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◎6.シンガプーラ新馬戦は稍重とはいえ、凍結防止剤の影響を受けて時計の掛かっていたレース。L2の11.6-12.6はかなり優秀なラップです。3.5着馬が次走勝ち上がり、4着馬は次走3着に頑張っています。シンガプーラは出遅れ。直線では前と距離がありましたが、この速いラップに対応して上がり2位の37.0秒でまとめたのは立派です。2戦目でスタートを決めてくれば、勝ち負けになるはず。1回使ったことで上積みにも期待できるでしょう。
○3.フェレザフェレザは新馬戦が好時計だったミッキーファイト戦。大きく出遅れましたが、最後はかなり良い脚を使っていました。上がり37.7秒はミッキーファイトの37.2秒に次ぐ数字です。勝ち上がっている馬は2.10着馬くらいですが、大きく負けた馬でも未勝利で上位に食い込んでいます。陣営は2戦目の戦前に「先々は短めの距離が合う馬になるかもしれません」と述べていました。この2戦目は2番手まで浮上しそうでしたが、残り100mで失速。これを見ても良馬場のマイルはやや長いかもしれません前々走は出負け。3F通過34.4秒と平均的な流れで、最後まで脚色はしっかり前走は3F通過33.6秒と、未勝利戦としてはかなりのハイペース。出負けしてこの速いペースを追いかけた分、苦しくなったという印象。前々走も出負けしましたが、3F通過34.4秒と平均的な流れ。終いまで伸びて3着。やはり短い方が良さそう。ブリンカーを着用した前走も出負け。3F通過が33.6秒と、未勝利としてはかなりのハイペースになりました。このペースを追いかけた分、脚を失ったという印象。今回はブリンカー外しで挑みます。スローになりやすい東京ダート1300mは合いそうです。休み明けを一度叩いた効果もありそうで。
▲12.ネオエトワール新馬戦はL4が49.1秒で、L2が11.7-12.1の余力ラップだったタイセイリアル戦。タイセイリアルは上のクラスでも好走を続けています。本馬はスタートを決めてスムーズに先行。直線は逃げたタイセイリアルにドンドンと離されていきましたが、タイセイリアルが速すぎただけで、こちらもそう悪いラップは刻んでいないはずです。2.3戦目も二の脚が速く、良い先行力を見せていますが、1800mは少し長いのか、どうも伸びが一息。新馬戦は好内容なので、1300mで位置さえ悪くしなければ勝ち負けできるでしょう。スタートは上手いので、外枠でもさほど位置は悪くしなそうです。
他。5.ジェットブレイク:砂被りがNG。ここ3走は砂を被りながらよく盛り返してきています。この様子では上手く位置を取らなければ危ない。たとえ位置を取れたとしても、新馬戦・2戦目は特にレベルが高かった訳でもなくて。7.テイエムビッグサー:前走は3角で不利で度外視でも。末脚は堅実なので位置を取りたいところですが、比較的位置を取れた1400mの2戦は3F通過が35.7秒、36.4秒のスロー。7走前も3F通過35.6秒のスロー。ペースの緩みやすい1300mですが、もう少し位置を取れる担保が欲しいところ。相手関係も今回は楽ではなくて。8.エイブラムス:使っているレースのレベルが低く、唯一レベルの高かった前々走は勝ち馬に6馬身差を付けられる完敗。新馬戦は3F通過35.4秒と遅いというのに、L2は12.9-13.2と掛かっていて。前走はかなり時計が出ていた日の中京。1400mの持ち時計ナンバーワンでも信頼できず。
L2は後半2F・ラスト2Fを意味しています(Lはラストの「L」になります)。2Fまとめて24.0秒などと記すこともあれば、12.0-12.0のように1F毎に記す場合もあります。L5やL4も同様です。
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