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展望:皐月賞はG1らしくペースの流れやすいレース。2.3歳の中距離路線はペースが緩みやすいのが一般的で、ハイペース経験の有無が結果を大きく左右してきます。今年の3歳牡馬路線は、昨年までレベルの高いレースが非常に少なく、クラシックがどうなるのかかなり心配していましたが、今年に入ってハイレベルなレースが増えてきて帳尻を合わせてきたという印象を抱いています。前哨戦のレースレベルを重視。ハイレベル戦で勝った馬・好走した馬を評価して予想しました。
◎15.サンライズアース新馬戦は特に評価していませんでしたが、前走・すみれSのパフォーマンスに驚きました。出遅れ。1000m通過60.2秒と流れましたが、6F目の13.3秒までペースダウンしたところで一気のマクり。このマクりによって7F目が12.0秒までペースアップ。その後は11秒台を刻みました。自身のマクりによって厳しいラップになったにもかかわらず、そのまま押し切るのは並大抵の馬ではできません。勝ち時計の2.12.0も非常に優秀です。能力は間違いなく高い馬。その上に今回は「体も締まって今回はマイナス10キロくらいで出せそう」と、前走よりも上積みがあるという話です。前走時点のパフォーマンスで勝ち負けと考えていたので、これは大きなプラス材料。デムーロ騎手の大味な競馬が向く展開・馬場になってくれれば……、と考えていたので、内が使える馬場になったのはマイナス。ただ、土曜はスローばかりで、外枠の差し馬が間に合わないレースばかりになったのも事実。外の方が伸びるのは確かなはずで、ペースがある程度流れるならそこまで外不利にはならないのでは。まだ馬体が引き締まる余裕があったのは衝撃的な事実。ここは能力の高さで勝つ!
○2.メイショウタバル本命を打った前走・毎日杯は衝撃的なパフォーマンス。重馬場でL2の10.9-11.9はかなり速いと言えます。6馬身を付けた上に、重馬場でつばき賞より0.9秒も時計を短縮してきたのは素直に評価。前々走のつばき賞もL5が58.1秒の余力ラップ戦で高く評価しているレースです。出入りの激しいレースで、途中でハナを奪われるという厳しいレースで勝った点は高く評価しなければなりません。力上位だと思いますが、ペースの流れやすい皐月賞で、前走逃げたという点が気がかり。ただ、陣営は「位置取りよりも、自分のペースで折り合っていければ」と述べています。マイペースで走れば、自然と勝ち負けになるくらいに強いのでは。不安は高速馬場という点だけ。
▲1.サンライズジパング前走・若駒Sは想像以上の強さに驚きました。残り200mを切ってからの伸びは1頭別次元のものでした。前々走・ホープフルSは4角で内の馬が膨れたことで外に振られる不利。ゴール前ではレガレイラとシンエンペラーに挟まれる不利がありました。レガレイラに並ばれてからもうひと伸びしており、2度の不利がなければ勝っていた可能性もあると思います。昨年のレース(牡馬クラシック路線)の中では、ホープフルSを最も高く評価しています。その組では最上位評価。最内枠もプラスだと考えていますが、上位2頭の魅力に劣ると考えて3番手評価とします。
△12.コスモキュランダ前々走の1勝クラスでは1.59.9で走破して2着。これは京成杯よりも好時計でした。レースラップは、1000m通過59.9秒。その後が11.9-12.3-12.4-11.6-11.7。勝ち時計1.59.8。京成杯:1000m通過60.7秒。その後が12.6-12.4-11.9-11.3-11.6。勝ち時計2.00.5。後半は京成杯よりも僅かに掛かっていますが、前半のペース等を考えれば、京成杯よりも上という評価を下していました。本命を打った弥生賞は、1000m通過60.4秒。その後が12.2-12.1-11.7-11.4-12.0。勝ち時計1.59.8。弥生賞の方が1月よりも時計の掛かる馬場だったにもかかわらず、コスモキュランダは走破時計を0.1秒短縮してきました。デムーロ騎手のマクりが上手く、また、マクりの利く馬場になったことも味方はしましたが、弥生賞で2分を切ってきたのは評価しなければなりません。京都2歳Sも非常に強い競馬をしています。スピードが乗らず、直線入口では外から上がってきたディスペランツァに挟まれて騎手が立ち上がる程の不利を受けました。そこからしぶとく伸びていました。この馬に関してはデムーロ騎手の方が合いそうなイメージですが、モレイラ騎手でマイナスということはないでしょう。前走は完全な実力。この人気は妙味あり!
