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内には掛かり気味に逃げるフィルムアクトレス、外には前走・地方交流戦で掛かり気味に逃げたルナビス、中には砂を被ると脆くなるトモジャケーヤがいます。他にも先行馬が多数いて差しが決まりそう。ただ、先行馬も相当強い馬が揃っているので、全て崩れてはくれなそうなのが厄介です。
◎15.ゴルデールスカー未勝利戦で加速ラップを差し切った内容から、1勝クラスでは通用するとずっと考えている馬。前走はある程度の位置を取れるだろうと見込んで本命を打ちましたが、スタートがイマイチで位置が取れませんでした。それでも上がり2位の36.6秒で追い込んできましたが、馬券に絡むには0.2秒足りず。スタートの出自体は良い馬なので、今回はもう少し良いスタートを決めてくれるはず。差し馬で最も人気になるメイショウタイゲイよりも速い上がりを使えていて、時計的にも互角なだけに、同等の評価を与えられるはずですが、馬柱が汚れてまたもや人気にならないようです。2-4走前は1700mが微妙に長かっただけで、5走前は世代限定戦で相手が強すぎただけ。1400mなら1勝クラス上位の力は持っているので、改めて期待します。
○10.メイショウタイゲイメイショウタイゲイは距離短縮が成功してずっと崩れていません。ここ3走は強い3歳馬に負けてきているだけではありますが、ここも強い3歳馬が多いメンバー構成。とはいえ、先行馬ばかりのため、共存できずに飛ぶ馬も多く出てくるでしょう。砂を被ると進まなくなるところが厄介ですが、外枠を引けたのは幸い。ゴルデールスカーと一緒に追い込んでくると考えて対抗にします。
▲13.ジャーヴィス園田の交流戦での時計が優秀だったことからマークしている馬です。3走前は距離が長すぎました。前々走は出遅れながらも、内をタイトに回ってきて5着に浮上。前走はスタートこそ決めましたが、ハイペースを先行する形に。揉まれ弱い馬の内枠だったので、揉まれないためにも出さざるを得ませんでした。外枠替わりの今回は、行く馬を見ながら中団からの競馬もできるでしょう。ベストポジションを確保できる可能性は十分です。なお、園田1400mでは勝ち時計が1.29.4で、上がりが37.6秒。ここで人気のルナビスの前走は1.29.3で、上がりが37.7秒。ルナビスの方が時計のかかる馬場だったので同じには扱えませんが、時計的な比較ではそう差はありません。
あとは前目で残りそうな先行馬を中心に流します。
△9.トモジャケーヤ4走前のパトロールビデオを見る限り、砂被りがダメなタイプですが、フィルムアクトレスの外2番手を確保できる可能性はあります。△11.ダノンバビル初ダートですが、半兄にはダート2勝のダノンバジリアがいます。ロードカナロア産駒なら走ってきても不思議はありません。△14.ルナビス前走・交流戦は掛かり気味に逃げましたが、タイム指数が優秀。1勝クラスなら通用する水準にはあって。△16.ケイアイアニラ前走は相当強力な馬相手に4着。着差こそ1.0秒差を付けられましたが、この馬も1勝クラス突破レベルで走破しています。3着ダノンミカエルは2勝クラスも突破しており、5着エミサキホコルも1勝クラス突破。前走は1番枠で揉まれましたが、今回は揉まれない大外枠で。
フィルムアクトレスは外の強い馬に潰されると見ます。ジョヴィアンの前走はハイペースをよく粘ったという内容ですが、新馬戦では砂を被って後退していました。今回はほぼ揉まれることになるでしょう。
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