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◎7.アロットドリーム
能力差の大きい一戦。
アロットドリームは4走前が再三言及しているハイレベル戦のメイショウナナクサ戦。3F通過33.8秒と流れたのに加速ラップになった一戦です。ここで出遅れて自分の競馬ができなかったにもかかわらず、差して3着に好走しました。
すっかり先行力の付いた今では崩れる気配がありません。
3走前は3F通過34.6秒のハイペースを、インで控える競馬に。揉まれても全く問題なく、2着に好走しました。
前々走は終い12.5秒で、本馬も止まっていないというのに、差されてしまいました。これは勝ち馬を褒めるべきレースです。
前走は1400ｍに延長して楽逃げに持ち込みました。1400ｍでも崩れなかった以上、1勝クラスはもうそろそろでしょう。
土曜の京都ダートは未勝利戦は差しが決まっていましたが、古馬戦はそうでもなく、やはりやや重らしく先行有利が基本でしょう。
柴田善臣騎手に乗り替わるので、今度はソロっと出していく形になりそうですが、この馬より速い馬の多くは内枠に多く入りました。
揉まれることもなさそうで、ここは堅軸と判断します。

○11.パスカリ
パスカリは外から楽にハナを奪えそうな相手関係なのが魅力。
1400ｍでは2度続けて捕まっていますが、それも1200ｍを過ぎてから甘くなっているだけ。
前々走は残り100ｍ付近までは先頭をキープ。1200ｍ通過は1.12.1で、L2区間も12.1秒と速い水準でまとめているというのが止まらない証左です。もちろん、芝スタートの分は割り引きが必要ですが、それを込みでもアロットドリーム以外には負けないだろう水準です。
前走に関しては1200ｍ通過が1.11.4で、L2区間は12.6秒。1200ｍ地点では逃げたフィルムアクトレスの2番手でしたが、それを考えても速い水準。
ここは外枠からすんなり逃げてどこまでか、でしょう。

L2は後半2F・ラスト2Fを意味しています（Lはラストの「L」になります）。2Fまとめて24.0秒などと記すこともあれば、12.0-12.0のように1F毎に記す場合もあります。L5やL4も同様です。