以下は無印の馬について。
3.エコロヴァルツ前走・共同通信杯は1000m通過62.7秒はまだしも、その後、全くペースアップせず、正味、3Fだけの競馬になりました。速い上がりに対応できる馬ではないので、5着に敗退も致し方ないところ。前々走・朝日杯FSはスタートが一息。後方まで下げた武豊騎手のファインプレーでした。800m通過46.1秒のハイペースで、後方待機策がハマっての2着。問題はハイペースを先行した経験がないこと。決め手ある馬が朝日杯よりも多く揃った今回、差す競馬では厳しいと考えています。4.シリウスコルト前走・弥生賞は逃げた三浦皇成騎手のファインプレー。よく3着に粘りましたが、1000m通過が60.4秒。今回、もっとペースが流れると考えているので、これで差されていては流石に厳しいか。5.ミスタージーティー前走・若葉Sはしっかりと位置を取れたのが勝因。皐月賞出走をかけて負けられない一戦でしたが、藤岡佑介騎手が上手く乗りました。ただ、若葉Sは3F通過36.1秒、1000m通過61.0秒とペースが遅かったからこそ先行できたのだと考えています。若葉Sは終い11.4秒で、2分を切ってきていることからレベルは低くありませんが、今年はもっとレベルの高いレースが多いと考えています。サドラーズウェルズを父に持つリッスンが母で、この産駒には、すみれSを勝って皐月賞・ダービーで惨敗したサトノルークスらがいます。この母は影響力が強く、追走力がなかったり、速い上がりを使えなかったり、そのいずれかの特徴を受け継いだ産駒ばかり出しています。本馬は追走力にかなり疑問が残り、皐月賞で向くタイプではない、というのが私の考えになります。ブリンカー着用だけが怖いところ。6.アレグロブリランテ前走・スプリングSは1000m通過63.1秒とあまりにも遅くなりすぎました。本馬は逃げて、流れ込んでの2着。あれだけのスローの逃げを打ち、直線追い風が強かったことを踏まえると、上がりの34.3秒は物足りない数字です。スプリングSは皐月賞に最も繋がらないトライアルになったなという印象。前々走の若竹賞も不良馬場で今回に繋がるレースではありませんでした。ここは買えません。7.ルカランフィーストこちらもスプリングSは先行策から流れ込みの3着。4着のチャンネルトンネルよりも内にいたこと、チャンネルトンネルが外に寄れたこと、が味方して3着に滑り込んだという印象です。この馬も前々走が若竹賞。買えません。8.ジャンタルマンタルレース巧者。前走・共同通信杯は速い上がりを使えるのか疑っていましたが、難なく対応してきました。共同通信杯はスローだからといって凡戦だったかと言われるとそうではなく、L2の10.9-10.8はスローでも滅多に出ません。皐月賞に繋がるかは別として、それなりに評価しています。朝日杯FSは直線の向かい風が強く、時計・上がりが掛かったのは風が主な原因でしょう。にしても、エコロヴァルツが2着で、展開不利だったタガノエルピーダが3着。レースレベルに関しては疑っています。本馬は、コーナーでイン、直線で外目に出していく最高の競馬ができました。今年序盤までは皐月賞では購入予定でした。ですが、想像していた以上にその後、牡馬のタレントが揃ったという印象を抱いております。力で少し劣るだろうと考えて消すことに致します。9.アーバンシック大跳びで東京向きと見ている馬。私は今年の京成杯はあまり評価していません。京成杯:1000m通過60.7秒。その後が12.6-12.4-11.9-11.3-11.6。勝ち時計2.00.5。この前日に開催されたヘデントールが勝った未勝利戦は、1000m通過61.7秒。その後が11.8-12.1-12.1-11.2-11.3。勝ち時計2.00.2。ヘデントールはダービー候補の1頭だと見ていますが、この未勝利戦よりもハイペースで時計が遅いというのは重賞としてのレベルを疑わざるを得ません。超高速馬場の1月の中山なら2分を切って欲しかったと考えています。本馬の上がり33.9秒は立派で、残り200mは11秒台前半で走破していますが、全レースで出遅れている点も評価しにくく、今回は追走で脚を削られるだろうと予想しています。10.レガレイラこちらも3戦全てで出遅れています。本命を打ったホープフルSはL2が12.0-11.5の加速ラップ。1000m通過60.0秒と流れましたが、6F目以降ペースアップしておらず、L3では12.4秒まで緩みました。それによって馬群が凝縮。位置を押し上げるのも容易になりました。差し馬が恵まれたラップで、ホープフルS組では先行馬を評価したいところです。