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■マーチステークスの平均ラップ12.5-11.6-12.5-12.7-12.2-12.3-12.5-12.4-13.0
前半３ハロン：36.9秒上がり３ハロン：37.9秒
中山競馬場のダート戦における最大の特徴はやはり直線の上り坂。そのためタフなレースになりやすく過去10年の上がり３ハロンの平均値は37.9秒と時計を要しています。また、５ハロン目からラップが一気に速くなっているように、中盤の下り坂でスピードに乗せやすいのも特徴として挙げられます。中盤が速く上がりが掛かるので過去10年で逃げた馬は(1.0.0.9)と苦戦しています。特にこのクラスになると差し馬も強く、中盤の下り坂を押し上げて早めに動いていける機動力を持った馬が狙い目となります。
中山競馬場では(2.2.0.2)と安定しており、近２走はオープンで好走。その２戦は中団から４コーナーまでにポジションを押し上げる競馬をしており、前述の狙い目に合致します。昨年の当レースは大敗を喫していますが出遅れて後方からの競馬となり、不良馬場で前が止まらない状況なら度外視可能。今年は雨の心配もなく例年通りタフな状況になりそうで、同馬の持ち味が活きると見ます。また、好メンバーが揃った武蔵野ステークスで３着レッドルゼルと0.3秒差で、ペリエールに先着。そのペリエールはユニコーンステークスで今回上位人気が予想されるブライアンセンスを降しているわけですから、単純比較でも通用する下地は十分といえるでしょう。さらに１週前には美浦坂路で自己ベストに迫る４ハロン52.9秒を記録しており、ラスト１ハロンも12.3秒と速く、これを馬なりで記録しているあたりは当時より成長を感じます。ハンデ戦だけに相手は混戦ですが、その中でアタマで買いたい一頭です。
＊各指数は最大100＊未出走や該当条件への出走がない場合などで未算出の馬もいます
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