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◎15.マルモリキング
逃げ・先行馬が揃ってハイペース必至。
外枠から差せる脚を持っている馬から狙います。
マルモリキングの前走はスタートを決めて好位から運べましたが、直線では前が壁に。進路を切り替えてからはジワジワと伸びていました。
進路がスムーズでも着順に変化はなかったように思いますが、1.2着は強い馬で、勝ったリュウは昇級戦で即3着に好走しています。
ラップとしても、後半2Fが11.8-12.3と芝並みに速くなった一戦で、3着でも高く評価できます。
前々走はスタートで出遅れて、後方から早めに押し上げていく競馬に。
最後は勝つ寸前で、3F通過が35.4秒と緩んだことを考えれば十分に高く評価できる差し脚でした。
1200ｍなら安定して36秒台の上がりを使えているので、今度は前が止まって届く番だと考えます。

○12.ゴッドセンド
まず、エメラルドビーチを嫌う理由から。
エメラルドビーチはダートスタートが不得手で、新馬戦と3走前は出遅れています。4走前はスタートこそ決めたものの、前が残る流れで後方からの競馬になりました。
今回、エメラルドビーチの内外の馬のテンが速い馬が多く、位置を悪くして、またしても届かず、は十分にあり得ると考えています。
ゴッドセンドはまず、4走前にエメラルドビーチに先着して2着に好走しています。このレースが1.11.7とかなり速い走破時計で、次走に活躍している馬も目立つハイレベル戦でした。
それを考えれば、ゴッドセンドは自分の分を走れていない競馬が続いています。
3走前は、出して行かざるを得ない内枠でハイペースに巻き込まれた結果です。
前々走は出遅れましたが、インをサバいて伸びてくる悪くない内容。ある程度控えても競馬ができると分かりました。
前走はスタートこそ五分でしたが、前が残る重馬場。
それでもインから伸びてきて好内容に映りましたが、陣営によると「案外。コーナーがあまり上手ではなく、阪神、京都の方が競馬はしやすい」とのこと。もっとやれると分かっているのでしょう。
ここ3戦、内枠を引いてきたので有利な外枠替わりは大歓迎。
昨春よりも力を付けてきているのは明らかです。
ハイペースをちょい差しするような感覚で乗ってくれれば。