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今年の朝日杯は高い上がり性能を持った馬があまり見当たりません。33秒台を使ったことのある7頭の内、3頭が新潟で出した数字。日曜の阪神競馬場は少し厄介で、直線の向かい風が4〜6m/s程度という予報。これは強風の水準になります。直線の向かい風が強くなると、差し馬の切れ味が削がれて先行有利傾向が強まります。稍重の馬場に関しては乾くと思いますが、近年の阪神芝は稍重程度だと内枠先行有利がが強くなります。展開としては、前走逃げた馬が2頭・距離延長馬が6頭とある程度いますが、前走逃げたセットアップとエコロヴァルツは緩いペースでの逃げで、今回は距離短縮。先週の阪神JFより緩む可能性もありそうで、それを踏まえれば、やはり先行して速い上がりを出せるタイプが最も信頼できるでしょう。
◎5.タガノエルピーダ新馬戦は、ラスト5Fが57.9秒、ラスト4Fが45.5秒、ラスト2Fが11.0-11.0と余力ラップ基準をオールクリア。高い瞬発力に加えて、高い持続力も兼ね備えていなければ出せないラップです。2着に下したクランフォードが次走、ほぼ持ったままで楽勝しました。相手も強かったのだと確認できました。相当な実力を秘めているでしょう。先週の阪神JFを除外になりましたが、朝日杯にも登録していて期待度の高さも伺えます。阪神JFは相当なハイレベル戦になったので、今週の方が相手関係が楽だと言えるのではないでしょうか。阪神はインをロスなく立ち回ることが要求されるので、5番枠も好枠。また、3番枠のジャンタルマンタルを見ながら運べる枠の並びもベスト。レース巧者のこの馬に付いていけば、間違いはないでしょう。上がり性能はタガノエルピーダの方が上なので、差し切ってそのまま押し切ると考えて本命を打ちます。
○7.オーサムストローク新馬戦はラスト2Fが11.6-11.3秒の加速ラップ。1.2着には切れ負けしたという印象です。未勝利勝ちは好時計の5馬身差圧勝で、想像以上に強い競馬。実際に強くなったのだと思われます。前走は33.3秒の上がりを使って東京に対応できた点を評価。ただし、全くペースアップのしない超スロー戦でした。もっとペースの流れるここでどれだけの上がりを使えるかがカギになりますが、瞬発力の高さを見せられたのは相対的に有利なメンバー構成です。スタートセンスが良く、位置を悪くしそうにないところも高評価できます。
▲14.ジューンテイク新潟2歳Sの負け方を評価しています。ラスト5Fが58.4秒のハイレベル戦でしたが、この馬は出遅れ。5F目で位置を押し上げていた上で、上がりも最速と、相当に長く良い脚を使っています。3走前のききょうSも出遅れて外を回すロスの大きい競馬に。前々走・黄菊賞はほぼ位置取り勝負になったレース。前走のこうやまき賞はラスト5Fが58.2秒と速くなった中での勝利となりましたが、ここでも外々を回されるロスがありました。持続力の高さはメンバー随一です。上手くインに潜り込める競馬がベスト。人気と実力の乖離は1番大きいと考えています。スタートが得意でないデムーロ騎手に、強行軍と厳しい条件ではありますが、絶対に買うと決めていた1頭です。
△9.クリーンエア新馬戦はインで詰まってなかなか追い出せませんでしたが、外に進路を切り替えてからは一瞬で差し切りました。ハイレベルだった新潟2歳Sも悪くなく、終いはアスコリピチェーノの脚色互角。前走は出遅れたことや、稍重で切れ味を削がれたことが敗因だと考えています。速い上がりを使えない馬が多い中、この馬の上がり性能は上位。スタートさえ決めれば位置は取れるので、巻き返してきても。
△12.タガノデュード距離短縮の前走で一変。時計は平凡ですが、ラスト2Fが11.2-11.1なら余力十分の勝利だったと言えます。2着に下したガロンヌは次走、かなり強い競馬で2着。この馬も時計短縮はまだまだ可能で、大穴候補。
△13.ナムラフッカー未勝利勝ちのラスト2Fは10.9-11.7で、ラスト4Fも46.1秒と水準以上。前々走・紫菊賞はラスト5Fが57.8秒でハイレベル。勝ったジュンゴールドの圧勝だけが目立ちますが、2着以下も水準以上のレベルにあります。前走・デイリー杯は出遅れて大外を回しながら上がり最速で3着に食い込みました。上位とは進路差もあったので、そう差はないと考えています。
