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◎2.イリスアスール
前走で先行している馬が多く、未勝利戦とはいえ、ある程度流れて力勝負になりそうです。
イリスアスールは距離を短縮した前走は外枠なのもあって控える形に。
3F通過35.7秒のスローペースを先行する絶好の展開になりましたが、内を空けて走っていたところ、インを突いたタイセイフェスタに差されてしまいました。
しぶとく食い下がってはいましたが、先に抜け出された分の差がそのまま着差に表れてしまったという内容です。
ラスト2Fは11.0-11.2とまだ伸びている水準で、余力は十分にありました。
もう少しペースが流れてくれた方が力差がハッキリと出てプラスに働くでしょう。
前走はスローを先行したとはいえ、前々走のテンの1Fは12.2秒と速かったので追走負けの危険性はありません。

○9.タガノエクレール
新馬戦は逃げて、ラスト2Fが11.2-11.4の余力ラップになりました。
0.1秒差2着なら高く評価する必要があります。
その後は距離を延ばしたり、ダートに回ったりして結果が出ていませんが、弱い訳はないので、今回の芝1200ｍ替わりは大注目。
西園厩舎は短距離かダートを得意としている厩舎です。
今回、4ヶ月近くの休み明けになりますが、一週前追い切りでは坂路で自己ベストを更新。
4キロ減の河原田騎手を起用してきたので、1200ｍとはいえ、追走負けする危険性も低いでしょう。
なるべくなら、外を回さないでロスなく乗ってほしいところです。
負けてきたことで人気落ちは確実でしょうが、力はある馬なのでここは期待が膨らみます。