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◎12.サンダーバースサンダーバースは使っているレースが全てハイレベル戦で、運がありません。ここは今の時期の未勝利としてはなかなかの好メンバーが揃った一戦ですが、穴として狙う価値はあると判断しました。東京ダート1600mの新馬戦はL4が49.7秒の余力ラップだったモアザンワンス戦。大きく止まった訳ではなく、3番手追走のリュウノハイルを最後は交わしています。1700mは問題ないはず。2戦目はL4が50.2秒のハイレベル戦。勝ったテンエースワン、2着ロードフォアエース、ともに上のクラスでも通用している馬で相手が悪すぎました。残り100mからの止まり方を見ても、1800mはやや長いか。3戦目はL2が12.6-12.2の加速&余力ラップだったキャピタルサックス戦。1.2着馬が強すぎましたが、3着とは0.4秒差とそう大きく負けてはいません。4戦目の前走は1000mが忙しすぎたとは思いますが、58.6秒の好時計でもありました。新馬戦ではモアザンワンスに続く2番人気に推された馬で、2戦目も強かった上位3頭に次ぐ4番人気でした。素質はあるはず。今回は休み明けになりますが、陣営は「息の入り、動きともにいい」と述べています。中距離を使っていない間に力を付けていれば。この時期の未勝利は休み明けが穴をあけやすくて。行く馬がかなり揃っているので、揉まれないであろう外枠はかなりプラスになります。新人の高杉吏麒騎手が鞍上という点は穴馬なので目を瞑ります。
○15.アスクヒロイズガイズバットマサムネが能力最上位だと見ていますが、行く馬が多すぎて揉まれてどうなるか。控えても問題なさそうなアスクヒロイズガイを対抗に推します。新馬戦のL4は50.8秒、2戦目のL4も50.8秒と、まずまずハイレベル。本馬はどちらも上がり4Fを52秒は切っているはずです。これだけ走れれば、今の未勝利で上位。前々走は1400m、前走は芝と、参考外で良いでしょう。今回はブリンカー着用。他馬の出し方等を見ながら運べる好枠です。
▲14.マイネルトゥルネー初ダートの前走は1.2秒差でも未勝利を勝てる水準の好時計。本馬は芝の1800mでも掲示板に入っているので距離は問題にしないでしょう。こちらも揉まれない好枠で。
△9.ズバットマサムネ揉まれることはほぼ確実ですが、3走前はインに潜り込む競馬でも問題なかったので押さえます。前々走は、余力ラップが出やすい小倉ダート1700mの重馬場だったとはいえ、49.1秒を出せる速力は評価。前走は良馬場替わりでL4は52.1秒まで落としましたが、1000m通過60.5秒というかなりのハイペース。これを踏ん張ったのだから逃げたとしても残せる可能性十分でしょう(行けるか不透明ですが)。若手騎手限定戦で、比較的長く乗っている永島まなみ騎手が鞍上なのも好材料。力さえ出せれば。
他。3.デフィニティーボ:距離短縮。力は認めますが、この馬のテンの速度では被されて位置を悪くします。後方からの追い込みが届く流れになれば。4.ユイノサンバンカン:先行力で人気になっているタイプだと思いますが、この馬も逃げられないでしょう。距離短縮は良さそうですが、ここ2戦、交わされる位置も早すぎて。7.メイショウムカバキ:前走は本馬含めた2頭が引き離す形だったというのに、1000m通過64.4秒のスローペース。L4も52.4秒と掛かっており、展開に恵まれた2着。勝ったクリノフィガロが強い馬なので、それで人気になっているのだと思われます。前々走は強い逃げ・先行2頭に抵抗できず。
L2は後半2F・ラスト2Fを意味しています(Lはラストの「L」になります)。2Fまとめて24.0秒などと記すこともあれば、12.0-12.0のように1F毎に記す場合もあります。L5やL4も同様です。
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