以下は買わない馬について。
1.エコロヴァルツ新馬戦は阪神JF6着のルシフェル相手に完勝。前走・コスモス賞は鞍上が「行きっぷりが良過ぎて抑えるのに苦労した」と述べている通り、途中からハナを奪う競馬に。力んでいて決して良いレースではありませんでしたが、阪神JFで9着のコスモディナーに6馬身差を付ける完勝。先週の阪神JFがハイレベルだったことを考えれば、この馬も相手比較から通用して良い馬です。ブラックタイド産駒なので切れるイメージはなく、阪神に対応できるかがカギ。2.ミルテンベルク小倉2歳Sは折り合いを欠いていました。勝ち馬よりも外を回っての2着は評価。ですが、前走・京王杯2歳Sも酷く折り合いを欠きました。この気性面では、更に伸びて良いことはないでしょう。3.ジャンタルマンタル新馬戦は時計こそ良かったものの、11秒台前半が2F目とラスト2F目のみで、上がりが34.6秒。血統的に速い上がりが使えないのでは?と疑っていた前走・デイリー杯は稍重になり、34.7秒で勝てるレースになりました。良馬場に回復するはずの朝日杯では危険視したい馬で、今回は高い瞬発力を持った馬に交わされるだろうと考えています。4.サトミノキラリ新馬戦はラスト2Fが11.1-11.4の余力ラップ戦で2着。勝ったドナベティは阪神JFで8着とまずまず頑張った馬です。前走は逃げたクリノハレルヤもさほど止まっていない中、上がり最速の33.8秒で差し切り。このくらいはやれる馬で、1F延長のここは試金石ですが、ビッグアーサー産駒だけに1F延長がどうでしょうか。6.セットアップ札幌2歳Sはどこを通しても伸びないため、インを通した馬が有利な馬場になっていました。スローでの逃げ切りですが、相手も強力だったのでそれなりには評価が必要。デクラレーションオブウォー産駒で速い上がりも見せていないため、瞬発力が求められる舞台がカギ。8.ダノンマッキンリー新馬戦・2戦ともに超抜時計での勝利。前走・秋明菊賞は出遅れましたが、結果的に控える競馬ができて、マイル戦に向けて好内容になりました。1.20.7で走りながらまだ余力のあるラップで、その点からはマイルも問題はなさそうですが、やはりやってみなければ分からないところがあります。折り合い面も怪しく、ここは思い切って軽視します。10.バンドシェル新馬戦はハイペースで、ラスト3Fは全て12秒台のラップに。出遅れて、早めに外を進出。豪快に差し切りました。前走・京王杯2歳Sは大逃げがあってハイペースでしたが、上位馬は33秒台の上がりを使っているので、後続スローだったと見て良いでしょう。良い形で運んでいましたが、上位には切れ負け。更に延長となるのは厳しいでしょう。11.タイキヴァンクール新馬戦はエンヤラヴフェイスと0.9秒差。この差を埋めなければなりませんが、距離を短縮した2.3戦目の内容は平凡で、厳しいメンバーだと言わざるを得ません。15.エンヤラヴフェイス新馬戦はラスト5Fを58.0秒でまとめるハイレベル戦。新潟2歳Sは馬の後ろに入ってズルズルと後退。外枠を引いたデイリー杯は大丈夫だろうということで本命にしましたが、ここでもやや下がる場面があり、信頼できません。この馬にとって外枠はプラスですが、そもそも阪神で外を回るのは不利。インに入れないだろうと考えて消します。16.アスクワンタイム前走・京王杯歳Sは鞍上が「位置取りもペースも馬場読みもばっちりで、うまくいったと思った」という話でしたが、ラスト1Fで伸びを欠いて失速。更に1F延長では買いにくくて。17.シュトラウス新馬戦は不良馬場ということを踏まえれば、ラスト4Fの46.8秒は速かったと言えます。前々走のサウジアラビアロイヤルカップは出遅れて折り合いを欠きました。レベル的にはまずまず高かったので3着は及第点。前走も折り合いを欠いて、ラスト1Fは12.4秒と掛かりました。1F短縮は良いですが、買いにくい馬になってしまったと考えています。この馬も内枠に入ると折り合い面が怪しいので、外枠歓迎だそうですが、外を回るのなら軽視しやすくなりました。
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