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今開催の阪神ダートは道悪でも時計が掛かっており、良馬場なら相当タフだと予想されます。阪神ダートは差し馬を徹底的に狙っていきます。

◎5.ウインドワンピース
ウインドワンピースは出遅れがネックになっていた馬。
3走前は大きく立ち遅れましたが、36.8秒の上がりを使い、一戦毎に良くなってきていました。
前々走は出遅れもマシになり、4角ではかなりの大外を上がっていきました。外すぎたのが響いて前との差を詰められませんでしたが、終いは上位馬と同じ脚色で伸びていました。
前走はゲート内で潜り込みそうになっていましたが、何とか我慢してスタートを決めました。これが功を奏して、早めに進出して差し切りました。
勝ってから長く休ませていましたが、今回は陣営が「リフレッシュさせて馬がグンと良くなって成長を感じる。昇級戦でも楽しみ」と前向き。
この発言通り、追い切りでも時計が出るようになっています。以前は一杯で追ってようやくCWで終い11秒台を出せていたところ、今でも11秒台をマーク出来ています。最終追い切りは終い強めに追って11.3秒。
3歳から4歳にかけての休みは成長面の期待感の方が大きい。新聞には「馬体調整・放牧」と書かれてあり、トラブルやアクシデントがあった訳ではないようです。
少頭数であまりペースが流れそうにありませんが、馬場想定通りなら差しは決まるはず。また、ウインドワンピースは自分から動けているので、遅ければ動けば良いでしょう。
ここは頭まで期待して本命とします。

○7.レッドラグラス
レッドラグラスは近走がイマイチ。
3走前は外枠で終始、外々を回されました。中京ダート1800ｍのやや重でこの競馬では厳しい。
ここ2走に関しては追い切りも動いておらず、遅れが目立っていました。
前々走はそれでも上位と差のない好内容で、L4が50.1秒と速くなったレース。インに突っ込む競馬になりましたが、鞍上が「馬群の中に突っ込むのはあまり得意ではないかもしれません」と述べていました。
前走はサッパリで、これはデキが悪かったとしか思えません。
今回は立て直してきて、乗り込み量は十分すぎるほど。2週前に遅れがありましたが、1週前と最終追い切りでは先着。時計面も十分でしょう。
新馬や未勝利では強い馬相手に互角にやり合ってきた馬。
ここは巻き返し濃厚だと判断します。
この戦績では不安かと思うかもしれませんが、今回、メンバーレベルが一気に下がっています。デキが多少不安でも馬券には絡めるはず。

レッドラグラスが人気を背負うので、◎の単勝と馬連・ワイド一点勝負とします。

L2は後半2F・ラスト2Fを意味しています（Lはラストの「L」になります）。2Fまとめて24.0秒などと記すこともあれば、12.0-12.0のように1F毎に記す場合もあります。L5やL4も同様です。