【ご注意】予想の転載はお控えください
出馬表に予想印が反映されますが、よろしいですか?
※注の印は反映されません。
※既に予想印を入れている場合は上書きされます。
出馬表に印を反映しました。
※結果・成績・オッズなどのデータは、必ず主催者発表のものと照合しご確認ください。
お気に入り登録が完了しました。
この予想家が予想を公開した際に通知を受け取りますか?
お気に入り登録を解除します。
お気に入りの解除に伴い、通知、自動購入の設定も解除されます。
◎10.トップオブザロック新馬戦は出遅れからリカバリーして中団に。直線では前の馬が壁になって外に進路を切り替えるロス。最後はギリギリ差し切りました。上がりは35.0秒に留まっていますが、この日は直線の向かい風が強かった朝日杯の日。速い上がりを出すのが困難でした。2着馬が次走、好時計で勝っており、力はありそう。同日の他の芝レースを見ても、上がり35.0秒を出せているのは朝日杯を除けば、1頭のみ。ペースも1000m通過60.5秒と、新馬戦にしては流れたので、そのまま評価して良いでしょう。上のミスニューヨーク、メイショウオーパスが切れ味を武器にするタイプだったので、風がなければ速い上がりは使えそうです。また、前走時はまだ緩めの仕上げで、追い切りも軽めばかりでしたが、今回の最終追い切りでは坂路で好時計をマーク。全体時計の53.3秒はともかくとして、終い12.1秒は評価できる数字。上積みもかなりあるだろうと考えて評価します。また、今の外を回して良い馬場は、外を回しやすいデムーロ騎手の騎乗が生きるのではないかと考えています。今年のデムーロ騎手が明らかに調子が良く、芝・ダート共に複勝回収率が100%オーバー。元々、芝の方が上手い騎手で、芝に限ると今年は単勝回収率151%、複勝回収率124%になります。阪神競馬場は元から得意としている競馬場です。本馬は未知数であることや見かけのラップ面から評価はされないでしょう。向かい風の強い日だったことを覚えておいたメリットを享受できる!週中では切る予定でしたが、追い切り、枠順、騎手を評価して評価を繰り上げる形になりました。
○7.チャンネルトンネル前走・スプリングSは1000m通過が63.1秒の超スローペース。本馬は直線半ばで外にヨレるロス。最後は3着とハナ差のところまで差してきました。力量差が出るようなレースではなかったので、仕方のない敗戦です。前々走は促して先行。直線では狭くなってブレーキが掛かりました。そこから再加速して1番の伸び脚で追い込んできましたが、0.3秒差4着。L2が11.1-11.3の余力ラップ戦で前も止まってくれませんでした。スムーズなら勝ち負けだったはずです。3走前のジュニアCはL5が57.7秒の余力ラップ戦。4角で逃げた勝ち馬に離されましたが、終いはもう一度差を詰めてきました。1.32.9で走破できた点は評価。重賞とはいえ、そう力ある馬がいないメンバー構成なら地力上位。また、本馬は美浦の堀内厩舎から栗東の福永厩舎に転厩。コース追い主体から坂路追い主体に調整方法を切り替えています。基本的にコース追いよりも坂路の方がスピード強化に繋がるので、マイル戦で戦っていくには良いかもしれません。また、福永厩舎は今のところ、15回出走させて9回も馬券に絡んでいます。騎手時代から知性を感じさせる発言が多く、調教師としても成功を期待しています。初の重賞出走でいきなり勝っても驚けません。
▲13.ジュンヴァンケット既走馬相手の未勝利戦はL2が11.1-11.6の余力ラップ戦。本馬は出遅れ。後方から上がり33.4秒の脚を使って5馬身ブッチギリました。抜け出してからは手綱を抑える余裕があったので、終い11.6秒よりは速く走れていたでしょう。相手も弱くありませんでした。上がり33.4秒は次点に0.8秒差も付けるダントツの数字。相当な実力馬だと考えています。追い切りは1週前に強く追って、最終は軽めという友道厩舎のいつものパターン。本馬も上積みはあるでしょう。
