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京都ダートは金曜時点で含水率が2.9%とかなり低い水準です。ここは逃げ・先行タイプが揃いました。低い含水率とハイペース、加えて逃げ・先行馬が多数ということで差しは届きやすくなるでしょう。差し馬狙い。
◎8.キュールエフウジンキュールエフウジンは砂被りが良くない馬。少頭数で外枠、馬群がバラけそうな今回は砂をさほど被ることなく運べるでしょう。問題は1900mで結果が出ていないことですが、2度とも中京ダートの重馬場で、しかもかなり速い時計が出る馬場でした。陣営は「前走は馬場が合わなかっただけに、良馬場で上がりを要せば」と述べています。個人的には道悪自体はむしろプラスだろうと考えていますが、あそこまで時計が出てしまうとマイナスかもしれません。ここは実力差自体はさほどないメンバー構成だと感じており、展開面の重要性が高い。ハイペースだった4走前は今回に繋がりそうなレースで、当時は大外一気で、もう少し距離があれば差しきれそうな勢いで伸びてきました。自分から位置を押し上げていけるタイプでないので、どうしても展開に左右されますが、今回は思い切りハマりそうな舞台。5走前がハイペースで12頭立てと今回と似た条件ですが、2着に食い込みました。当時は砂もほぼ被らず、完全に展開が向きましたが、ホウオウルーレットの末脚に屈しました。今回、ダートで35秒台の上がりを使った馬は不在。何度も好走させている藤岡佑介騎手も手が合っており、ここは狙える番でしょう。
○3.エクセスリターン2400mを使っていた馬ですが、1900〜2000m辺りが良いようです。昇級戦の前走は馬場がタフで、1000m通過62.0秒でもハイペース。差す競馬がハマってはいますが、即通用するとは思っていなかったので、想像以上に力がありました。前々走は1000m通過62.3秒。前ももう少し粘れて良いペースではありましたが、自分から動いて4角ではすでに前を射程圏に入れていました。自分から動いていける馬なので、下手な競馬にはならないでしょう。ここは上位評価。
▲6.クレメダンジュ前走はスタート直後に挟まれて後手に。スローを見越してマクりましたが、結果的に後ろの馬に続々と交わされてしまったので動かない方が良かったか。とはいえ、0.5秒差しか負けてはいません。前々走も早めに進出。後ろから差されて、前を捉えきれずの競馬に。ただ、1000m通過62.0秒なら差し有利というほどでもなかったか。0.4秒差。坂は得意でないという話を聞いたので、平坦京都なら崩れないのではないでしょうか。
※キュールエフウジンは届かない危険性や、結局、距離に限界があったというパターンも有り得そうで、信頼しきれないのでBOXで購入します。
他。5.サンテックス:前走は内枠からスムーズに先行。当時はかなり時計の出ていた中京ダートで、1000m通過61.7秒でも速くはなかったのでしょう。道中は内で、直線で少し外に出す完璧な競馬。今回は展開が向くとは思えません。7.チュウワハート:逃げ馬という時点で今回は厳しい。前走は1000m通過63.5秒、前々走は1000m通過63.4秒という逃げて粘れるペースでした。今回、61.62秒台になった時はかなり危ないのでは。
L2は後半2F・ラスト2Fを意味しています(Lはラストの「L」になります)。2Fまとめて24.0秒などと記すこともあれば、12.0-12.0のように1F毎に記す場合もあります。L5やL4も同様です。
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