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土曜の中京ダートは、メインの1900mで1.55.6という超好時計が出ました。引き続き高速ダートだと考えて良いでしょう。ここまで高速化するとラチ沿いが圧倒的有利なのは確実。
◎4.キレナイカキレナイカは新馬戦のL3が12.7-11.9-12.1。タフなダートで芝並みのラップを刻みました。そのレース内容は出負けからリカバリーして先行。直線は先頭との1馬身差がなかなか縮まりませんでしたが、終い12.1秒の区間で差し切って1馬身差を付けました。本馬は終いを11秒台でまとめています。なお、この時の2着馬は先週、2勝クラスを圧勝したヨリノサファイヤ。キレナイカはこの新馬戦だけでその後ずっと人気になっているようなものですが、それにいつ応えてもおかしくない馬です。2戦目の5着は世代限定戦で相手が強力だっただけです。殿負けの馬以外、その後はしっかり活躍していて、現オープン馬が3頭、現3勝クラスが2頭、現2勝クラスが4頭と大半がこの馬よりも出世しています。世代限定1勝クラスは番組が少ない故にこういう強い馬の渋滞が生じます。世代限定1勝クラスでそれなりに走っていれば、混合戦では上位になれるのです。休み明けの前々走では素質最上位ということで本命を打ちましたが、3.4コーナーでは追い通しで、如何にも長期休養明けという内容でした。直線ではインで進路がなくなり、追い出しを待たされました。外に進路を切り替えてからはよく伸びていただけに、少し勿体ない5着だったと言えます。外に出せていたらあっさり突き抜けていた可能性までありました。連闘だった前走は出負けしましたが、西村淳也騎手がリカバー。直線ではインを突くも、伸びイマイチで3着止まりに終わりました。長期休養明けからはまだ本調子ではないなという印象です。まともなら3勝クラス、いや、オープンまで出世しても不思議ない馬です。今回は3ヶ月休んで立て直してきました。最終追い切りは馬なりでCWの自己ベストに近い水準の時計をマーク。前回の長期休養明け時よりは仕上がっていそうな気配が漂っています。今は先行力ある馬が少ないメンバー構成。たとえ出負けしても、前走のように西村淳也騎手がリカバリーしてくれるでしょう。であれば、あとは強力馬を差しきれるかどうかだけ。
○6.レッドラグラスその強力馬はレッドラグラスのみ!アルムエアフォルクも同世代馬として強力ですが、後方脚質なので届かないだろうと考えています。どうも近走は不振続きだったようですが、前走はチークピーシズを着用してしっかり走ってくれたという話。その前走は1000m通過66.4秒の超スローペース。L4が49.8秒の余力ラップになったので前を差しきれなかっただけでしょう。クビ差まで追い詰めたところがゴールでした。今回は前走で敗れたレベルの先行馬はいないので、捉えそこねることはなさそう。あとはキレナイカの追撃を凌ぎ切れるかどうかでしょう。
他。1.トゥピ:前走は超スローの行った行ったの競馬に。逃げ切ったダイメイセブンがL2を12.1-12.5でまとめました。トゥピはメイショウクーガーの追撃を凌いでいるだけに少し怖い存在ですが、川田騎手なら逃げ馬を徹底的にマークするはず。潰されると考えています。7.アルムエアフォルク:後方一手の馬。マクれば面白いとは思いますが、これまでハナまで奪うような大マクりはしていません。今回は届かないだろうと予想しています。
L2は後半2F・ラスト2Fを意味しています(Lはラストの「L」になります)。2Fまとめて24.0秒などと記すこともあれば、12.0-12.0のように1F毎に記す場合もあります。L5やL4も同様です。
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