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◎6.ユウトザキンパツユウトザキンパツの前走は1000m通過62.6秒。1900mとしては少し速かったか。加速&余力ラップで逃げ切った勝ち馬ムルソーが強すぎました。ムルソーは1勝クラスも8馬身差の圧勝だった馬です。大差負けの2着馬と追い込んできた4着馬が次走で勝ち上がり。3着馬が次走2着している通り、レベルの高い一戦でした。大敗はムルソーを追いかけた分や100m長かったこともあると思うので、改めて期待したいところです。前々走はL4が51.4秒で、L2は13.0-12.8の加速ラップ戦。0.5秒差の3着なら上々の結果です。当時だけ走れるなら今の未勝利では力上位。先行力も高く、前走だけで人気が落ちるなら狙い目でしょう。3着に好走させた和田竜二騎手に手が戻るのもプラスです。
○2.シェアホルダーズ2番枠は不利ですが、砂を被っても問題ないのは好材料。川田騎手ならしっかりと出していってくれるはずです。前走は3F通過36.4秒。スタート後に上り続ける中京ダート1800mとしては速すぎました。早めに外に出して押し切りを図りましたが、外を回したロスも響くコース。直線半ばまでは勝てそうな雰囲気だったのに、最後止まったのはペースと外を回した分でしょう。2着のアンドゥーラはほぼロスなく回ってきていたので、今回、アンドゥーラに負ける可能性は低いと見ます。前々走はL4が51.0秒で、勝ったフラッシングと一騎打ち。並ばれてからもしぶとく食い下がりました。3着に7馬身差を付けているだけに、素直にラップ面を評価して良いでしょう。人気程の差はないと見て、ユウトザキンパツを上に取りました。
▲3.テイエムゴールドン前走は3F通過が34.9秒。芝スタートの阪神ダート2000mではたまにあるハイペース。本馬は出遅れて促していましたが、後方になったのは仕方ありません。このハイペースでL2を12.1-12.4でまとめた勝ち馬が優秀すぎました。2.3着馬も次走で勝ち上がっています。前々走は重馬場の小倉ダート1700m。3F通過35.5秒、1000m通過60.4秒とペースが流れましたが、中団を追走できたことからも、良馬場の京都ダート1800mならもう少し位置を取れるはずです。縦長馬群になり、結果的に前有利になったので6着なら及第点。3走前は出遅れて後方から。レースレベルの低い一戦だったとはいえ、インをスルスルと進出して、4着を確保しました。最終追い切りは栗東坂路で一杯に追って52.4秒の自己ベストをマーク。終いも12.1秒とかなり速い数字です。ここ2戦よりも追走できそうな今回はチャンスありと見ます。
他。8.アンドゥーラ:前走は1000m通過61.5秒とハイペースでしたが、大逃げがあったので、2番手以下はそう厳しいペースではなかったはず。バテた逃げ馬がラップを作ったのでL4は53.3秒と掛かったのは仕方ありませんが、L2も12.9-13.3と掛かっています。レベルがどうか。前々走は前述の通り、展開に恵まれた側でシェアホルダーズに先着。今回は嫌いたい。12.ヴィラコースト:前走は1000m通過62.1秒とある程度流れて、L4は51.6秒。1000m通過過ぎから進出しており、L4はレースラップの51.6秒程度では走っているはず。それなりに力があると思いますが、終い13.6と前が止まったところで差を詰められていないところが気になります。外枠は有利で展開がハマれば。14.タマモキャリコ:1400m中心に使われていて、1700mだった3走前は逃げ馬を交わせそうで交わせず。後ろにいた馬に交わされました。1000m通過60.5秒のハイペースだったとはいえ、L2は13.3-13.4と完全に止まってはいるので、1800mに延びる点がどうか。
L2は後半2F・ラスト2Fを意味しています(Lはラストの「L」になります)。2Fまとめて24.0秒などと記すこともあれば、12.0-12.0のように1F毎に記す場合もあります。L5やL4も同様です。
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