・カゼノランナーが相当に強く、しかも外枠を引くという幸運。世代限定ダートなのでペースは流れるでしょうが、それでもこの2頭を差せる馬がいるのかはかなり判断が難しいところ。オッズ面も考慮した上で、差し有利のバイアスを重視しました。
◎5.ラムジェット強烈な末脚を持っている馬。前走のヒヤシンスS時の東京ダートは例年に比べて、かなり時計が掛かる馬場でした。勝ち時計の1.36.3は、同日フェブラリーSに入ると6着相当の時計になります。フェブラリーSが遅かったのではなく、ヒヤシンスSが速かったと考えています。出遅れはいつも通りですが、一戦毎にマシになってきています。800m通過が46.7秒のハイペース。残り200mでは先頭と3馬身差ほどあったので、本馬は終い11秒台でまとめているかもしれません。L4の49.6秒も優秀なラップ。3.5着馬は次走、勝利を挙げています。前々走・寒椿賞は3F通過36.5秒のスローペースでしたが、普段よりも早めに位置を押し上げて差し切りました。3走前のオキザリス賞はインでどん詰まりになったので度外視可能です。追い込み脚質は今回、良いと思うので、この馬に関してはとにかく距離でしょう。今までは促しながら追走させていたので、追走が楽になる分、1900mに延びてもさほど決め手には影響出ないだろうと予想します。
○4.ミッキーファイト前走が衝撃的な強さ。当時のタフなダートで1.52.5は相当に速い水準。同日の古馬オープン・師走Sが1.52.0だからその優秀さが際立ちます。1000m通過62.0秒と流れましたが、本馬は好位追走から楽に突き抜けました。L4が50.5秒で、終い12.9秒ですが、本馬は残り200m地点ではまだ2番手。終いも楽な手応えだったので、まだ時計を詰められそうです。2歳時に古馬オープンで通用する水準で走れる馬は、ダート路線では通常いません。差す競馬ができるのも強力な武器。差しの利きやすい同コースでは有利でしょう。
▲12.ムルソーダート馬として相当な器でしょう。未勝利勝ちは1000m通過が62.6秒で、L4は50.2秒。終いはほぼ追うこともなく、L2が12.4-12.2の加速&余力ラップをマーク。前走・1勝クラスも凄まじく、1000m通過62.8秒とそれなりに流れた上で、L4を49.0秒でまとめました。残り200mは流していたというのに、L2を11.7-12.4という速いラップでまとめたのも凄まじいの一言。問題は逃げる競馬でしか結果を出していないこと。差しの届きやすいコースなので、逃げにこだわると飛ぶ危険性が高い。また、テンが速いようにも見えないのもカギで、番手からの競馬でこれまで通りのパフォーマンスを維持できるかどうか。とはいえ、この12番枠は良いところを引けました。軽視はできなくなったと考えています。
△13.カゼノランナー前走は衝撃的な勝利。1000m通過は63.6秒と遅めでしたが、L4の49.0秒をほぼ追うことなくマークしたのは強すぎます。勝ち時計の1.58.8は同日2勝クラスの1.59.2よりも速く、文句のつけようのない勝ちっぷり。3.2秒離された3着馬ですら次走は0.4秒差3着に好走しています。不安は揉まれた時だけだと考えていましたが、13番枠を引いたことで揉まれることもないでしょう。こちらもムルソー同様、テンがそんなに速くないはずで、好位追走になった時がどうでしょうか。逆に言えば、それくらいしか不安はありません。
☆3.マルチャレアル前走は3F通過37.6秒と緩みましたが、本馬がマクったことで5F目が11.9秒までペースアップ。そこからL4を50.3秒でまとめて押し切ったのは強いの一言です。前々走・カトレアSは伸びずバテずという競馬で0.8秒差8着に終わりましたが、おそらく、中距離路線の方が良い馬。未勝利勝ちは重馬場でしたが、時計の掛かる馬場でした。L2が13.1-12.9の加速ラップなら悪くはない水準。休ませて逞しさを増してきたという前走が高いパフォーマンスで、前走だけを見れば狙えます。マルシュロレーヌ・バーデンヴァイラーの半弟で、晩成の血が騒ぎ始めたのかもしれません。今回は後方でだんまりの競馬で良さそうです。
☆8.ラオラシオン前走・伏竜Sは案外な4着に終わりました。外枠で終始、外目を回り、3.4角では4頭雁行状態の一番外を追走。途中で位置を押し上げたことも相まって、最後は力尽きたという印象です。前々走の1勝クラスは稍重。1000m通過64.4秒は遅めでも、L4を49.4秒でまとめたのは立派。今回、1900mに延びるので、差す競馬に回れるかどうかがカギ。脚を溜めればこなせそうですが、位置を取ることにこだわると前走同様、力尽きそうに思います。陣営は「伏竜Sは鞍上と呼吸が合わずで、もったいない競馬でした」「2勝目を挙げた鞍上に手が戻ります」と前向きです。これなら途中で動くことはなさそうで、差してきても。
☆10.エイカイソウル前走はスタート一息も、リカバリーして6番手を確保。1000m通過63.8秒なら前有利な流れでした。終始外を回る競馬で距離ロスは大きかったものの、余力十分に差し切り……と思いきや、クビの上げ下げで同着になりました。エイカイソウルが最後に内にモタれたこと、同着のクロドラバールが先頭に立ってソラを使ったこと(鞍上が述べています)、どちらもあったように思います。本馬がモタれるのは馬の癖です。前々走・1勝クラスは出遅れて後方から。1000m通過61.1秒でしたが、不良馬場ということを踏まえれば速くなかったはず。ここも少し内にモタれていました。出遅れも響いて3着止まり。3走前は鞍上が直線で外に持ち出そうというところで、馬が内にモタれてコントロールが利きませんでした。このレースに関しては完全にモタれる癖が影響しての敗戦です。差しの利くコースなので差し脚確かなのは武器ですが、モタれる面だけが気になります。
