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展望:中山芝は金曜時点で不良馬場。クッション値は僅か6.2しかなく、含水率の23.1%というのもこれ以上はないと言えるくらいの水準。雨の影響は残るでしょう。また、2週連続で雨の影響下で開催されたため、インも悪化しており、外差し馬場になっています。厄介なのが土曜の風。北西の風が10m/sほどとかなりの強風です。先行馬有利になりやすい直線向かい風になりますが、馬場のバイアスの方を優先して外差しが決まりやすいと考えます。不良馬場だった2020年と2021年共に差し有利な結果になりました。道悪をこなせるであろう外枠の差し馬から狙います。
◎16.ラヴェル外枠ばかり引く不運な馬ですが、今回の外枠はプラスでしょう。本命を打った前走・京都記念はペースアップの遅い流れを先行。4角で少し外を回しすぎたという印象です。もう少し内目を回していれば、3着はあっただろうという差でした。G2としてはメンバーレベルが低かった一戦ですが、古馬重賞でもやれるところを示しました。大きく負けているのは外枠不利なレースでの外枠か、超ハイペースになったローズSだけ。オークスでは先行不利の中、一旦は完全に抜け出して見せ場十分の内容。前走後、デムーロ騎手が「1回使って良くなりそう」と述べていました。上積みも見込めて、1800mも守備範囲。キョウエイマーチから続くこの馬の母系はダート色が強く、芝では上がりの掛かるレースの方がプラス。キタサンブラック産駒も芝の道悪は得意な部類です。ようやくのこと、完全にマッチする条件になったと考えて本命とします。
○5.シンリョクカ前走・日経新春杯は3F通過33.7秒というスプリント並みのハイペース。位置を取りに行った時点で終わりました。前々走・エリザベス女王杯は1.2.3番枠がワンツースリーの決着に。後ろから外を回しての0.5秒差9着は悪くなく、10着ククナよりもロスの多い競馬をしていました。3走前の府中牝馬Sは+20キロ。これに関してはほぼ成長分ということでプラスです。道中は外を回されて、終いは内にモタれ気味になっての敗戦。モタれるのは癖ですが、ここ2走はその癖をほぼ見せていません。4走前のオークスも外を回されっぱなしでしたが、2着と0.3秒差の5着なら好内容だと言えます。新馬戦はやや重でL2を11.0-11.1でまとめて快勝しており、ディープインパクト産駒の半姉インターミッションは消耗戦になったやや重のアネモネSを勝っています。血統的にも道悪は良いはず。巻き返す時が来たか。
▲7.コンクシェルハイペースで逃げて、付いてきた先行馬を潰すタイプの馬。前走は押して出して行ったものの、逃げ馬が速くて2番手に控える形に。結果的に、大逃げの2番手に付けて展開は恵まれたと言えるでしょう。前々走も押して行ったものの、逃げられず。道中は外目を通したこともあり、惨敗は仕方ない印象。3走前の秋華賞も行けず。4走前のローズSは1000m通過57.3秒の超ハイペースだったので度外視。近走、テンが遅くなっているのが気がかり。ただ、グランスラムアスクよりは速く、この馬の外に入ったのもプラスです。本馬は使える上がりに限界があるタイプで、キズナ✕ガリレオという血統面からも道悪は鬼の可能性が高い。全姉のマリーナは全3勝を挙げた馬ですが、その内訳は不良・重・重となっています。マリーナも上がりに限界があるタイプでした。前で残すならこの馬でしょう。
△3.クリノプレミアム低速馬場でこその馬。前走・小倉大賞典は馬場が回復してしまい、勝ち時計が1.45.1。比較的ロスなく立ち回って6着でしたが、流石にこの時計には対応できません。前々走の中山金杯も同様。馬場が速すぎましたが、0.4秒差なら頑張っています。先週の馬場よりも時計が掛かってくれれば、と考えていただけに、雨の影響が色濃く残る馬場は最高でしょう。意外にも重馬場以上での実績が少ないですが、デビュー2戦目は不良馬場で2着。重馬場のエリザベス女王杯は残り200mで失速しましたが、伸びないインを突いて伸びてきました。元々はマイル中心で走っていた馬だけに距離も厳しかったのだと思われます。やや内目の枠は気になりますが、買いはここでしょう。
