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◎13.プラティクレール
プラティクレールはテンが抜群に速い馬で、1F目を12.6秒、12.7秒程度で楽に飛ばせます。
ここ3戦ずっと同型のスマートオリーブがいてハイペースを演出する形になっていました。そのスマートオリーブが福島に回ったここは楽逃げが可能でしょう。
テンの速さはダントツのはずなので、外枠からスムーズに逃げて残すだけ。
前走はハイペースでも残していますし、3走前は比較的楽なペースで逃げても残せています。スローになっても上がりを詰められるので軸として信頼できます。
前々走は馬場があまりにタフ過ぎて、L3が13.0-12.5-13.7とかなり掛かる結果に。4走前は出遅れが敗因です。

○12.アニトラ
中央再転入ですが、そもそもデビュー2戦目の内容が秀逸。
スタートが悪くて出遅れましたが、後方から36.7秒の上がりをマークして追い込んできました。時計も優秀で、勝ったシモズル・2着カッティングジェムはともに現2勝クラス在籍の馬です。
地方でのタイム指数もまずまず高く、全て逃げ切っています。
前走の1F目が12.6秒でしたが、これでも手応えは楽な形で逃げていました。
芝スタートならもっと速く飛ばせるはずです。
砂を被ったことがない点は不安ですが、序盤のプラティクレールさえやり過ごせば、あとは砂を被らずに運べるはず。
2戦目の内容からは多少後ろになっても差して来られるでしょう。
最終追い切りは美浦坂路を馬なりで自己ベスト更新。
まだ完調ではないかもしれませんが、2戦目当時よりは流石に成長しているはずで。

他。
7.スマイルアップ：前走はやや出負けも二の脚でリカバー。差しては来ましたが、今回、プラティクレールがもっと楽が出来るはずで。あの展開でプラティクレールを差せなかったようでは。
8.トーアスカーレット：前走は行く馬が少なく、しかも驚くほどメンバーレベルの低い一戦でした。届いたのは相手関係に恵まれたからだと見ています。35.5秒の上がりを使えたのも追走に余裕が出来たからでしょう。相手が一気に強化するここは届かない方にベットします。
10.ホウオウジュビリー：前走はインを突く好騎乗。多少狭くはなりましたが、パトロールビデオでは進路はありました。厳しい競馬をしたプラティクレールを差せなかったようでは、今回厳しいと考えます。

L2は後半2F・ラスト2Fを意味しています（Lはラストの「L」になります）。2Fまとめて24.0秒などと記すこともあれば、12.0-12.0のように1F毎に記す場合もあります。L5やL4も同様です。