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先週の京都芝は差し馬がよく届いていましたが、強い直線追い風の影響もあったと考えて良さそう。追い風の影響がラップにも表れて、加速ラップ戦が非常に多くなっていました。先週の傾向から差し馬場だと考えるのは危険でしょう。中距離の世代限定戦は、折り合いに専念させたい陣営の思惑もあってスローペースになりやすくなっています。京都2歳Sに関しても、スローからの3F戦になりやすい傾向です。前目に付けつつ、速い上がりを使える馬がベターと考えて予想いたしました。
◎9.ホウオウプロサンゲアイビーSのパフォーマンスが衝撃的。1000m通過63.1秒のスローペースを楽に逃げられたとはいえ、ラスト5Fの57.7秒、ラスト4Fの45.1秒、ラスト2Fの10.9-11.0は並の馬では出せません(逃げて0.1秒差2着だったのでほぼホウオウプロサンゲのラップです)。水準以上の新馬勝ちだったレディントン以下は4馬身も離されており、上位3頭まではG1級の可能性も十分。新馬戦から仕上げて来ないことの多い矢作厩舎なだけに、3戦目でようやく本来の力を出せたのでしょう。半兄にはヴェロックスがいて、父はキズナ。瞬発力で劣りそうな血統だけが不安ですが、アイビーSは上がり33.2秒と水準以上の瞬発力も見せました。持続力に関しては、L5・L4の余力ラップ基準を大幅にクリアしているだけに高いものを持っています。前走のテンの1Fは13.3秒と遅かったので、自然と控える形の競馬になるはず。控えて勝っている馬だけに問題はないでしょう。先行しつつ、速い上がりでまとめられるだろうと考えて本命を打ちます。
○5.シンエンペラーこちらも矢作厩舎。父シユーニは日本であまり馴染みがありませんが、凱旋門賞馬ソットサスを出しています。日本での産駒は末脚を武器にする馬が活躍中。新馬戦はラスト2Fを11.1-11.0でまとめて3馬身差の楽勝。新馬戦時は一杯追いが多く、急仕上げになっていた模様ですが、今回は馬なりのみの調整。1回使ったことで完全に仕上がったようです。初戦から高いパフォーマンスを披露していた馬が、更に上積みありだというのなら楽に突破しても不思議ありません。
▲7.ギャンブルルーム札幌2歳Sは馬場全体が荒れて外に出しても伸びない馬場に。馬場全体が悪いので結果的にイン前有利の馬場になっていました。切れ味も削がれる馬場で差すことも困難に。道中、外目を通っていたのは不利と考えていますが、3番手追走から3着なら十分頑張ったと言えます。新馬戦はラスト2Fが11.0-11.6の余力ラップ戦に。ややタフな馬場の中、ガラ空きになった最内をロスなく立ち回ったのはむしろ有利に働いたと考えていますが、上がり33.7秒は次点に1.1秒差もの差を付けた図抜けた数字。メンバーレベルは相当に高く、ブービー負けのクイックバイオですら連勝。シンガリ負けのジーティームテキも先日、未勝利戦で3着に食い込みました。ダートも含めて、出走7頭中5頭が勝ち上がり。力は間違いありませんが、キズナ産駒の牡馬なのでスロー過ぎて高い切れ味が要求されると分が悪そう。欠点はそのくらいしか見当たりません。最終追い切りは栗東坂路。馬なりで自己ベスト更新です。
△1.オールナット新馬戦は京都の重馬場。時計のかかる馬場でラスト2Fを11.0-11.3でまとめたのは非常に優秀。11.0秒のL2区間で後続を引き離して勝負を決めました。最後は手綱を緩める余裕。ラスト4Fの47.0秒は、この日の短距離含めて全レースで最速の数字。1000m通過65.3秒の超スローだった点だけが気になりますが、高い持続力と瞬発力を兼ね備えていると見て良さそうです。
△2.ルカランフィースト新馬戦は好発から2番手。直線は手応え抜群で追い出しを待つ余裕。追い出してからは逃げ馬をしっかり捉えました。ラスト2Fは11.0-11.0の余力ラップで、末脚はかなりのもの。イスラボニータ産駒は東京を大の得意としていて、勝率・勝鞍ともにダントツ。京都替わりがマイナスに働くだろう点は気になりますが、新馬戦のパフォーマンスを評価します。
△3.キープカルム新馬戦は好時計だったジャンタルマンタル戦で2着。4角で外に膨れるロスがありました。2戦目は距離延長でパフォーマンスアップ。ラスト2Fが22.6秒の余力ラップ戦になりましたが、ラスト4Fも46.3秒と水準以上。この未勝利戦は前走で馬券に絡んでいた馬が多く、メンバーが揃っていました。一定の評価は与えられます。
6.パワーホール新馬戦は1000m通過64.4秒の超スローとはいえ、札幌芝でラスト2Fを11.2-11.1でまとめたのは優秀。この新馬戦は他に芝で勝ち上がった馬こそいませんが、4馬身差で上がり最速ならこの馬だけが抜けていたと考えられます。前走の札幌2歳Sはとにかく馬場。イン前有利の馬場で2番手からなだれ込んだ2着。位置取り勝負の面が大きかったとはいえ、弱ければ2着に残せません。この馬までは高く評価。
以下、買わない馬について。
4.ダノンデサイル新馬戦は出遅れ。ラスト2Fが22.3秒の余力ラップ戦で、上がり2位を使って力のあるところは見せました。未勝利勝ちもスタートはイマイチでしたが、リカバリーして2番手に。距離を延長して余力ラップを使えなかった以上、このメンバーでは多少劣るだろうと考えました。
8.コスモエスメラルダ新馬戦は超スローからラスト5Fが58.6秒と水準以上でしたが、ラスト2Fは11.1-11.9で余力ラップ基準はクリアならず。この手の馬は持続力はあるけども瞬発力に欠けるパターンが多く、ゴールドシップ産駒という点からもそのイメージ通りだと考えます。ここでは瞬発力が足りないでしょう。
10.プレリュードシチー余力ラップ戦だった新馬戦は、L1区間でオールナットに突き放されました。未勝利戦は勝ちはしたものの、京都から東京・重馬場から良馬場替わりだったのに上がりをさほど詰められませんでした。2戦目は余力ラップ戦でもなく、上位馬に比べればやや劣ると考えました。
11.コスモキュランダ前走は重馬場の新潟で勝利。スローの前残りで評価はできません。それ以前も34秒台の上がりを使えておらず、ここでは脚が遅いと見ています。
12.ディスペランツァ前走は全くペースアップしないレースで、ずっと12秒台が持続。ラスト2Fだけ11.5-11.9と速くなりましたが、スムーズに加速できたディスペランツァに有利な展開だったと考えます。余力ラップを出してきている馬多数の中では強調しづらくて。
13.サトノシュトラーセ新馬戦は出遅れ。力あるショウナンラプンタの2着という点は評価できますが、一瞬にして離されてしまいました。2戦目は重馬場でラスト2Fを11.4-11.7でまとめて5馬身差圧勝。2戦目の上積みがあったかと思いますが、どうも血統的にも道悪を得意としていそうで強調しにくい馬です。川田騎手人気して飛んでくれるのが、個人的な願い。
14.カズゴルティス新馬戦はマイペースの逃げでしたが、ラップ的に評価すべき点はありません。2着馬こそ勝ち上がりましたが、上がり上位で差してきた3.4着馬が次走、人気を裏切っており、このメンバーで評価できる馬ではありません。
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