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京都芝はインがだいぶ荒れているようで、内回りも外枠有利の傾向になってきています(1200m除く)。ここは外枠勢を中心視。
◎18.タイセイタリスマン新馬戦は800m通過49.6秒の超スローペースで逃げましたが、ラスト2Fが11.4-11.1と加速ラップになりました。タイセイタリスマンはゴール直前で狭くなる不利があり、それで0.3秒差なら評価できると考えていました。しかし、その後は追走に苦しむ競馬ばかりに。2走前はブリンカー着用で挑んだものの、周りが速かった上にすぐに前に入られてしまい、中途半端な競馬のまま終戦。前走はハナを切るための距離延長で、上手く逃げることができましたが、如何せんペースが速くなりすぎました。800m通過45.8秒は完全なオーバーペース。それでも残り200m地点まではよく粘っていて進境は伺えました。1400m通過は1.22.4で、この地点では交わされていて先頭とは1馬身ほどの差。この馬自身、1.22.7程度で走破していると考えれば十分に優秀な水準。このメンバー内の持ち時計最速は1.22.9です。今回は逃げて粘り込ませるための距離短縮のはずで、大外枠なら前が壁になることもありません。今度は馬券内に粘り込めると考えて本命とします。
○11.ララモンストル新馬戦はラスト2Fが11.2-11.3の余力ラップ戦で、0.4秒差でした。最後は伸びずバテずといった内容で、逃げ馬との差は縮まらず広がらず。あまり切れ味ある馬ではないようで、陣営が「現状はヨーイドンより、ペースが流れた方が良さそう。1400メートルがいい方に出れば」と述べています。であるならば、タイセイタリスマンが刻むだろうハイペースはピッタリ。新馬戦はテンの1Fこそ遅かったものの、二の脚が速くて競馬センスあり。タイセイタリスマンとセットで来るだろうと考えて対抗とします。
▲13.ラヴァンダ前走は新馬戦としてはペースが速く3F通過34.6秒。ラヴァンダは終い伸びてきましたが、ゴール前で狭くなる不利があっての0.2秒差。着順には影響なかったかもしれませんが、タイム差は縮まっていたはずです。この新馬戦は、勝ったバンドシェルが京王杯2歳Sで4着で、4着馬が次走2着に好走。9着馬は土曜に勝ち上がりました。重馬場で1.22.9の走破時計なら優秀。新馬戦のペースが速かっただけにこの馬もタイセイタリスマンのラップに合うはずと考えて3番手評価とします。
△3.ハヤブサソンタクンとにかく出遅れ癖が目立つ馬で、上位の印は打てませんが、穴ならと考えて推奨。新馬戦はタイセイタリスマンとは0.2秒差。2戦目はフェンダーの刻む超ハイペースに対応して上がり2位タイの脚は使いました。フェニックス賞は珍しくスタートを決めて押していくと掛かり気味に進出。最後は伸びあぐねましたが、2着以下とは脚色が同じで悪くない競馬はできました。その後のダートは度外視。これもフェンダーの超ハイペースに対応したことから差してくる可能性を考慮に入れて少額押さえます。
バランは前走の上がり33.6秒がこのメンバー内ではダントツの数字なのですが、当時の阪神Aコースは速い上がりが出すぎていて、私も能力比較する上で苦戦しています。信頼できない上がりの割には人気になっているということで、今回は嫌ってみます。
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