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◎7.ジョーメッドヴィン
ジョーメッドヴィンの新馬戦はラスト3Fが12.1-11.6-10.9と大きく加速したショーマンフリート戦。直線の追い風の影響でこのような加速ラップになったところはあるものの、2~5着馬が次走、全て馬券絡みだったのだからハイレベル戦だったと言えます。
6着だったジョーメッドヴィンは、陣営が戦前から「血統的に先々は短距離になるかもしれません」と述べていた通り、手応えが怪しくなるのが早く、距離が長すぎたと感じさせる敗戦になりました。
距離短縮効果に期待した前走はスタートで出遅れ。3F通過が34.9秒と緩んだので痛い出遅れになりました。その後は道中、引っ掛かり気味に追走。3.4コーナーでは外目を回し、直線では内の馬と外から進出してきた馬の間に挟まれる不利。終いはよく伸びているだけに、出遅れや外回し、不利が響きました。
1200ｍで引っ掛かっていたくらいなので、距離はこのままで良いでしょう。
血統的に、時計が掛かってくれるであろう雨の小倉もプラスのはず。
まだ実績を残せていない川端海翼騎手という点が不安ですが、その点は目をつぶって穴を狙います。

○3.エクストラドライ
新馬戦は1.21.0という好時計での決着だったマーシーラン戦。
不利な大外枠でしたが、抜群のスタートを切ってハナに立ちました。
残り200ｍ手前で捕まりましたが、1200ｍ通過タイムの1.09.2は、人気のメイショウハッブルの前走走破時計と同じ。
1200ｍ地点で捕まっていたのでこれより0.1~0.2秒ほど掛かってはいますが、2戦目の上積み面や先行力を評価して2番手推奨とします。

▲5.オーヴァーザトップ
オーヴァーザトップの新馬戦は後半2Fが11.9-10.7と大きく加速したシックスペンス戦。
直線の追い風が強かったとはいえ、中山芝で終い10.7秒より速かったのは過去に1レースしかありません。超好ラップだと言えます。
オーヴァーザトップは大きく出遅れながら上がり最速で3着。力は示しました。
2戦目はスタートを決めましたが、出していくと引っ掛かってしまい、終い伸びきれず。とはいえ、勝ったオーサムストロークを褒めるべきレースで、この馬も当時の馬場を考えれば水準以上で走ってはいます。
3戦目は好発から逃げの手に。さほど厳しくないペースでしたが、残り200ｍで完全に止まってしまいました。
アドマイヤムーン産駒で、母も1200ｍで勝ち上がった馬。
血統からもレースっぷりからも1200ｍ向きでしょう。
アドマイヤムーン産駒は道悪芝を得意としているので、雨馬場も苦にしないはずです。

本命からの馬連・ワイド流しが本線。
トリガミ覚悟で対抗・単穴のワイドを押さえておきます。