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京都芝はBコース替わり。JRA画像では悪い部分がカバーしきれていないように映りますが、先週日曜時点でインを通した馬がよく来ており、馬場の外目もあまり良くは映らなかったので、イン有利になると考えます。京都は土曜午前から7ミリ程度の雨が降る予報。水はけの良い京都なので良馬場か、もし稍重に悪化していてもこの時間には乾いていると思いますが、改修後の京都芝で道悪になると、差し馬の切れ味が削がれて先行有利傾向が強くなっています。
◎7.マンチェスター新馬戦はラスト2Fが11.6-11.1と大きく加速するラップに。2着ナイトスラッガーが次走勝ち上がり、3着サダメが同レースで上がり2位の脚を使って5着と好走しているので、信頼して良いラップでしょう。マンチェスターは3F通過が37.2秒の超スローを先行する形になりましたが、11.1秒に対応できず、切れ負けした結果だと言えます。その点、今の時計が掛かっている京都は向くはず。その後は成長を促すために放牧へ。シャープになって稽古も動けるようになったと前向きです。また、「時計のかかる馬場になれば」とも述べているので、今の京都は絶好の好走条件でしょう。前走で先行している馬が少ないメンバー構成なので、新馬戦が超スローだったとはいえ、再び先行できるはずです。
○8.ゴールドサーベル前走は一旦は先行態勢に入ったかに見えましたが、その後、徐々に位置を下げて後方からに。鞍上によると「ハミを取らなかった」という話です。ペースも緩んだので厳しいかと思って見ていましたが、終いは猛追。もう少しあれば差し切っていたでしょう。今の馬場で後方すぎると危険だと思うので、多少は位置を取ってほしいところです。騎乗に関しては鞍上の武豊騎手を信頼します。
▲4.スターアドミラルあまり切れる馬がいないメンバー構成なので、前残りにも警戒します。スターアドミラルの新馬戦は後半2Fが11.7-11.4の加速ラップに。マイペースで逃げられましたが、終い11.4秒のところで上位の切れ味に屈しました。前々走はハイペースで先行できず。インで前が壁になったので度外視で構いません。前走は1月のタフな京都芝で2番手から。残り200mで捕まったものの、上位馬はそれまでに速い上がりを使えていた実力馬たちで、相手が悪かったと言えます。今回は相手関係が楽になることと、更に切れ味が削がれるような芝になって巻き返せると見ます。
△1.ロストシークレット中内田厩舎×川田騎手の黄金タッグ。先週の新馬戦を除外になったから未勝利に回ってきたという話です。中内田厩舎は芝の新馬戦で破格の強さを誇ります。2021年まで遡っても芝の新馬戦では複勝率83.7%、複勝回収率106%と無敵と言って良いほど。ただ、初戦が未勝利戦の馬に限ると、芝の複勝率36.8%、複勝回収率114%になります。好走率が大きく下がっているのは人気薄の馬が多いからという面もあり、その分、回収率は高いので……。この馬は追い切りも動く人気馬です。父シユーニはシンエンペラーを出していて、日本の適性は高そう。また、ヨーロッパの種牡馬なので、時計のかかる馬場も良さそうで。押さえます。
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