☆8.ヒップホップソウル前走・ターコイズSはやや出負け。前が残る展開に泣きましたが、最後までよく伸びています。前々走・秋華賞は外枠で位置が取れずに後方から。スローになったので参考外。紫苑Sはハイペースを先行する形で一旦は完全に抜け出しており、かなり強い競馬をしました。自在性があるのは強み。不良馬場のフラワーCは大味な競馬になった分、最後に差されてしまったという印象ですが、不良馬場で好走しているのは安心材料。ここは安定して走ってくれそう。
以下は無印の馬について。
1.タガノパッション前走・愛知杯はやや出負け。1000m通過57.4秒の超ハイペースの中、ずっとインで溜めて、直線だけ外に出して追い込んできて2着。展開とハンデにも恵まれましたが、このくらいはやれる馬です。前々走はダート、3.4走前は上がっていくタイミングが早すぎました。乗り難しさがあるそうです。2.3着続きだった時は、そのほとんどが前残りか相手が強かった故の敗戦。前走は2000mが相対的に有利だろうと見込んで本命を打ちました。その意味で1800mがどうかとは思いますが、崩れずには走れるのではないでしょうか。道悪もそれなりに対応できており、ゴールデンサッシュ母系なので血統的にも問題はありません。最内枠がカギ。2.ルージュリナージュ前走・東京新聞杯は内枠でしたが、あまりインにはこだわらず。8着まで追い上げたなら及第点でしょうか。前々走・ターコイズSは出遅れて後方から。4角では大外に出して進出を開始しましたが、外を回ったロスが響いて間に合わず。終いまで伸びてはいました。3走前は出遅れましたが、ペースが流れて、展開が向いての差し切り勝ち。4走前は直線でなかなか進路が開きませんでしたが、最後は急追する好内容の2着。出遅れ癖が気になるところ。フェアリードール母系で時計の掛かる馬場は得意ですが、速い上がりでまとめられる馬だけにここまで悪化するとどうか。4.キタウイング前走・中山金杯は最内枠でロスなく回ってきましたが、残り200mで一杯に。やはり距離が長かったのでしょう。前々走・ターコイズSは前有利の展開になったものの、後方から全く伸びきれず。3走前・秋華賞は馬場の悪い最内を突いてジワジワという印象。4走前のクイーンSは差し有利の流れで0.5秒差とさほど負けてはいませんが、4角での手応えの割には伸びませんでした。もう少し結果が出てくるまでは買いにくい。近親は道悪得意の馬が揃っており、馬場自体は得意だと思われます。6.グランスラムアスクテンが遅い逃げ馬で、2.3勝クラス勝ちは押して押してハナに立ち、厳しいペースを逃げ切りました。前走のダイヤモンドSは出遅れ。押してハナを奪いに行きましたが、ヒュミドールに抵抗されたのは誤算。鞍上のレイチェル・キング騎手は「折り合いはつきました」と述べていましたが、少し怪しく映りました。いずれにしても止まって仕方ないラップになったので参考外。2.5走前は外枠が響いて逃げられず、3走前は超ハイペースを演出。4走前はスタート後、すぐに前に入られて逃げられませんでした。今回、コンクシェルという強力な同型がいては厳しい。ディープインパクト✕ストームキャットのニックスで、道悪で好走歴がないのも怪しくて。9.ファンタジア前走は1000m通過62.0秒のスローペースを先行。やや力んでいたとはいえ、止まりすぎです。前々走は2勝クラスとはいえ、追い出しを待つ余裕があり、追い出してからは楽に抜け出して完勝。3走前は勝ったダノンギャラクシーが強すぎただけで、本馬も2.23.9と好時計で走れています。