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◎5.ローランド穴狙いしたいメンバー構成で、ポンポンダリアと本命を迷いましたが、鞍上・前走内容を評価してローランドを上に取りました。新馬戦は凡戦で惨敗に終わりましたが、追い切り過程からして仕上がっていなかったので参考外で良いでしょう。2戦目は坂路での最終追い切りが一杯に追って53.0秒。終いは12.9秒と掛かりましたが、それなりに良化はしていたのでしょう、上積みが伺えた内容でした。スタートひと息で後方から。道中はポンポンダリアと並走する形で、こちらが外を回っていました。ポンポンダリアの一足先に大外を進出していきましたが、直線では苦しくなって伸びを欠きました。とはいえ、2.01.6で走破しているなら水準以上。このレースはL5が58.5秒と速く、1月の中山開催の3歳戦ではかなりレベルが高かったと考えています。京成杯の勝ち時計が2.00.5で、こちらの勝ち時計は2.00.2。ローランドは大敗だったとはいえ、未勝利なら上位の馬だと考えられます。大外を進出したのは明確に不利。追い切りでは2週連続でポンポンダリアを追走して同入。上位人気馬で強い馬が少ない、もしくは不良馬場のレースを使って価値が分からない、という印象のメンバー構成。今回、スタートを決めて、インをロスなく立ち回れば普通にあるでしょう。
○3.モスクロッサー前走は、すぐ内にいたトラストボスがスタート後に外にヨレて、そのアオリを食らう不利がありました。トラストボスもフラフラして不利にはなったものの、すぐ内に入ってコーナーをロスなく回れていました。不利が大きかったのはモスクロッサーの方でしょう。直線では最後の最後に、内のトラストボスに交わされている点が気になりますが、不利を受けたのも考えればこちらの方が上でしょうか。ダノンファラオの半弟で、父ハーツクライなら距離延長もプラスに出そう。ルメール騎手が乗るのも心強いところ。血統面や鞍上も加味して対抗とします。
▲6.トラストボス前々走は上に書いた通り、スタートでヨレてモスクロッサーに不利を与えました。直線、内からモスクロッサーを交わしたのは一定の評価を与えられます。前走は大外枠で、初角で外を回されたのが不利。それでも少し負けすぎたという印象ですが、こちらもキズナ×オルフェーヴルと、長距離は向きそうな血統で。3走前は余力ラップ戦。大きく出遅れて、上がり3位とそれなりに力は示しました。
△8.ポンポンダリアポンポンダリアの新馬戦はL2が11.2-11.3の余力ラップ戦。1000m通過は62.0秒で、新馬戦としては遅くはない中、余力ラップ戦になったのならハイレベル戦でしょう。実際、2.4.5着馬が次走勝ち上がり。3着馬は次走2着と上位馬は軒並み好走しています。8着とはいえ、33.7秒の上がりを使い、終いまでしっかり伸びたのは好内容です。上がり33.8秒で同タイムの7着だったホウオウバローロは次走、4着と健闘しています。10.11.12着馬は次走、5.5.4着と惨敗組まで好走しているので、レースレベルの高さに疑いはないでしょう。2戦目も出遅れましたが、新馬戦よりはマシ。直線ではフラフラしていましたが、これは柴田大知騎手だからでしょう。終いまでバテたような感じはない0.9秒差の8着。3戦目の前走は、ローランドが7着だったハイレベル戦。ローランドを追いかける形で外を進出しましたが、終いはパッタリ止まりました。外を回した分、伸びを欠いたとも受け取れるので許容内でしょうか。今回、陣営が「この距離ならリカバリーが利きそう」と述べているため、おそらくある程度、位置を取ってくる作戦でしょう。ゴールドシップ産駒なら2400mは問題なさそう。柴田大知騎手が買いにくく、前走内容もローランドに劣るため、4番手評価まで下げました。
L2は後半2F・ラスト2Fを意味しています(Lはラストの「L」になります)。2Fまとめて24.0秒などと記すこともあれば、12.0-12.0のように1F毎に記す場合もあります。L5やL4も同様です。
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