☆15.アラレタバシル前走・伏竜Sは1000m通過が63.9秒で、L4が50.2秒。ほぼ余力ラップです。ペースが遅かった分、馬群が凝縮して差して来られたという印象。これまでは前がバテたところを差してきた馬なので、自力で差して来られたのは好材料です。前々走・1勝クラスは1000m通過62.3秒のハイペース。外に出さず、馬群に突っ込んだことで間に合いました。3走前・もちの木賞は大外に進路を切り替えると豪脚を見せて惜しいアタマ差の2着。ここまでを見る限り、コーナーを回るのが上手く、加速もスムーズ。追走力のない馬ですが、この武器を生かせるため、大きく崩れない印象です。その意味ではもう少し内目の枠が良かったかもしれません。
☆16.ハーバーライト前走・伏竜Sは出遅れ。4角でも外に振られる不利がありましたが、そう差のないところまで差しては来ました。前々走の1勝クラスは京都ダート1900m。1000m通過62.2秒は速く、差しの利く流れでした。スタートは出遅れ。4角ではもう前を射程圏に入れる好位置に付けて差し切りました。L4の50.5秒も1900mということを考えれば速い。外から位置を押し上げていく競馬で、前が止まってくれるようなら。
以下は無印の馬について。
1.スナークラファエロ前走・1勝クラスは1000m通過61.6秒のハイペースを2番手から。3番手以下を引き離したことの貯金で、押し切ることができました。終い13.5秒と完全に止まっているので、100m延びて良さが出るとは思えません。今回は最内枠で揉まれる競馬になること必至です。2.ノットイナフ前走・伏竜Sはズブさを見せて、スタート後からムチが入っていました。4角では外に振られる不利がありました。0.5秒差なら最後、案外伸びてきていたようです。前々走・1勝クラスは1000m通過62.2秒。相当タフな馬場だったので、これでもかなり速かったのでしょう。豪快に差し切りました。速い上がりを使って差し切るというよりも、前がバテたところを差してくるタイプです。今回は逃げ・先行勢が相当に強力で、バテ差しの競馬は叶わないでしょう。6.サンライズソレイユ前走・伏竜Sは先行態勢に入ったものの、外から交わされていき、後ろの方まで下がりました。4角では内のラタフォレストに寄られて外に膨れる不利がありましたが、そこまで大きな不利ではありませんでした。0.4秒差5着とはいえ、高くは評価できず。前々走の1勝クラスは1000m通過61.6秒のハイペース。離れた3番手から運んだので、本馬自身は良い位置だったと思います。オーバーペースだったスナークラファエロを捕まえられないようでは、このメンバーで足りないと判断します。7.ゼンダンスカイ前走の1勝クラスは単勝万馬券の超人気薄。それも妥当だと考えていましたが、2着はまさかの激走でした。1000m通過63.6秒で、L4は50.0秒の余力ラップでタイム差なしの2着。スタートを決めて2番手追走。3.4角では外の馬に並びかけられましたが、これを振り切ると、直線で並び掛けてきたポッドロゴも振り切りました。勝ち馬の強襲に屈した以外は非常に強い内容でした。それ以前は特に評価できるラップ・時計も出していなかったので、前走が大駆けだったのは間違いないでしょう。連闘はともかく、距離延長が味方するようには思えず。9.サトノエピック未勝利勝ちは13秒台半ばが続く超スローペースでの逃げ。L2の12.2-12.4は一応、余力ラップ基準をクリアしています。試金石だった前走・1勝クラスは1000m通過62.3秒のハイペース。4角では包まれて動けなくなりましたが、直線はあっさりと差し切りました。砂を被っての勝利は収穫がありますが、稍重で1.54.1。時計やラップで評価できるところはありません。11.クロドラバール前走・1勝クラスは1000m通過63.8秒で前有利の流れを2番手から。最後はエイカイソウルに交わされる手応えでしたが、ソラを使っていたらしく、並ばれてからもうひと伸びしての同着勝利。エイカイソウル側が内にモタれたのも幸いしました。それ以前は出遅れなどはありましたが、特に評価できるラップでは走っていません。3走前は一応、加速ラップでしたが、L4が52.1秒で、L2は13.5-12.6という遅めの加速ラップです。同型が揃ったここは見送りが妥当。14.ピュアキアン前走・1勝クラスは好発を切って逃げの手に。1000m通過62.6秒なら差し馬も間に合う流れでしたが、稍重だったのでやや先行有利か。4角では手応え的に止まりそうでしたが、直線でもうひと伸び。終い13.2秒まで止まりましたが、なんとか後続を振り切りました。馬場や展開、相手関係にも恵まれた面も大きく、100m延びるここでは買いにくい。
L2は後半2F・ラスト2Fを意味しています(Lはラストの「L」になります)。2Fまとめて24.0秒などと記すこともあれば、12.0-12.0のように1F毎に記す場合もあります。L5やL4も同様です。
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