アレグロモデラート比較で51キロは見込まれました。上がりに限界があるタイプなので道悪自体は良さそうです。10.アレグロモデラート前走・愛知杯は1000m通過57.4秒の超ハイペースを先行。前に厳しい流れで4着に踏ん張ったのは、51キロが効いたとはいえ、好内容。前々走と5.6走前は外枠が響いて位置を取れず、4走前は出遅れました。本質的には先行馬です。前走よりも1キロ減るのは好材料。重馬場の函館では出遅れはありましたが、今ひとつ伸びを欠いたのは馬場適性の面で心配です。11.コスタボニータ前走・愛知杯は追いかけすぎず、先団からは少し離れた好位を追走。勝負どころでもインで我慢。勝ち馬を目標にして追い出しましたが、ペースが速すぎたか、最後はタガノパッションに交わされての3着。2着とはポジション差が出たという印象。前々走・ディセンバーSは狭いところを割って、一旦は抜け出したものの、ロングランの強襲に遭って惜しい2着。3走前の府中牝馬Sはジワジワと離されていく内容で、切れ負けしたという印象です。4走前のクイーンSはインで動けませんでしたが、直線では抜群の手応えで伸びてきました。力量は上位で、父コスタボニータ産駒は道悪得意な傾向がありますが、先行脚質なので止まると考えて消します。12.ルージュエクレール前走・ターコイズSは大きく出遅れ。最後はバテた馬を交わしただけに終わりましたが、大きすぎる出遅れだったので度外視でも。前々走は超ハイペース。出遅れて後方からでしたが、4角ではインをタイトに上がっていき、直線に入るとその勢いのままに一気に外に持ち出す鞍上の超好騎乗が光りました。あれだけの好騎乗は滅多に見られません。それだけに再現性は低い内容です。52キロもプラスで、シラユキヒメ一族なので馬場もこなせそうですが、速い上がりが武器の馬。力量としてもどうか。13.フィアスプライド前走・ターコイズSは位置を取りに行ったルメール騎手のファインプレー。道中は内目で、直線も進路がスムーズで完勝。前々走・府中牝馬Sは普段通り後方から。ほぼ3F戦になり、上がり性能の高さを活かして4着に好走。3走前・関屋記念は大きなロスなく運んで4着と頑張っています。昨年のターコイズSは出遅れましたが、その分、インに入れてロスは防げました。外目を進出して3着と好内容です。小回り向きの馬なので中山は引き続きプラス。56キロまで増えることと、馬場がどうでしょうか。この馬も高い上がり性能が武器の馬で。14.ククナ前走・中山金杯は4角で抜群の手応え。直線は外に出して伸びてきて、最後は勝ち馬を凌ぐ脚色で追い詰めました。差し馬として最先着は高く評価できます。前々走・エリザベス女王杯は比較的インをロスなく立ち回って0.5秒差。結果的に後ろすぎたのかもしれません。3走前の小倉記念もインを立ち回っての6着。伸びずバテずでしたが、道中で脚を削られた面もあったように思います。ここが引退レースとのこと。母クルミナルは不良馬場のチューリップ賞では1番人気に推されて惨敗。引退ということも含めて買いにくい。15.フィールシンパシー前走・ニューイヤーSは外を回すロスが響きました。伸びずバテずになったのも仕方ありません。前々走のターコイズSは好発を切って逃げたのが幸い。前が残る展開を味方に2着に粘り込みました。3走前は前3頭が飛ばして、その後ろの4番手と絶好位。1.31.9と優秀な時計で押し切りました。前走は度外視で良いので、あまり結果の出ていない1800mがカギ。極悪馬場でスタミナが削られそうです。
L2は後半2F・ラスト2Fを意味しています(Lはラストの「L」になります)。2Fまとめて24.0秒などと記すこともあれば、12.0-12.0のように1F毎に記す場合もあります。L5やL4も同様です。
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