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◎15.ラズライト
ラズライトは前々走が長期休養明けで、タマモロックの勝った超ハイレベル戦だったことを考えれば、1.7秒差は及第点です。
前走は少頭数ながらも逃げ・先行馬がまずまず揃った一戦。
2番枠から促してハナに立ちました。
このテンの速力があるならここでもハナは奪えそうです。
時計は平凡ながらも、この日の中京ダートは相当タフな差し馬場になっており、逃げ馬の馬券絡みがゼロでした。
それを踏まえれば、しぶとく粘っての0.3秒差4着は好内容と言える水準です。
1〜3着馬は現級上位の馬で、5着は初ダートの馬。
相手比較からも評価できるでしょう。
この馬は元々、5走前の東京戦の後半4Fが48.9秒で、0.4秒差と高い力を備えている馬でした。
3.4走前はハイペースになっての敗戦です。
今回は陣営が「今回は右回りに替わるから。右前脚に古傷がある馬なので、負担のかかりやすい右手前で走るのがどうか」と弱気ですが、その点には目をつぶって狙ってみたい実力馬。
中山ダートの含水率も2.3％とかなり低い水準ですが、前走ほどの差し馬場でないと想定すれば、今度は粘れても不思議はありません。
前走後、鞍上の小林勝太騎手は「もう1段階良くなりそう」と述べていました。
外枠から被せる形で逃げられるメンバーで、ペースも落とせそうです。
前走を評価して本命とします。

○2.シンボリックレルム
ずっと余力ラップ相当で走ってきており、1勝クラスでは力が上の存在です。
不利な内枠でも崩れておらず、相手が悪かったことが大半。
今回は骨折放牧明けがどう出るか、ですが、本数も乗り込んでいて大きな不安にはならなそう。
先行力も評価して対抗とします。

▲7.ランスノーブル
前走に関しては手応えが良すぎたのが裏目に出たという印象で、結果的に早めに動きすぎました。
元々、函館ではラスト3Fを12.8-12.5-12.1という優秀な加速ラップで差し切った馬なので、先行粘り込み型の佐々木大輔騎手よりも、脚を溜めるのが上手い田辺騎手の方がプラスなのではないでしょうか。
もしくは、単純にパワーアップしている可能性もあります。
いずれにしても、前走のような競馬ができるなら堅実に差してくるはずで、ペースが緩んでもマクって差して来られると見て3番手推奨とします。