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逃げ馬多数のメンバー構成。内からヒロノゴウカイ、ヒビキ、エランティス、クリーデンス、ルアルと揃ってハイペース必至と見ます。内枠から差せるタイプを抜てき。中京ダートは午前まで確認しましたが、含水率の低いダートらしく差しは届いています。
◎8.ドラゴンゴクウ久しぶりのダートだった8走前のラップを高く評価していた馬。中山ダート1200mでL2が12.3-12.4は全く止まっていないラップで、よく差してきています。その後、詰まったり後ろすぎたりして評価は上がらないまま、1勝クラスを突破。昇級戦は1400mを使いましたが、残り200mを過ぎてから甘くなって5着。やはり1200mの方が良さそう。前々走はインで詰まってほぼ追えないまま終わりました。前走は出遅れて上がり最速は使ったものの、4角最後方では届くわけもありません。今回、昇級してから始めて1200mを使うのはかなり魅力的。古川吉洋騎手は地味な印象ですが、馬群をさばける腕はあるので、長く乗っていた藤田菜七子騎手からは鞍上強化だと考えています。おそらくは左回りを狙っての中京遠征。左回りの1200mで改めて期待します。
○7.パルデンスパルデンスの前走はドラゴンゴクウが出遅れて上がり最速タイをマークしたレースですが、本馬も同じ上がりを使って差を詰めました。前々走はアオって最後方から。ここでも上がり最速を使いましたが、ラスト2Fが12.1-12.5と前も止まってくれず、0.6秒差の7着まで。3走前の時に、陣営が「最近は体調がいいせいか、芝もダートも大崩れしなくなっています」と述べていましたが、ここ2走はむしろ更にパワーアップしている印象です。
ここはドラゴンゴクウとパルデンスからフォーメーションを組んで勝負します。
▲1.ラックスアットゼアラックスアットゼアは1勝クラス勝ちの時計・ラップが優秀。スタートは出遅れてリカバリー。ラスト2Fは12.0-12.1の余力ラップ戦を差し切り、能力の高さは本物です。中山ダート1200mの昇級戦はそれなりに伸びてはいますが、休み明けで+8キロ。仕上がりが万全ではなかったという話です。前々走はラスト2Fが11.7-11.9という芝並みのラップをダートの良馬場で刻みました。勝ったバグラダスはこの時点で上でも通用だと感じたレースで、ラックスアットゼアもしぶとく食らいついていました。前走も好時計で走っていますが、勝ち馬も強くなかなか差が縮められませんでした。内枠有利の中京ダート1200mで最内枠を引きました。ずっと外枠を引いて揉まれるという競馬を経験していないので、諸刃の剣になりそうですが、能力の高さで何とかなるだろうと考えて3番手評価とします。
△13.スカーレットジンク陣営が「うまく立ち回れた時とそうでない時の差が大きいが、勝ち切るだけの能力はある。内枠が理想」と述べているだけに、やはり外枠はマイナスだろうと考えて評価を落とした形です。とはいえ、ここは外枠勢が速く、被せていく隊列になるので外枠の不利も軽減されそうです。休み明けはこの馬自身得意としていますし、最終追い切りも坂路で好時計を馬なりでマークしています。前走は道中、ラックスアットゼアの後ろを付いていく形で、直線はイン突きで見せ場十分。終いに失速したので、中山よりは中京がベターでしょうか。評価したいのが3走前で、上位のアームズレイン、メイショウピース、レディフォースはいずれも強力3歳馬。結局、前に行ったこの3頭で決まりましたが、本馬はインを突いてレディフォースに先着しそうな惜しい4着でした。もう2勝クラスでの力上位は明白だと考えていますが、外枠のせいもあってか、妙味あるオッズに。ラックスアットゼアとスカーレットジンクの枠が逆だったらベストでしたが、この枠でも好走可能と見て4番手評価にします。
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