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◎10.キガタレイかなりメンバーレベルの低い牝馬限定戦。キガタレイがおそらく能力最上位だろうと考えました。前走の3F通過35.9秒、1000m通過61.8秒は重馬場だったとはいえ、ダート未勝利としては速すぎます。本馬は初角で4頭雁行状態の1番外を回されるロス。すぐに下げざるを得なくなりました。その後、3角では外から被されて狭くなり、またしても位置を下げました。それでも4角では盛り返してきましたが、ロスに不利、ハイペースを先行とあっては力が持ちませんでした。残り200m手前で力尽きる結果に。今回は良馬場で、前走逃げた馬も不在のメンバー構成。流石にオーバーペースで力尽きるようなことはないでしょう。ロス・不利・ハイペースがなければ、一番強いと考えました。新人の長浜鴻緒騎手は早くも5勝を挙げており、減量効果にも期待ができます。
○7.チーチャンチーチャンは追い込み馬のような通過順になっていますが、1200mを使ってきただけに追走力がある馬。前走はスタート後、もう少し前に行けそうでしたが、他馬に先に前に入られて、無理せず下げた形に映りました。4角では先頭と4馬身差程。十分に前を射程圏に入れていました。L1が13.2秒と全馬が失速している中では伸びてきて4着に浮上。前々走もスタート後はもう少し前に行けそうでしたが、外枠で外を回されそうだったので下げた形に。また、このレースは1000m通過62.8秒と速くて縦長馬群になりました。この馬に関しては外枠の影響でここ2戦、位置を下げた形になっているので、7番枠はプラス。もう少し前に付けられるはずで、もう少しパフォーマンスを上げられるはずです。
もう1点入れるかかなり迷いましたが、1点勝負とします。保険としてなら16.ソウキュウをオススメします。オッズなどとご相談ください。
他。5.ウインルリアン:前走は重馬場の中京ダート1800m。出遅れて初角はインで待機策。勝負どころで外に出しましたが、中京でこの乗り方をすると止まりやすい。この牝馬限定戦はレースレベルが低く、買うなら先着しているソウキュウの方。6.セイウンチドリ:前走は1000m通過64.2秒で、L4は52.0秒。本馬は終い14秒以上掛かっています。評価できませんが、これで通用するくらいにメンバーレベルが低いのも確か。不安は2点。今回は良馬場替わりでもっと止まるのではないかという点。もう1つは三浦皇成騎手から勝浦正樹騎手に乗り替わる点。三浦皇成騎手は追えるのでダートの方が好成績ですが、勝浦正樹は芝向きの騎手。バテた時に持たせられるかどうか。15.タウンホール:父はダートでは走らないハービンジャー。母父もダート不得手のアドマイヤムーンですが、母はダート短距離で1勝を挙げています。馬格は十分ある方で486キロ。このメンバーなら走ってもおかしくはありません。16.ソウキュウ:先ほど、ウインルリアンのところでこの前走は低レベルと書きましたが、稍重で1000m通過62.9秒でL4が52.0秒。稍重とはいえかなり時計の出る馬場だったので低レベルという扱いで構いませんが、ここで通用してしまう可能性もなくはないのかな、と正直、判断に迷っています。本馬は3.4角で外目を回すロスがありました。また、この時の3着アオイサクラが割と強い馬で、これと0.2秒差なら案外評価して良いのか?とも思います。差しが届いていることからも1000m通過62.9秒でも厳しいペースだったのか、等、稍重ということで判断が難しい印象。坂井瑠星騎手も積極的に逃げてくれそう。そういう訳で保険としてなら本馬をオススメします。
L2は後半2F・ラスト2Fを意味しています(Lはラストの「L」になります)。2Fまとめて24.0秒などと記すこともあれば、12.0-12.0のように1F毎に記す場合もあります。L5やL4も同様です。
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