△3.ディスペランツァ前走・1勝クラスはL5が58.0秒の余力ラップ戦。本馬は出遅れて最後方から。次点に0.5秒差を付けるダントツの上がり33.1秒をマークした点は高く評価できます。なお、このレースはラップ通りのハイレベル戦で、2〜4着馬が次走で上位独占しました。京都2歳Sはまとめて差し切りそうな勢いだったにもかかわらず、終い甘くなって0.2秒差6着に終わりました。距離が原因のような止まり方だったので、マイルの方が良いのでしょう。今の速い上がりが求められる阪神は合っています。出遅れ癖が気になりますが、出遅れても速い上がりを使って差して来られるはず。あとは内枠も気がかり。向正面も内の馬場が荒れており、騎手たちはコーナーに差し掛かるまではインを避けています。本命候補でしたが、その点を危惧して評価を少し落としました。
以下は無印の馬について。
1.ポッドテオ前走・1勝クラスはL2が11.1-11.3の余力ラップ戦。好発を決めて中団から。直線で外に持ち出すとアッサリと抜け出しました。最後は2着ソニックラインの追撃を封じ込めて勝利。ただこのレースは4着チャンネルトンネルが狭くなる不利があり、それがなければ負けていたのではないか、と考えています。ただ、折り合いが難しいタイプなのでマイルはプラスでしょう。前々走・セントポーリア賞は最内をロスなく回り、直線は1頭完全に抜け出しました。最後は交わされたとはいえ、タイム差なしで、L2が10.7-11.1と速くなったことからも差し切ったペッレグリーニを評価すべきか。3走前・ジュニアCはやや出負け。4角で外に出したのはロスだったとはいえ、インをスムーズに回った2着チャンネルトンネルとは脚色が同じ。チャンネルトンネルとそう差はないように思いますが、あちらの方が末切れる馬。その点で評価を下げた形です。最内枠が不利に働きそうな馬場で、この点も割り引きました。2.アレンジャー距離がカギ。前々走・白梅賞は出遅れ。直線は伸びない内目を通したとはいえ、案外な伸びでした。3走前のジュニアCはL5が57.7秒の余力ラップ戦。本馬は好スタート。ラチ沿いを全くロスなく回って来られましたが、伸びかけて失速。3着馬に差されたのは如何にも距離が原因という負け方でした。4.シンドリームシン前走・ジュニアCはL5が57.7秒の余力ラップ戦。超高速馬場で内枠の先行馬が恵まれましたが、本馬は後方の外目を追走。不利な展開だったとはいえ、全く伸びませんでした。未勝利勝ちは800m通過46.3秒のハイペース。後方で脚を溜めていた本馬は展開に恵まれていますが、上がり35.3秒は次点に1.0秒差も付けるダントツの数字。新馬戦は太かったという話です。未勝利勝ちのように道悪・ハイペースという条件が整えば、穴であり得るかもしれません。5.シヴァース前走・きさらぎ賞は1000m通過こそ60.2秒とまずまず流れましたが、6.7F目でペースアップせず、後半2Fだけの競馬。コーナーでインに入れてロスなく回り、直線は馬場の良い外目に出す理想的な運び。L2の11.1-11.3に対応できたのは立派ですが、恵まれたと考えています。きさらぎ賞で3着ならそのまま通用するかもしれませんが、ここは末脚を活かして欲しい舞台。川田将雅騎手が好位を確保してきそう。しっかりと位置を確保してくる川田将雅騎手の騎乗スタイルは現代競馬にマッチしていますが、それがそのまま負けパターンでもあります。6.グローリーアテイン前走は世代限定戦で負けてきた馬が揃った1勝クラス。本馬は掛かり気味に逃げて、残り100m付近で捕まりました。800m通過47.2秒のスローで、展開には恵まれています。メンバーレベル・レースレベル共に低い1勝クラスで負けているようでは評価に値せず。なお、勝ったユキノロイヤルがニュージーランドトロフィーで3着に健闘しましたが、これも展開に恵まれてのものです。前々走・京成杯でも折り合いを欠いていました。新馬戦のL2の10.9-11.2は非常に優秀な数字ですが、気性面の問題は容易に改善はしないだけに今回は見送ります。