4角では膨れた馬たちの後ろで、直線はその更に外を回すロスがありましたが、直接被害を受けた馬たちよりはマシだったと考えています。ルメール騎手が乗れなくなったこともマイナス。11.ホウオウプロサンゲ昨年のアイビーSは4F目から加速し続けるラップで、L5は57.7秒。0.1秒差2着は高く評価していました。逃げれば、若葉Sの2着くらいはやれて当然の馬です。問題は、ペースの流れた京都2歳SとすみれSのパフォーマンスが低いこと。厳しいペースでももっと頑張れるという担保が欲しいところです。13.ジャスティンミラノ新馬戦は2000mでL4が45.9秒。L4の45.9秒以内が出るのはもっと短い距離が大半。2000mで出したことは価値が高い。2着に下したヘデントールはダービー候補の1頭だと考えています。本命を打った共同通信杯は想定外の超スローペース。1000m通過62.7秒も遅いですが、その後にペースアップしなかったことが32秒台の上がりが出るレースになった要因。実力の高さは確かなものがありますが、今回はスローペース経験しかない点を嫌います。一気のペースアップを苦にしなければ、あっさり勝つこともあり得ると考えており、ダービーでは買う予定です。消す中では最も怖い馬。14.シンエンペラー前走・弥生賞はスタート後の直線でトロヴァトーレと馬体をぶつけ合う不利がありました。勝負どころでの手応えが悪いのはホープフルSと同じ。最後は差は詰めましたが、終いの脚色はコスモキュランダより少し良かったという程度。前々走・ホープフルSも勝負どころでの手応えが一息。不利を受けた馬が多い中、この馬は特に不利なく回ってきました。最後は外に斜行したことでサンライズジパングに致命的な不利を与えました。この斜行がなければサンライズジパングに交わされていたはず。京都2歳Sはダノンデサイルに進路を切り替えるロスがなければ、負けていたかもしれません。更にメンバーが豪華になるここで強調はしにくい。16.ダノンデサイルアーバンシックのところにも書きましたが、今年の京成杯を私はあまり評価していません。本馬に関しては残り200mで先頭と3馬身程あり、終い11.6秒を差し切っているだけに時計短縮の余地はありますが、葉牡丹賞で0.4秒差負けだったコスモブッドレアが0.1秒差3着に来たのはやはりレースレベルの低さ故だと考えています。前々走・京都2歳Sは進路を切り替えるロスがなければ、勝っていた可能性もありますが、シンエンペラーも評価していないだけに……。稍重の新馬戦は出遅れ。内枠で位置を押し上げられず、後方から上がり2位の34.1秒をマークしましたが、勝ったファビュラススターに上がりの数字で劣りました。このファビュラススターは次走、勝ちはしましたが、コスモキュランダに内容では見劣っていました。その比較からはやはり、弥生賞>京成杯、だろうと考えるしかありません。17.ビザンチンドリーム阪神芝2000mでL2が11.5-11.3の加速&余力ラップで勝利。この芸当ができる時点で相当な素質馬だと分かります。前走・きさらぎ賞はL2が11.1-11.3。外目を回していては届かないであろうラップになりましたが、大外ぶん回しで差し切ったのはやはり大物。本馬は終い10秒台だったはずです。力は評価していても、2戦とも出遅れて後方からになっているようでは皐月賞では買いにくいというのが本音。ジャスティンミラノはスローペース経験しかありませんが、レースセンスが高く上手く先行しているので怖いところ。本馬はそうではなくて。まとめて差し切るようなら想像していた以上の大物だったと諦められます。18.ウォーターリヒト前走・スプリングSは出遅れ。1000m通過61.1秒の超スローではノーチャンスです。前々走・きさらぎ賞はL2の11.1-11.3は優秀ですが、内を突いて距離ロスを防いだのは恵まれたと考えています(内の方が馬場が悪かったですが、このラップでは外からは間に合わない。たとえば、ジャスティンアースは外を回した分の5着だったと考えています。次走の惨敗は騎乗ミス)。未勝利時代はスローの2000mでも促して追走させていた馬。大外枠もプラスになるとは思えず、ここは切ります。
L2は後半2F・ラスト2Fを意味しています(Lはラストの「L」になります)。2Fまとめて24.0秒などと記すこともあれば、12.0-12.0のように1F毎に記す場合もあります。L5やL4も同様です。
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