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◎18.エマロアエマロアのテンが抜けて速い。前走は小倉の極悪馬場。1000m通過60.7秒でも少し速かったか。差し決着になっているので参考外でも。前々走は外枠からジワッとハナに。今回もこの時同様にハナに立てるはずです。L2が11.0-11.6の余力ラップになった分、切れ味で劣ったという印象。3走前はハイペース。上がりの掛かる京都でよく粘りました。相手も強い馬が揃っていたので、時計の掛かる馬場は本質的にプラスでしょう。阪神芝は今までにも述べてきた通り、道悪になると差し馬が差せなくなります。良馬場まで回復するかもしれませんが、時計面に影響は出るはず。先行できるのは有利です。距離だけが少し不安です。
○2.フローラルセント内枠から先行できそうなフローラルセント。前走はやや出負けも、二の脚の速さで先行できました。とはいえ、小倉の極悪馬場では体力的に厳しかったか。こちらもエマロア同様、馬場に苦戦したのだと判断します。前々走は逃げて、クイーンCを勝ったクイーンズウォークの2着。ジワッとハナに立ち、終いも11.4-11.2の加速&余力ラップの中で0.3秒差の2着なら上々です。先行力を生かして。
▲11.シュヴェルトリリエ新馬戦は阪神芝2000mでL5が58.5秒。これは速い水準で、勝ったショウナンラプンタ、2着のサトノシュトラーセともにすでに2勝馬になっています。差のない3着なら高く評価できます。前走は戦前から陣営が弱気。「いい頃に比べるとトモがまだ頼りないですし、体にも余裕がありますね」と述べていました。今回は「トモの状態が上向き。距離短縮も歓迎です」と前向き。新馬戦の内容からは一番強いと思います。11番枠は不利ですが、鮫島克駿騎手はインを狙うタイプなので、思い切って出してインを確保する可能性は高いと考えます。
他。12.ゲルタ:新馬戦は出遅れ。6頭立てだったのでリカバリーして3番手確保。L2が10.9-11.2の余力ラップ戦だったとはいえ、0.9秒差は評価としてはビミョー。2戦目も出遅れ。L2が11.0-11.5の余力ラップ戦だったとはいえ、ここも0.8秒差。上積みはあるという話ですが、出遅れていては勝負にならないのでは。13.キングブルー:新馬戦はスタート五分。二の脚は遅かったですが、最内枠ということで位置を取りに行きました。インをロスなく乗って2着。L2が11.3-11.2の加速&余力ラップで0.2秒差なら力はありますが、もう少し内枠が欲しかったところ。藤岡佑介騎手だと位置を取らず、外目を回されてしまいそうで。
L2は後半2F・ラスト2Fを意味しています(Lはラストの「L」になります)。2Fまとめて24.0秒などと記すこともあれば、12.0-12.0のように1F毎に記す場合もあります。L5やL4も同様です。
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