8.タイキヴァンクール前走・ファルコンSは後方待機策。ダノンマッキンリーを追いかける形で、直線では一瞬にして突き放されました。同じく後方待機で、インで詰まっていたシュトラウスにも先着されているようでは高く評価できません。前々走・シンザン記念は直線で一度進路を切り替えた以外はロスなく乗れていましたが、0.9秒差の10着。前々走・朝日杯FSでは外枠のロスは比較的防いで乗れました。直線は伸びないインを突いて0.6秒差9着。これはそう悪くない結果でした。大きく負けている訳ではありませんが、速い上がりを使えないタイプです。9.ワールズエンド新馬戦はL2が11.4-11.2の余力ラップ戦。本馬はスタートを決めて先行策。すでに連勝しているシュガークンが追い込んできましたが、差されるような様子はなく快勝。このシュガークンと比較すれば、ここでも通用しそうですが、阪神替わりで33秒台の上がりを使えるかどうかがカギ。あとは最終追い切りの時計面が微妙で、上積み面もあまりなさそうです。11.セレスト勝ち上がった前走の未勝利戦は1000m通過60.7秒。馬場を踏まえれば差しの届くペース。本馬は45秒付近からマクっていく競馬で、丁度、1000m通過地点で2番手まで浮上。早めに先頭に立ち、そのまま押し切りました。今まで何をしていたのかと思うくらい強い内容でした。このレースだけ見れば1勝クラスでも通用しそう。エキサイトしやすい気性なので距離短縮はプラスに働きそうですが、ゲートが上手くない点はマイナス。相手に恵まれての勝利だったのは間違いないので、相手強化がカギ。また、速い上がりが使えるかどうかもカギで、ここが試金石になるでしょう。今回は見送ります。12.アスクワンタイム距離がカギ。前走・朝日杯FSは出負け。後方から伸びてきていましたが、残り200mを切って急失速して15着に大敗。前々走・京王杯2歳Sは残り200mで失速。鞍上が「位置取りもペースも馬場読みもばっちりで、うまくいったと思った」と述べている以上、距離が敗因だったのだろうと考えています。14.ケイケイ前走・1勝クラスはL5が58.2秒の余力ラップ戦。本馬は後方のインで脚を溜めて、4角で外に出す理想的な形で運べました。中山で勝ち時計1.33.7は優秀です。未勝利時代はハイレベル戦で何度も頑張っていた馬ですが、なかなか勝てなかった以上、上位とは力差が多少ありそうです。前々走の未勝利勝ちのパフォーマンスがイマイチで、前走は全てが向いたと考えて見送ります。15.オフトレイル前走・こぶし賞はスタート後、すぐ控える競馬。800m通過48.6秒のスローを後方から差し切ったのは好内容。前々走・こうやまき賞はL5が58.2秒の余力ラップ戦。2番枠からロスのない競馬はできました。直線は進路を切り替えるロスはありましたが、前とは同じ脚色。力負け。ハイレベル戦だったことを考えれば0.3秒差3着は悪くない内容ですが、より高いパフォーマンスを出せそうな馬が隠れているはずのここは見送ります。16.タガノデュード前走・フローラルウォーク賞はL2が11.1-11.4の余力ラップ戦。本馬はインの好位を確保。流れ込んでの3着でしたが、スローペース戦は向きません。もっとペースが流れて、レース上がりが掛かってくれることが理想でしょう。前々走・こぶし賞もスローペース。3走前の朝日杯FSは出遅れ。コーナーでは外目を回されながらもしぶとく脚を使って5着に食い込みました。この時のようにペースが流れて、かつ、上がりも掛かってくれることが理想的。このメンバーでそうなるかは甚だ疑問です。
L2は後半2F・ラスト2Fを意味しています(Lはラストの「L」になります)。2Fまとめて24.0秒などと記すこともあれば、12.0-12.0のように1F毎に記す場合もあります。L5やL4も同様です。
この予想家をお気に入り登録する ※予想が公開されると通知が受け取れます。
お気に入り登録済み ※予想が公開されると通知が受け取れます。