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◎7.サドルサドルは元々、未勝利勝ちのラスト4Fが49.3秒とかなり速く、5馬身差の圧勝でした。しかも、当時は冬場でかなり時計がかかっていた小倉ダートだったのだから価値は相当高いと考えています。昇級戦は出遅れてリカバリーしたものの、ハイペースになって失速。その次走は2100mと距離適性外でした。長期休養明けの3走前は+18キロで動けず。前々走は芝&またしても+6キロと増えていました。前走は-26キロと一気に絞れたことと距離短縮で内容が一気に良化。2番手追走から一旦は先頭に立ち、見せ場十分でした。7着とはいえ、2.3.6着がすでに1勝クラスを突破しており、相手も強力でした。今回は相手関係が楽になります。また、休み明けですが、追い切り過程が良く、前走時は一杯や強めに追って絞りたい様子が伝わってきましたが、今回はほぼ馬なりのみで時計も出ています。本来の力さえ出せれば、突破できる器のはずです。14.ショウナンハクウンがブリンカー再装着というのは多少気がかりですが、この馬はスタートがひと息。テンの速さはサドルの方が上です。テンの速いトモジャケーヤとレオキーの外に入ったのは幸い。モカラエースも速いですが、おそらくは無理に主張はしないでしょう。ハナか、外の番手で競馬ができれば、今度は馬券に絡めるはず。
○10.ジャーヴィス5走前の園田での好時計から注目していた馬。3走前は出遅れて、イン突きで5着。前々走は5番枠から先行したものの、ハイペースになって失速しての5着。前走はかなりの好時計だったので6着でも水準以上。外枠で位置は悪くしないはずで、メンバーレベルの下がったここは馬券に絡む時だと予想します。
▲5.レオキーレオキーは1700mの余力ラップ戦で0.4秒差の好走歴があります。未勝利勝ちの札幌ダートは、外差し天国と言って良いくらいに外枠差し馬が活躍していた開催。ラスト1Fこそ13.9秒と一杯一杯でしたが、逃げ切ったのは一定の評価を与えられます。前走は3F目では勝ち馬にハナを奪われて、6F目でまたしても他馬にマクられる厳しい展開に。ハイペースにもなっての惨敗なので度外視で構いません。ひと叩きして気配は上向きという話です。テンの速度は1番で、逃げれば残す可能性は十分。1400mへの距離短縮で粘りも増すでしょう。
トモジャケーヤの前走は出遅れて大外を回すかなり苦しい競馬になりましたが、ジャーヴィスとタイム差なし。強いのは認めますが、今回は不利な最内枠。内から無理に出していくか、控えて外を回すか、いずれにしてもまた苦しい競馬を強いられるはずです。モカラエースは未勝利勝ちのラップが平凡で、1勝クラス3着時も相手がかなり弱かったと言えます。外枠から先行できて展開は恵まれそうですが、力で一枚落ちると考えて消します。ショウナンハクウンのブリンカー着用は少し怖いですが、ダートでの未勝利勝ちは相手にかなり恵まれています。この組でダートで勝ち上がった馬は他にゼロ。ラスト1Fも13.7秒と失速しているのに圧勝というのは、相手が弱かったからに他なりません。スタートも不安定な馬なので軽視します。
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