馬番 馬名 指数
1 プリュムドール 826
2 ブローザホーン 839
3 ディアスティマ 813
4 ジャンカズマ 778
5 ユーキャンスマイル 824
6 テーオーロイヤル 852
7 アンタンスルフレ 659
8 メイショウブレゲ 810
9 ワープスピード 837
10 サヴォーナ 844
11 ゴールデンスナップ 788
12 ディープボンド 831
13 シルヴァーソニック 830
14 ゼーゲン 785
15 ショウナンバシット 793
※指数最高値との差が50以内の馬の中から買い目を決めています。
◎6:テーオーロイヤル(指数852)
約1年の骨折休養を経て、完全復活の長距離G2制覇に期待する。
1年ぶりの実戦だった3走前のアルゼンチン共和国杯は、0秒6差の10着とまずまずの内容。
ブランクが長かった上に、ハンデも58.5キロと酷量を背負っていたことを考えると。次に繋がる内容だった。
ひと叩きされた2走前のステイヤーズSは、上がり最速の33秒9の脚で追い込むも届かず、0秒4差の2着。
好位で折り合って、概ねスムーズなレース。
直線でもしっかり伸びていたものの、勝ち馬にうまく逃げられてしまった。
叩き3走目となった前走のダイヤモンドSで、一昨年のこのレース以来の久々の重賞制覇。
中団外をゆったりと追走。
すぐ前の2着馬を徹底マークしながら、勝負どころでの手応えも十分。
直線では鋭く反応して決め手比べを制した。
トップハンデで競り勝って、着差以上の強さだった。
鞍上の菱田騎手は、「天皇賞(春)に向けてベストを尽くしたい。」、「僕も技術を上げていきたい。」と殊勝なコメントを残している。
ここは中3週と間隔が詰まっているが、前走の良い状態をキープしている。
1週前追い切りでは菱田騎手が跨り、栗東CWコースでの単走追い。
馬なりで、6F85秒4秒3、5F69秒3、ラスト1Fは12秒1と時計は目立たないが、手応え十分の動きで、高いレベルで安定している。
前走でハンデ58.5キロを克服しながら、ここは別定重量の57キロで出走できる点はいかにも有利。
一昨年とは違い、中3週でこのレースを使える分だけ状態が良いということだろう。
鞍上がハッキリとG1制覇を見据えた発言をしていることも、自身の裏返しと見たい。
G1馬不在で混戦模様のここは、天皇賞(春)3着馬が完全復活を果たす。
〇10:サヴォーナ(指数844)
神戸新聞杯2着、菊花賞5着など、2400m以上の距離では(2.4.0.2)と、長距離実績は十分。
このメンバー相手なら、十分勝ち負けに割って入る実力はある。
2走前の菊花賞では、1秒0差の5着に善戦。
出脚がつかず後方追走から2角で外へ出し、徐々に進出。
3角からは勝ち馬と並んだ外を通り、スピードに乗せて直線は馬場の中ほどへ。
ただこの上位を相手の末脚比べでは分が悪かった。
終いもよく食い下がったが、上位馬とは現状の底力の差が出た。
そして年明け初戦となった前走の日経新春杯では、終いしぶとく伸びて1馬身差の2着に好走。
発馬はひと息だったが仕掛けて先行し、スタンド前で内に入れて追走。
少し抑えるくらいで道中の行きっぷりも良かった。
4角では前が邪魔になっていたが、スペースができると右手前のままでもしぶとく脚を使って2着を確保した。
この中間の調整は順調で、稽古では上々の動きを見せている。
1週前追い切りでは池添騎手が跨り、栗東CWコースで古馬1勝馬との併せ馬。
一杯に追われた相手に対して、0秒4の追走から一杯に追われて0秒6先着した。
6F80秒5、5F66秒5、ラスト1Fは11秒6と好時計をマークしており、引き続き好調をキープしている。
大型馬で成長の余地を残しており、池添騎手が「もともと古馬になってからと思っていた馬。」と語るように、前走時でも成長途上だった。
持久力があり息の長い末脚が武器で、距離延長はプラスに出そう。
展開に応じて対応でき、堅実で大崩れしないタイプ。
斤量は前走から据え置きの別定56キロも、他馬との比較上は有利。
さらに成長した姿を見せており、他有力馬と互角以上の戦いも可能だろう。
▲2:ブローザホーン(指数839)
前走の日経新春杯で重賞初制覇。
出たなりで中位から、道中もマイペースで追走。
目前にいた有力馬が早めに動いて、これがいい目標になり、直線もしっかり伸びて差し切った。
ペースが速くなって展開も味方にできたが、少し力のいる馬場も向いた。
それ以来の2か月ぶりの実戦だが、順調に調整されている。
1週前追い切りでは、栗東坂路で古馬3勝馬との併せ馬。
馬なりの相手に対して、0秒7の追走から一杯に追われてアタマ差遅れてのフィニッシュ。
それでも、4F52秒2、ラスト1Fは12秒4と好時計をマークしており、遅れの心配はなさそうだ。
スタミナがあって折り合いがつき、長くいい脚を使えるので長丁場は合っている。
転厩緒戦でも力を出せる状態にあり、馬場が渋れば更にチャンスが広がる。
△9:ワープスピード(指数837)
オープン昇級初戦となった2走前のステイヤーズSで、0秒7差の4着に好走。
出たなりで好位を追走。
自分のリズムを守って運び、内々をぴったりと回って直線へ。
うまくコースは開いたが、ジリジリとしか伸びなかった。
「少し大事に乗り過ぎた。」、「持ち味を生かせなかった。」とは鞍上の弁で、力負けでは無いことを示唆していた。
そして前走のダイヤモンドSでは、終いしぶとく
ここは2か月半ぶりの実戦だが、稽古の動きは上々だ。
1週前追い切りでは、美浦ウッドコースで3歳未勝利馬との併せ馬。
一杯に追われた相手に対して、0秒3の追走から終い強めに追われて併入した。
6F83秒1、5F66秒3、ラスト1Fは12秒3と、引き続き良い状態で出走できそうだ。
東京コースで3勝を挙げ、3走前の3勝クラス戦(六社S)でAJCC勝ちのチャックネイトと0秒1差。
ハンデ戦で実績馬との斤量差を加味すれば、重賞初制覇がグッと近づく。
公開日時:2024/03/15 10:52